偏りや偏見がある可能性があるので予めご了承下さい。
当方が重度専門だからという理由もありますが、相談者さんから悪い精神科医の話しばかりを沢山聞いて来ました。
そして必然的に、セカンドオピニオン、サードオピニオンを推奨するのですが、
主治医を変える事に忖度してしまったり(長年の付き合いがあるから)、
良い先生だと信じ切っている(「私が苦しいって言うと薬を増やしてくれる良い先生なんです!」)、
病院を変えるのが億劫だったり(大変だ、面倒くさい、気力がない)、
また仮に、他の病院に行ったとしても、中々良い精神科医に巡り合えないという問題が確実に起きます。
ある相談者さんは、私の話を聞いたあとで2つ病院を変え、他県にまで行って、私も納得できるような良い先生を見つけ出したという方がいます。
月に1回とは言え、片道4時間、往復8時間以上掛けて通われました。
酷な話ですが、薬を使っている以上は、この作業は絶対的に必要になります。
薬に関してだけでも、まともな考えを持った良いお医者さんを見つけ出さない限りは、回復は有り得ないからです。
では、まともな良い医師とはどんな人のことを指すのか。
①診断に慎重 薬の処方に慎重
まず患者さんに多くの質問をし、多くの話を聞き出してくれる先生であること。
病名がそもそも間違っていたなんてことすらあります。通い続けて途中で診断名が変わったり、病名が増えたり、セカンドオピニオン、サードオピニオンによって変わったなんて事もあります。
病院の先生なのにそんな事があるのか?と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、普通にあります。
つい最近もあったのが、身体症状症を、「変わったパニック障害」だと診断していた精神科医がいます。
薬の処方に対しては、最近では、症状によっては薬を処方しない先生がいるという話をちらほら耳にするようになって来ましたが、
と同時に、②を推奨してくれる先生である事が重要になります。
②カウンセリングを推奨する(若しくは必須とする)
そもそも自分の力だけでは解決できない問題や悩みや不安や苦しみを抱えて来たからこそ、それが長期であったからこそ病を発症しています。
そこには誰も相談できない、信用できる人がいない、心配を掛けたくない、恥ずかしい、自分で解決しますから、というプライドや意地も強いからこそ悪化します。
そこは、カウンセリング治療が必須だということを、誰でも悪化すれば看病や手当てが必要であるということ、悪化することを見越して病院に訪れた時点でパンフレットを渡し、薬では治らないという本質がある以上は、医者も病院も国を挙げて、カウンセリング必須、カウンセリングを常態化、一般化させなければなりません。
10年ほど前からカウンセリングをセットにした病院が現れていますが、ただ昔は散々な言われようだったカウンセリングが、年を追うごとにカウンセリングの重要度のみが一部の界隈で独り歩きしているなと、良い事ではあるけれど、患者さん達が混乱しているなと思って来ました。
そして、ある時、独り歩きしている理由が分かったのですが、私の影響で少しは広まったのかなと大きな勘違いをしていたのですが、この辺りで相談に来られた方達のお話を聞いている際に、メンタリストのダイゴさんが認知行動療法の話をしていたと、その話を聞いただけで、考え方が変わって気持ちが楽になって効果あるかもと思ったと、でも病院でカウンセリング受けてみたけど効果を感じなかったと、むしろ最悪だったと、色々調べて私の所に流れ着いたという方が、立て続けに訪れるというタイミングが起きました。
実際に、病院でもカウンセリングをお願いする患者さんがかなり増えているそうですが、未だに心理テストや(ロールシャッハ、バウム)、カウンセリング(来談者中心療法)のみを施術するカウンセラーが存在するらしく、
また、認知行動療法をお願いしても30分しか受けられなくて効果が分からなかったと(医師による施術)、また、最初は話を聞いてくれて同調してくれてる感じがして良いんだけども、少し打ち解けた後に、だんだん高圧的になって来たとか、また、答えに困ったのか専門用語を連ねて馬鹿にされてるように思えたとか、また、最後に「お薬をちゃんと飲んで下さいね」と何故か口を揃えるかのように他の病院のカウンセラーにも言われたとか、またある方は、カウンセラーに酷いことを言われて、病院にも行きたくなくなってしまって、行こうと考えるだけで涙が出てくると訴え掛けて来た相談者さんまでいて、YouTubeにあがっている認知行動療法の動画のほうがよっぽど効果があったんです、だとか、毎月うん万円払って通っている〇ーチングのほうが助けになってる、〇〇教のお話し会のほうがタメになってますだとか、
認知行動療法の独り歩きを他所に、認知療法の物事の順序も疎かにした、個々人の問題もスルーした状態での、あらゆる解釈や、正しいとされる答えが注入されることで、患者さん達がより混乱する結果となっており、また、「行動療法」が、このハチャメチャな認知治療によって、暴走行動に繋がってしまっていて、単純に、励まされて、発破掛けられて、心を叱咤激励して無理やり前向きで強い精神状態を作って行動していたり、全肯定、過保護過保護で、頑張っちゃいけないんだ~、今のままで良いのか~、できないからしょうがないんだ~と、その人自身の向き合うべき、頑張るべきポイントまでも疎かになっていたり、
医師からのカウンセリングを受けたけど、保険も適用されて安く受けられたけど、効果を感じない、悪化しているような気がして辞めちゃいましたという人であったり、
知識だけで変わったと、その時だけ変わったと勘違いを生んでいるだけの、通っている間は「良い話」を沢山聞けるからと、その依存性にハマっているに過ぎない人だとか、
一時期、全肯定型カウンセリングという物が流行り始めていて、カウンセラーの話を聞いて、全て否定されずに全て肯定され、頭だけの快楽を得て、頭だけの癒しを得て、満足して帰って行くという、そして、気分良く、旦那さんや、奥さんや、母親や、兄弟姉妹に伝えて、病気が良くなってるかのように伝える習慣ができるのだが、実は何も治っていないという、
それどころか、全肯定型の末路というのは、全ての問題を放棄し、見て見ぬふりなど当たり前、己の問題すらも全てを他者のせいにするという、全てを周りのせいにするという思考までもが身に付き、
且つ、自分を守るために虚言壁まで生み出すという、詐欺師ばりのデメリットも生み出してしまい、社会復帰はもちろんのこと、苦しいからと薬の量や、ODさえも肯定が始まり、
これら問題を、たった10回の相談で、まず精査して、相談者さんに理解を生んで、課題を提示するという、そんな作業をまずやっているのですが、
これらだけでも、医者がやってくれるのであれば、回復への道のりも短く、薬を処方しなくても行ける可能性をも大幅に広げる事になります。
私の所に訪れる人達は、これも必然的に悪い医師や、悪いカウンセラーに出会ってしまったからという理由になるのですが、経験してみないと分からない事もありますし、あらゆる意味で目を覚ますという、気付く、知るという観点からも、酷な話ではありますが、良い精神科医を探すというのも、カウンセリングを受けるというのも、必要な経験であると私は思っています。
実際に、あらゆる悲惨な経験と医師やカウンセラーへの反骨心から、認知行動療法のセルフカウンセリングで断薬にまで漕ぎ着けたという方がおり(病歴5年、診断名:うつ病、社会不安症、恐らく中等症)、
私より遥かに知識も豊富で(精神医療の実態や、海外の情報や、薬の裏事情の知識も豊富)、その経験と頭脳を活かしてカウンセラーになって欲しいなと思いましたが、
今の日本の精神医療に一言でも物申せる人材や、回復されたという人が、まだとても希少で、とても貴重です。
ただこの事態は、世間の常識からしてみると、私と同様イレギュラーな話で、且つ自分自身で治したという話であり、また、未だに病院でなく、医師でもなく、掲示板やツイッターや知恵袋にいる人達に意見を聞くという人もあまりにも多く、病院の役割、カウンセラーとしての役目を果たしていないという実態もあります。
薬で症状が落ち着いていればそれで良いなんていうのは、もう一昔前の話で、まだまだ日本の精神医療は様々な問題を抱えている訳ですが、ただカウンセリングを推奨してくれる医師であるという事は、カウンセリングを受けない限り回復の道はないという事実をよく知っているという事になります。
つまり、②も非常に重要なポイントになり、③に繋がって来ます。
③減薬を申し出たらOKしてくれる
昔は減薬を申し出ても、あーだこーだ難癖つけられて却下されるパターンが多かったのですが(減薬を開始しても問題のないレベル)、最近はすんなりとOKを貰える事が増えています。
と言っても、お医者さんが患者さんの状態を判断して、先生から減薬をしましょうと言うパターンはまだ聞いた事がありません。(どれだけ症状が安定し悩みや不安などがなくとも)
また、減薬のOKが出ても、わざとやってないか?と思えるほど一気に減らす先生がいたり、何でその薬から減らするんだ?と思う先生がいたり、かたや、丁寧に慎重に長期で少しずつ減薬をし、離脱症状をなるべく出ないようにしてくれてるんだろうなと、きめ細やかな配慮を感じる先生がいたり、
ここでも先生によってまるで違うと思う事ばかりで、私は薬に対しての操作ができないので、良いお医者さんを見つけ出すという事が、物凄く重要になります。
いくらでも注文したい事はありますが、上記の3つが伴った医師であれば及第点として下さい。
こんな低レベルな条件すら伴っていない時点で、セカンドオピニオンを真剣に検討して下さい。
あなたの未来に関わります。