習い事で人気の先生っていますよね。カリスマ性があったり、明るく親しみやすかったり。
先生の人柄は重要な要素ではありますが、決定的なことではありません。
地味だけど生徒からの信頼が厚い講師もいます。
この記事では、キャリアやもとの性格に関係なく、誰でも講師として成功する秘訣をお伝えします。
事前のレッスン準備はノートに書き出そう
良い先生に共通することは、レッスン前の準備をしっかりしていることです。
オススメはノートに書き出してみること。書き出すことで頭が整理されます。
バレエの90分クラスなら、レッスンでやることをひと通り箇条書きにしてはいかがでしょうか。
無駄が省けて、レッスンクオリティがぐんと上がります。
面倒なことではありますが、こういった小さな積み重ねが、良いレッスンへの近道です。
事前の準備が不十分で次のタスクをレッスン中に考えると、その時間は生徒にとって「待ち」の時間になってしまいます。
テンポが悪くなるので避けたいですね。
また、時間配分も事前にしっかり計画しておきましょう。
バーレッスンの解説が丁寧過ぎ、センターレッスンが時間が押してしまい、肝心のグランワルツがさらっと終わりがちなレッスンを時々見かけます。
大人バレエは「正しく踊る」よりも思いっきり踊ってしっかり汗をかきたいという受講生も多くいます。レッスン終盤まで十分時間を残すことも大切です。
生徒をよく観察し「ラーニングゾーン」のタスクを提供する
さまざまなタスクを提供するうえで心がけたいのは、生徒の段階をよく観察することです。
「パニックゾーン」「ラーニングゾーン」「コンフォートゾーン」という学習段階における3つの心理的プロセスをご存じでしょうか。
・コンフォートゾーン…不安やストレスがほぼなく、心理的安全が確保されているが刺激が乏しい。学習は停滞しやすい。技術的成功率は70~90%。
・ラーニングゾーン…少し難しいが努力すれば到達できる。学習に必要な集中力が高まり、脳が活性化される。成功率40~70%。
・パニックゾーン…難易度が高すぎる。学習効率が大きく低下。恐怖、混乱、無力感に支配される。成功率は0~10%。
受講生の挑戦と精神的安定のバランスを見極められるようになると、リピート率がぐんと上がりますよ。
大人バレエで挫折が多いのは「パニックゾーン」
レッスンで「パニックゾーン」を経験すると、次のレッスンに行くのが気が重くなります。
またあの恐怖に晒されるのかと、不安でいっぱい。
「行けない」理由を探してどうにかレッスンをサボろうとします。(笑)
不慣れで自信なさげに踊っている受講生が多いならば、もう1段階シンプルな動きにして、楽しく踊る喜びを提供するのが望ましいです。
生徒の段階を先回りして考えて、パニックゾーンに陥るようなタスクは出さないのが一番です。
万が一出してしまったら、次はコンフォートゾーンの楽なタスクに切り換えを。
まとめ
・事前のレッスン準備をしっかりと。
・生徒の段階をよく観察する。
・「ラーニングゾーン」のタスクを提供する。
以上の3つができていれば、受講生は「また次も受けたい」という心理になります。
先生の人柄や外見、キャリアなどよりもずっと大切なことで、誰にでもできる取り組みです。
参考になれば嬉しいです。