Make.comでX投稿を自動化!プログラミング不要で実現するSNS運用

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ビジネス・マーケティング
毎日のSNS投稿作業、本当に大変ですよね。

投稿内容を考えて、文章を作成し、適切なタイミングで投稿する…この繰り返し作業があなたの貴重な時間を奪い続けています。

「もっと戦略的な仕事に時間を使いたいのに」そんな風に感じたことはありませんか?実は、これら全てを自動化できる方法があります。

しかも、プログラミングの知識は一切不要で実現できます。(ただ英語への理解やワークフローを言語化する力は必要かもしれません)

今回ご紹介するのは、業務効率化ツール「Make.com」を活用した比較的新しいX(Twitter)投稿の自動化方法です。

怪しい魔法みたいな話ではなく、「作業のつながりをMakeというツールに代わりにやってもらう&Xの投稿文をGeminiに生成してもらう」というシンプルな内容です。

ChatWorkやSlackから「#X投稿 新商品について告知したい」と入力するだけで、AIが自動的に魅力的な投稿文を3つ生成し、確認したら、確認した内容をXに投稿まで完了させる完全自動化を実現します。
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あなたのSNS運用、こんな悩みありませんか?

時間がかかりすぎる毎日の投稿作業
毎日の投稿作成には平均30分〜1時間かかります。「ネタを考える時間」「文章を作る時間」「投稿する時間」を合計すると、月20営業日で年間約150時間もSNS投稿だけに費やしていることに。これって、まるまる1ヶ月分の労働時間ですよね。しかも、その間は他の重要な業務が完全にストップしてしまいます。
投稿の品質がバラバラで統一感がない
毎日投稿を考え続けていると、どうしてもネタ切れや品質のばらつきが生じます。忙しい時期には「とりあえず何か投稿しなきゃ」と適当な内容になってしまったり、逆に時間をかけすぎて他の業務に影響が出たり。せっかく築いたフォロワーとの関係性も、投稿頻度が下がると一気に希薄になってしまいます。
チーム運用が複雑で管理しきれない
複数人でSNSアカウントを管理する場合、「誰がいつ投稿するか」「どんな内容にするか」「ブランドイメージは統一されているか」など、調整することが山積み。結局、特定の人に業務が集中してしまい、その人が休むとSNS運用が止まってしまうという属人化の問題も発生します。

Make.comで実現する「魔法のような」完全自動化

Make.com(旧Integromat)は、まるでレゴブロックを組み立てるように、複数のアプリやサービスを視覚的に連携させて業務を自動化できるツールです。

プログラミングコードを一行も書くことなく、マウス操作だけで複雑な自動化システムを構築できます。

ただ実際の設定では関数処理(今回はSwitch関数等を試みました)等は理解して設定が必要です。

実際の自動化フローはこんなにシンプル
1.ChatWorkで指示を出す:「#X投稿 新商品のキャンペーンについて告知したい」
2.システムが自動認識:「#X投稿」というキーワードを検知して自動でシナリオ開始
3.AIが投稿案を生成:あなたの会社の特色や過去の投稿傾向を学習したAIが3つの投稿案を作成
4.自動投稿完了:生成内容をあなたが確認して、確認した内容を自動的にXに投稿。完了通知がChatWorkに届く

この一連の流れは、確認だけスムーズにいけば30秒程度で完了できます。もう投稿作業に30分も時間を取られることはありません。

他の自動化ツールとの違いと特徴

今回のMakeのフローではGeminiを間に挟んでいます。

単純な定型文の自動投稿ではなく、あなたの会社や経営者の「価値観」「文体」「思想」を学習させた「AIクローン」を実装しています。なので、その人が実際に考えて投稿しているかのような自然で魅力的な投稿を自動生成します。

次に、ChatWork→AI→Xという複数プラットフォームの操作を一つのワークフロー内で完結させているため、途中でアプリを切り替える必要が一切ありません。

もちろんChatWorkだけでなく、皆さんが普段使うLINEやSlackでも実現できます。

そして、すべてのメッセージに反応するのではなく、特定のキーワード(#X投稿)を含むメッセージのみを処理する高度なフィルタリング機能により、無駄な処理を完全に排除しています。

導入によって得られる具体的な変化

時間効率は大きな改善が見込めると思います。仮にこれまで1投稿に30分かかっていたとすると、それが指示入力の30秒で完了すると雑に試算します。

実際には運用スタイルによると思うので、効果は試算だと思ってください。

仮に30分かかっていたとすると年間で約150時間の工数削減にはなります。これは月12.5時間、つまり約1.5営業日分の時間を他の業務に回せることを意味します。

投稿品質の標準化はできるでしょう。

AIによる一貫した品質での投稿生成により、ブランドイメージの統一性を保ちながら高品質なコンテンツを継続発信できます。ブランドとして「言わない事」や「必ず入れたいこと」等も指示することができます。

make×Gemini×X(旧Twitter)成功に向けた導入アドバイス

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段階的実装で確実な成功を目指す
いきなり複雑なシナリオを構築するのではなく、「特定のキーワードでの自動投稿」という シンプルな機能から始めて、徐々に「AI生成機能追加」「複数アカウント対応」「分析機能連携」と機能を拡張していくのが確実でしょう。

私達はワークフローを既に組んであるので、ご相談いただければ早期立ち上げが可能です。

(ただ、Xの投稿アカウントの連携やChatWorkとLINEとSlackのどれがいいか?投稿文生成のルール等の初期設定が必要です。)

エラー対応と継続運用のコツ
自動化システムには必ずエラーが発生する可能性があります。しかし、現在のAI技術の進歩により、エラー画面のスクリーンショットをChatGPTに投げるだけで詳細な解決策を得られるようになりました。

失敗時の代替フローや通知設定を事前に準備し、APIの仕様変更に対応する定期メンテナンス体制を整えることで、長期安定運用が可能になります。

ROI最大化のための戦略的活用
単純な作業時間削減だけでなく、「浮いた時間をより戦略的な業務に投資する」という視点が重要。SNS投稿自動化により生まれた時間を、競合分析、コンテンツ戦略立案、フォロワーとのエンゲージメント向上施策に投資することで、SNSマーケティング全体のROIを大幅に改善できます。

あなたも今すぐ始められる理由
技術的な専門知識は一切不要です。現在のAI技術により、エラーが発生してもスクリーンショットをAIに見せるだけで解決策を得られる環境が整っています。Make.comの視覚的なインターフェースは直感的で、まるでフローチャートを作るような感覚で自動化システムを構築できます。

導入コストも非常に低く、無料プランから始めて段階的にスケールアップできるため、リスクを最小限に抑えながら効果を実感できます。多くの企業が導入初月から明確な時間削減効果を体感し、3ヶ月以内に投資回収を達成しています。

ただ、Geminiと連携する場合はGeminiを外部ツール(今回はMake)と連携して利用するのに費用が発生します

またMakeでの処理数(Xの投稿数など)によっては、有料プランの検討をしてもいいかもしれません。

毎日の繰り返し作業はとにかく自動化して、より戦略的で創造的な業務に集中できる環境を手に入れることで、成長スピードを高めることができるでしょう。

「でも、うちの会社の業務に本当に適用できるかな?」「設定が複雑そうで不安...」そんな心配をお持ちの方も、まずはお気軽にご相談ください。

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