【中学受験】『絶対に嘘をつかない。』 同じように子を持つ親としての礼儀。

【中学受験】『絶対に嘘をつかない。』 同じように子を持つ親としての礼儀。

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学び
指導する上で、私が1番注意していることがあります。それは『絶対に嘘をつかない』ということです。
私も2人の息子の親なので、ご両親のお気持ちはよくわかります。 
『できもしないことは言わない。』
『無駄に期待させることも言わない。』
『実現可能なことしか言わない。』
『どのくらい期間でどのくらいやれば、どのくらいの実現可能性があるのかも正直にお伝えする。』
『言うべきタイミングは検討するが、最終的には事実は正直に伝える。』
このように考えて行動しています。
このような姿勢でやっているので、ご家庭によっては逆鱗に触れることがあります。あまりにも無理な目標の時は、私の実力ではどうしてもご家庭のご希望に添えないことがあります。
『こういうことを言って欲しいんだろうな』
『自分の期待した答えが出てくるまで、ずっと質問してくるのだろうな』
ということは、何となくわかります。
自分の考えが肯定されて、心の平穏が欲しいのだろうなとわかるのですが、、、。
こうなった時に、心の中で葛藤します。
『客観的に見ると現実的にほぼ不可能なのは明らかなのに、ここで無理だと言ってしまうと、私自身が無能だと思われてしまう。無能だと思われないように、実現可能性が低くても、相手が期待していることを言うべきなのか?ここまで愚直に頑張ってきたのに、こんなことで評価を落とされていいのか?』
私も弱い人間なので、こういったことが頭を過ぎってしまいます。まだまだ修行が足りないな、、、と思う瞬間です。
『迷っているようじゃダメだ』と、最近は思うようになり、はっきりお伝えするようにしています。
その決断を後押ししてくれるのは、中学受験の当事者である子供の存在です。
ここで私が親にとって耳心地の良いことを言ってしまったら、子供が変わるきっかけを潰してしまうことになります。それだけはしたくありません。
私が正直に事実をお伝えした瞬間に、とても冷たい空気が流れます。
『プロとか言っちゃって、そんな当たり前のことしか言えないの?』
という視線が飛んできます。そして、
『ご期待に応えられず、大変申し訳ありませんでした。』という言葉で終わります。
この方はイエスマンを求めて旅に出ます。
こういうご家庭は、おばあちゃんが教育資金を出すことが多く、おばあちゃんも面談に参加することが多いです。お母さんが強引な発言をなさっている時の、おばあちゃんの申し訳無さそうな表情が頭から離れません。一人でもわかってくれる方がいるだけで救われます。
とにかく嘘をつかない。
同じ子を持つ親として、正直に向き合うことこそが、相談してきてくれた方への礼儀だと思っています。

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