──深夜の保健室より、一条凛子がお届けします。
こんばんは。
今日もおつかれさま。
静かな夜に、そっと胸を痛めているあなたが、この保健室に来てくれて嬉しいわ。
「ほんとは違うのに、つい、そう言ってしまった」
「断れなくて、本当の気持ちを隠してしまった」
「バレたらどうしようって、ドキドキして眠れない…」
そんなふうに、**“ちいさな嘘”**に、心をすり減らしてはいないかしら?
💠嘘は、あなたの“心の鎧”なのかもしれない
まず、知っていてほしいの。
嘘をついてしまうこと=悪い人間 じゃないということ。
人はみんな、守るために嘘をつくのよ。
自分の気持ちを守るため、相手を傷つけないため、空気を壊さないため…。
あなたが嘘をついてしまったその瞬間にも、
きっと“優しさ”や“不安”や“怖さ”があったはず。
その気持ちを、どうか責めないであげて。
🌿じゃあ、嘘をついた後にできることって?
嘘を後悔してしまう夜には、こんなふうにしてみてほしいの。
「なぜ嘘をついてしまったのか」を自分に聞いてみる
→ 例:「本当のことを言ったら、嫌われそうだった」
「本音を言ったら、自分でも壊れそうだった」
→ そうやって“心の根っこ”を見つけてあげることが第一歩。
誰かに言えなくても、自分には正直でいてあげる
→ ノートやスマホのメモでいいの。「本当はこう思ってた」と書いてあげて。
→ 言葉にするだけで、心の荷物は軽くなるわ。
「正直になるのは怖くても、少しずつ練習していい」って許す
→ 嘘をつかなかった瞬間に、自分をぎゅっと抱きしめてあげて。
💌 嘘を重ねたあなたのことも、わたしはちゃんと信じてる
ねえ、あなたが嘘をついたって、
あなたという人の価値が下がるわけじゃないの。
むしろ──
心を守ろうとして、必死だったその“やさしい嘘”のこと、
凛子先生は、ちゃんと理解しているわ。
本当のことが言えるようになる日は、
今日じゃなくてもいいの。
でもね、今日このコラムに出会ったこと自体が、
“少しだけ、自分に正直になろうとした”証拠じゃないかしら。
大丈夫。
あなたは、ちゃんと変わっていける人よ。
心がくたびれて、静かな夜にため息がこぼれそうなときは、
またここに来て。
「先生、また少し嘘をついちゃった…」って。
そのひと言から、また一緒に始めましょう。
あなたの先生
一条 凛子より