"学校の授業がかんたんすぎる"特異な才能のある児童生徒とは

"学校の授業がかんたんすぎる"特異な才能のある児童生徒とは

記事
学び
「授業中に退屈そうにしている姿がよく目立つ」
「説明を聞く前にもう答えを書き始めている」
「『問題の説明をするときどうしても割り込んできてしまって』とよく言われる」
そんな子どもの様子を聞くと、"学校の授業についていけていないのでは?"と感じるけれども、先生からは勉強はできると言われる。
もしかしたら、その子は特異な才能のある児童生徒なのかもしれません。

才能があるからこそ本人ももどかしい

子どもたちは、得てして知的好奇心旺盛で、自分なりの視点で物事を見ています。特異な才能のある子どもも同じで、授業で勉強していることの知的好奇心も大いにあるのです。ただ、学校現場ではその知的好奇心を満たせず、残念ながら抑えつけてしまうことがあります。
このような子どもは英語では”ギフテッド(Gifted)”と呼ばれています。
"生まれながらにして才能をギフトされた子"という素敵なネーミングがついているのですが、日本ではこのような子たちがのびのびと成長できない環境になってしまっているのかもしれません。
しかし、GIGAスクールが始まり、個別最適な学びが叫ばれている現在では、そのような子たちへの理解が進んできています。

文科省も認めた「特異な才能のある児童生徒への支援」の必要性

文部科学省は、次期学習指導要領に向けて、改めて特異な才能のある児童生徒についての話し合いを行っています。
特異な才能のある児童生徒の可能性を早期に見出し、伸ばす教育的支援が必要
知的好奇心が高い子どもが、学びから離れてしまわないような学習環境づくり
個別最適な学びを重視し、多様なニーズに応える学校づくりを目指す
答申の内容をかんたんに要約しましたが、審議が進められていることは明らかであり、そのような答申の情報は教育現場にもおりてきているはずです。なので、教育現場でも随時そのような子たちへの対応が進んでくると思います。
とはいえ、今もどかしい気持ちを抱いている子たちへの対応がすぐにできるわけではないと思っています。
だからこそ、学校の先生や外部と連携しながら学びの環境を整えていくことが非常に大切です。

現場で見たもどかしい子たちの姿

私もそのような才能のある児童との出会いがありました。
小学3年生で出会ったその子は、勉強が大好きでしたが、それ以上にいろんなことに知的好奇心をもった子でした。授業をしていると教師以上の知識をもって疑問を投げかけてくるもんですから、計画通りには授業が進みません。でも、徐々にそれが楽しくなってきて、何かあるたびにその子と授業中にしゃべっては豆知識を言い合っていたものです。
その子が小学5年生になった時には、自主学習で読書感想文を書いてくるほどになっていました。私はその成長がうれしくて、「〇〇読んだ?読んだら教えてな」と個人的に伝えていたほどです。
ただ、授業中の発言の姿に変化がありました。そこまで自分の意見を発言しなくなったのです。リアクションはしてくれるのですが、疑問をたくさん投げかけることがなくなったのです。これはみんなで勉強する中で身に付けてきた素敵な人としての成長なのですが、一方で知的好奇心を満たしきれていないのではないかと思うようになりました。
その子も授業中に自由に発言できないことにもどかしさを感じていたのではないかと今になって思います。

その子たちがのびのび育つためには

NG行為
「それ、いまやらなくてもいいでしょ?」
「そんな難しいこと後でやれば?進んでないよ」
見た目では不要な行為をしているように見えても、知的好奇心にあふれた子たちの頭の中はフル回転中かもしれません。
ついつい言ってしまうことですが、時間に余裕があれば遠くから見守ってあげましょう。
やってほしいこと
「面白いね、どこで聞いてきたの?」と興味の背景に関心を寄せる
ふとした時に調べられるように、本・ネットなどを身近に置いておく
学校の勉強と関係なくても、称賛してあげる
知的好奇心を認めてもらえることが何よりの栄養になります。

ご紹介:"ちょっと違う学び"に向き合う完全個別オンライン指導

こうした子どもたちの"ちょっと違う学び"を一緒に考えていくための完全個別オンライン指導を行っています。
好きなことを深堀りしたい
授業のペースが合わなくてもどかしい
学校では扱わないテーマやICT、生成AIの活用など型にはまらない学びの支援を行っています。

サービスの詳細はこちら

まとめ:特異な才能は"見過ごされやすい"才能

「落ち着きがない」「扱いづらい」と誤解されることがありますが、だれよりも学びに前のめりで、感じた疑問をその場で解決したいという知的好奇心を非常に強くもっています。
そんな特異な才能は、成長とともに見えにくくなり、特に集団の中では、自分から目立たないようにしてしまう傾向があります。大人になってからあの頃はもどかしかったという声も探すとたくさん出てきます。
いま、文科省を始め教育界も変わり始めており、「個別最適な学び」へとシフトを始めています。
このタイミングだからこそ、大人が子どもの「好き」や「知りたい」にしっかりと向き合っていくことが求められています。
子どもの可能性を最大限広げるために、のびのびと育つ道を一緒に探していきましょう!

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す