今回はキャリアコンサルタント試験で高確率で出題される労働経済の分析について問題集を作りましたので公開します。
ブログならでは使い方としてスクロールをするだけでサクサクとける問題集になっております。
労働経済の分析のパートについてはシンプルでただただ暗記でOKです。繰り返し解いて定着させてください。
今回は無料で10問公開しますのでぜひ腕試ししてみてください!
【無料版】キャリアコンサルタント試験対策~令和7年版労働経済の分析問題集~Part1
【オリジナル問題 問1】
今後の持続的な経済成長に向けた、労働市場における「人材の適材適所」に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
【1】 労働力供給制約(人手不足)を解決するためには、全ての労働者が同じ企業で定年まで勤め上げること(雇用の流動化の停止)が最適解である。 【2】 成長分野への労働移動を円滑化するためには、リ・スキリングによる能力向上と、個々の企業の実態に応じた職務給の導入等を「三位一体」で進めることが重要である。
【3】 労働生産性を向上させるためには、労働者のワーク・ライフ・バランスへの配慮は不要であり、長時間労働による徹底的な教育訓練を優先すべきである。
【4】 社会インフラ関連職の人手不足は、求人賃金を極端に下げることで、意欲のある層のみを選別し定着させる手法が最も有効である。
【正解】 【2】 【詳細な解説】 選択肢【2】(適切): 「新しい資本主義」の指針にもあるように、「リ・スキリング」「職務給の導入」「成長分野への労働移動」を三位一体で進めることが、供給制約下での成長戦略として重要視されています。
【オリジナル問題 問2】
本白書で分析対象とされている「社会インフラ関連職」の定義に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。
【1】 社会生活機能の維持に不可欠な職種を包括的に捉えるため、国際的な「エッセンシャルワーカー」の分類を参考に定義されている。
【2】 社会インフラ関連職は、「医療・保健・福祉グループ」、「保安・運輸・建設グループ」、「接客・販売・調理グループ」の3つのグループに分類される。
【3】 本白書の分析では、2024年度の平均新規求人倍率が2倍以上となる職種を中心に選択することで、労働力供給制約の実態を反映させている。 【4】 情報通信業(ITエンジニア等)は、デジタル社会の基盤を支える職種であるため、本白書の定義における「社会インフラ関連職」の筆頭に位置づけられている。
【正解】 【4】 【詳細な解説】 選択肢【4】(不適切): 本白書における「社会インフラ関連職」の定義には、ITエンジニア等は含まれていません。主に「命に関わる仕事」「物流・インフラ」「日々の生活に関わる仕事」を担う、対面サービスや現場作業中心の3グループに限定して分析されています。
【オリジナル問題 問3】
社会インフラ関連職とそれ以外の職種(非社会インフラ関連職)の「仕事そのものへの満足度」に関する記述のうち、適切なものはどれか。
【1】 医療・保健・福祉グループの労働者は、対人サービスの負担が大きいため、仕事そのものへの満足度が全職種の中で最も低い。
【2】 社会インフラ関連職全体をみると、非社会インフラ関連職と比較して、仕事そのものへの満足度が高い傾向がみられる。
【3】 接客・販売・調理グループにおいては、賃金水準の低さから、仕事のやりがいそのものを見出せている者の割合は極めて限定的である。
【4】 職種にかかわらず、仕事そのものへの満足度は、職場での「人間関係への満足度」と常に完全に一致する。
【正解】 【2】
【詳細な解説】 選択肢【2】(適切): 調査結果のスコア(点数)によると、社会インフラ関連職は非社会インフラ関連職に比べて、「仕事そのものへの満足度」が高いという特徴が示されています。社会貢献度の高さや、仕事の意義の明確さが影響していると考えられます。
【オリジナル問題 4】
社会インフラ関連職における「職場の多様性(ダイバーシティ)」の評価に関する記述のうち、適切なものはどれか。
【1】 医療・保健・福祉グループでは、女性やシニア、障害者、外国籍などの「多様な人が活躍できている」という評価スコアが、非社会インフラ職を上回っている。
【2】 保安・運輸・建設グループにおいては、伝統的な性別役割分担が強く残っているため、多様な人の活躍に関する評価スコアは常に全職種中で最低である。
【3】 どのグループにおいても、「新卒入社か中途入社かに関係なく活躍できる」という評価の点数は、給与水準への満足度よりも一貫して低い。 【4】 接客・販売・調理グループでは、中途採用者が多いため、「中途入社でも活躍できる」という評価スコアが他職種に比べて著しく高く、満点に近い。
【正解】 【1】 【詳細な解説】 選択肢【1】(適切): 統計図表によると、医療・保健・福祉グループは「女性・シニア・障がい者・外国籍など多様な人が活躍できている」という評価項目において、非社会インフラ関連職よりも高いスコア(点数)を示しています。
【オリジナル問題 問5】
職場における「働き方の柔軟性(勤務時間や場所の選択)」に関する記述のうち、本白書の分析結果として適切なものはどれか。
【1】 社会インフラ関連職は、現場対応が必須であるため、勤務時間や場所を選ぶ自由度は非社会インフラ関連職よりも一貫して高い。
【2】 医療・保健・福祉グループにおいては、夜勤やシフト制が一般的であるため、「勤務時間を自分で選ぶことができた」とする割合が非社会インフラ職を大きく上回っている。
【3】 社会インフラ関連職全体として、非社会インフラ関連職に比べると、「働く場所」や「勤務時間」を選ぶ自由度が低い傾向にある。
【4】 デジタル化の進展により、現在では接客・販売・調理グループであっても、約8割の労働者が在宅勤務(テレワーク)を選択している。
【正解】 【3】 【詳細な解説】
選択肢【3】(適切): 現場でのサービス提供が主となる社会インフラ職(エッセンシャルワーカー)は、オフィスワーク中心の職種に比べ、「働く場所」や「勤務時間」の選択肢(柔軟性)が低い実態が浮き彫りになっています。
【オリジナル問題 問6】
職場の雇用管理制度や評価の仕組みに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
【1】 「給与は年齢や勤続年数より成果が重視される」という認識は、保安・運輸・建設グループにおいて全職種中最も高い。
【2】 「目標管理制度(MBO)などで目標を明確に設定する仕組みがある」という回答スコアは、社会インフラ関連職の方が非社会インフラ関連職よりも高い。
【3】 社会インフラ関連職においては、非社会インフラ関連職に比べて、「上司からのフィードバックを得る機会がある」とするスコアが低い傾向にある。
【4】 どの職種グループにおいても、中途採用者が新卒入社者と同じように活躍できる環境であると感じている割合は、2割に満たない。
【正解】 【3】 【詳細な解説】 選択肢【3】(適切): 社会インフラ関連職は、多忙な現場業務の影響もあり、非社会インフラ職と比較して、「目標設定の仕組み」や「上司からのフィードバック」の満足度(スコア)が低い傾向がみられます。
【オリジナル問題 問7】
年齢別のキャリア意識(ゼネラリスト・スペシャリスト志向)に関する記述のうち、適切なものはどれか。
【1】 若年層(20~29歳)では、将来の不確実性に備えるため、特定の分野に特化しない「ゼネラリスト」を志向する者の割合が8割を超えている。 【2】 スペシャリスト(特定の分野の専門家)を志向する割合は、年齢が上がるにつれて一貫して低下し、60歳代ではほぼゼロになる。
【3】 どの年齢層においても、ゼネラリストよりも「スペシャリスト」としてキャリアを形成したいと考える者の割合が高い。
【4】 50~59歳の層では、管理職としての役割が期待されるため、スペシャリスト志向の者は急速に減少し、ゼネラリスト志向が逆転して最多となる。
【正解】 【3】 【詳細な解説】 選択肢【3】(適切): 全ての年齢階級において、広範な職務を経験するゼネラリスト志向よりも、「スペシャリスト(特定の分野の専門家)」志向の割合が高い(多くは6割以上)ことが示されています。
【オリジナル問題 問8】
現在の会社で「就業を継続している理由」に関する年齢別の特徴について、最も適切なものはどれか。
【1】 20~29歳の若年層において、就業を継続している最大の理由は「ジョブローテーションにより多様な経験がつめること」である。
【2】 若年層(20~39歳)では、「教育訓練・研修制度が充実しスキル向上が可能であること」を理由に挙げる割合が、高齢層(60歳代)よりも高い。【3】 60~69歳の層では、「残業が少ない、有休が取りやすい」といったワーク・ライフ・バランスに関する理由は、継続理由として一切挙げられていない。
【4】 「自分が希望するポジションへの応募が可能である(社内公募制等)」という理由は、全ての年齢層において、給与水準への満足度を上回る最大の継続理由となっている。
【正解】 【2】 【詳細な解説】 選択肢【2】(適切): 自己成長に関連する理由(教育訓練、スキル向上等)で現在の会社に留まっている者の割合は、中高年層に比べて若年層(20代・30代)で顕著に高い傾向があります。
【オリジナル問題 問9】
自主的な能力開発(自己啓発)の実施状況に関する記述のうち、適切なものはどれか。
【1】 20~29歳の層では、「能力開発を行っていない」と回答した者の割合が全年齢層の中で最も高い。
【2】 自主的に能力開発を行った内容として、全ての年齢層で最も多いのは「AI・ITに関する専門的知識の習得」である。
【3】 「仕事に関する専門的知識(AI・IT以外)」の習得に取り組む割合は、20~39歳の層で高く、60歳代では低下する傾向にある。
【4】 ビジネス法務や語学などの高度なスキル習得に取り組む割合は、年齢を重ねるごとに上昇し、60歳代でピークを迎える。
【正解】 【3】 【詳細な解説】 選択肢【3】(適切): 自主的な能力開発の内容として、「仕事に関する専門的知識」は若年〜中年層で意欲的に取り組まれていますが、定年が近い高齢層(60歳代)では実施率が低下する傾向がみられます。
【オリジナル問題 問10】
ハローワークにおける「求職者の希望収入」と「企業の求人賃金」の現状に関する記述のうち、適切なものはどれか。
【1】 社会インフラ関連職においては、求職者が希望する収入の額が、企業の提示する「上限求人賃金」を常に大幅に上回っている。
【2】 医療・保健・福祉グループをみると、求職者の希望収入は、求人の「下限求人賃金」を上回っているが、「上限求人賃金」の範囲内には収まっている。
【3】 接客・販売・調理グループでは、求職者の希望収入が、求人の「上限求人賃金」よりも高くなっており、深刻なミスマッチの要因となっている。 【4】 建設・運輸関連の職種では、人手不足を背景に企業の求人賃金が急騰し、現在では求職者の希望収入を全ての求人が下回るという逆転現象が起きている。
【正解】 【2】 【詳細な解説】 選択肢【2】(適切): 統計データによると、医療・福祉等の職種では、求職者の希望(平均約22万円)が、求人の下限(約21.5万円)と上限(約26.8万円)の間に位置しており、賃金面での一定の整合性はみられます。
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