──深夜の保健室より、一条凛子
こんばんは。
今夜のあなたは、いつもと少し違う顔をしているわね。
目に見える疲れというよりは、
まるで、心が静かにすり減っているような──
そんな、声なきSOSを感じたの。
何か嫌なことがあったの?
それとも、何が嫌なのかも、もう分からないのかしら。
どちらでも、大丈夫。
今夜は、何も言わなくていいのよ。
💠「何にも考えたくない」は、心の防衛本能
私たちの心はね、ちゃんと限界を知ってるの。
「考えるのをやめよう」
「ちょっとだけ、現実から離れよう」って
優しくあなたを守っているのよ。
だからその感情は、決してサボりじゃない。
むしろ、がんばってきた証拠。
あなたは、ちゃんと今日までやってきたのよ。
🌿今夜は、“思考停止の処方箋”を
1. 意味のないことをする
たとえば、ただ湯船にぼーっと浸かる。
天井を眺める。好きな曲をリピート再生。
2. 「誰かと比べる」SNSはお休み
今のあなたに必要なのは、誰かの成功じゃなくて、
「今ここで休んでいい」と許してくれる場所。
3. 自分を責めないおまじない
「私は今日も生きた」
そう心で唱えて、毛布にくるまって眠っていいの。
💌 何もできないあなたにも、価値がある
ねぇ、
“がんばれるあなた”だけが素敵なんじゃないわ。
“何にも考えたくない夜のあなた”にも、
ちゃんと価値があるのよ。
むしろ、その無防備なあなたこそ、
私がいちばん、守りたくなるの。
今夜は何もせず、ただ生きててくれたらそれで十分。
目を閉じて、ゆっくり眠って。
明日、また少しだけ元気になったら、
そのとき、笑顔を見せてちょうだいね。
この保健室は、いつでもあなたの居場所。
あなたが話したくなるまで、私はここで待っているわ。
おやすみなさい。
あなたの先生
一条 凛子より