コーチングであなたの「強み」が引き出される理由

こんにちは

全力応援コーチのすがちゃん

です。

今日は、私のコーチングを受けた大学生のNくんのお話しです。

オンラインでしか会ったことのないNくんですが、はじめてあった時は、

「自分の意見をあまり言わない、おとなしい人だな」と言う印象を受けました。

そんなNくんですがコーチングの中で「大人になると完璧でないといけない。僕は完璧にはなれない。」と言う「思い込み」に気づいたのです。

■あるドーナツの絵

人は「一部分が欠けたドーナツの絵」を見たときに、その欠けたところばかりが気になってしまう。

つまり、ドーナツを自分に例えた

時に、自分の「短所」ばかりが「良いも悪いもなく気になる」ことに気づいたのです。

Nくんは何かにチャレンジしようとすると、ほぼ自然に「どうせ僕は苦手だから、うまく行かないだろうな。」思ってしまうクセがあったのです。

これに気づけたことだけでもすごいのですが、その後、対話の中で、大きな変化が起こりました。

その変化の様子が、Nくんからのメールでわかります。本人の許可を得て掲載しますね。

■「人前で話すこと」がとても苦手でした。

（大学生3年生　男性　N）

コーチングを受ける前は、人前で話すのがとても苦手でした。

理由は、自分の意見かをその場で言ってはいけない、話をしている空気をぶち壊してしまうかもしれない、と強く感じていたからです。

それが、すがちゃんのコーチングを受けて、完全に変わりました。

コーチングの中で、一番響いた言葉は「欠けたドーナツ」の話しをしてもらったことと、その後の

言葉です。

それは、

「100点満点じゃなくてもいい。60点でもすごいと思うよ。」と言う言葉でした。

この言葉を聞いてから、僕は、自分から手を挙げてでも発言するようになりました。

意見を言うことは、良いも悪いもない。誰もが違う「価値観」を持っているのだから意見が違うのは当たり前です。

それだったら「発言」をしていこう。

それからは、人と話がずれていても、自分を認めることが、すごく楽になりました。

そのため、最近は、わからないことがあれば、「わからない！」って言えるようにもなりました。

こんなに変われるなんて、本当に驚いています。

もう前の自分には戻りません！

ありがとうございます！

■コーチングの中で起きたこと・感じたこと

はじめに書いたように、

出会った時のNくんは「どうせ僕なんて〇〇だから

無理です。」「それは難しいですね。」が口ぐせの学生さんでした。

私がコーチングの場で話した時も、自分の欠けたところ（短所）を何か人にばれない様にして、他人の顔色をうかがっている様でした。

私は過去多くの学生や社会人の方に、この「欠けたドーナツの話し」をしてきました。

すると「この欠けたところを、埋める努力をすることの何が悪いのか？」と言われる人は多いです。

私ももちろん、その努力は大切だと思います。

ただ問題はその「偏り（かたより）」です。

「欠けた部分」にばかり偏り過ぎている。

つまり「欠けた部分」も「欠けていない部分」も、バランス良く感じることが大切です。

簡単に言うと「ドーナツの欠けていない部分

（長所）もたくさん注目してあげましょうよ！」と言うこと。

つまりポンデリングには、独自のモチモチ感があるんだから、欠けたところばかり感じるより、そのモチモチを楽しみましょうよ、と言うこと。

オールドファッションには、独自のサクサク感があり、エンゼルクリームには、その独特の香りや舌触りがあるよね、そちらももっと楽しもうよ！

と言っています。

■「ありのままのNくん」を感じる

60点のドーナツ本体には、その人の「魅力」や「持ち味」と言った「宝石の原石」が存在します。

長年かけて育ててきた「宝石の原石」は、誰の中にも必ずあります。

私は、本気でそう信じています。

ドーナツの本体にも、味はスイーツなの？ビターなの？

固さは、ふんわりなの？歯ごたえのある食感なの？

香りはどう？色見は？と言った作り手の「思い」や「個性」がぎっしり詰まっていますよね。

こちら本体側を、感じない手はないですよね。

それが、その人らしさ・個性なんですね。

私は、コーチングの場で、Nくんのドーナツの中に「宝石の原石」を感じました。

「これってあなたの個性だよね。素晴らしいね。使わないともったいないね。」

素直にそう伝えたのです。

すると、彼は「驚き」とも「喜び」とも「恥ずかしさ」ともとれる、なんとも言えない表情をしました。

この変化は、充分に私にも響いてきました。

コーチがその場にいる「意味」や「手ごたえ」を感じた瞬間です。

明らかにNくんは、ここから変わりました。

いかがですか？

あなたは、自分や他人を見る時、ついつい「評価」から入っていませんか？

欠けているところを探していませんか？

もしそうであるならば、時には、「本体側」を意識してグーっと見てあげて下さい。

絶対「何か」があるはずですよ。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。