#18 営業中の10秒と、週1回の30分。時間がない個人店のインスタの回し方

#18 営業中の10秒と、週1回の30分。時間がない個人店のインスタの回し方

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ビジネス・マーケティング
インスタの運用に時間がない。個人店のオーナーから、よく聞く悩みです。

営業が終わって、片付けをして、ようやくスマホを開く。写真を選んで、文章を考えて、気づけば1時間。翌週には、もう手が止まっている。

これは、やる気の問題ではありません。投稿に必要な作業を、閉店後にまとめてやろうとしているからです。

この記事で分かること

・投稿1本に時間がかかる理由 
・営業中にやることと、週1回にまとめること 
・忙しい週でも止めないための決めごと

【投稿1本の作業を、4つに分けてみる】


投稿1本ができるまでの作業は、分けるとこの4つです。

撮る → 写真や動画を撮る

選ぶ → 撮った中から、使うものを選ぶ

書く → キャプションを考える

出す → 投稿ボタンを押す

このうち、時間を食っているのは「選ぶ」と「書く」です。 撮るのは数秒、出すのは1分。でも、選ぶと書くは、疲れているほど長引きます。

そしてもう一つ。この4つは、同じ時間にやる必要がありません。

撮るのは営業中。 選ぶ・書く・出すは、週に1回まとめて。

こう分けるだけで、閉店後にスマホを開く必要がなくなります。

【営業中は「撮るだけ」。10秒で撮れる場面を決めておく】


営業中に投稿まで作るのは、無理があります。でも、撮るだけなら10秒です。

私も現役のカフェ店員として働いていますが、どんなに忙しい日でも、手が空く瞬間はあります。開店前の数分。ピークが引いた直後。閉店作業に入る前。 この「すき間」に撮る場面を、先に決めておきます。

業種ごとの例です。

カフェ → 開店前の店内、看板メニューを出す直前の1皿、今日の豆や焼き菓子

ネイル・まつげサロン → 施術後の仕上がり(お客さまの許可を取って)、準備を終えた施術台

パーソナルジム → セッション前の器具、ホワイトボードに書いた今日のメニュー

コツは、撮る場所と角度を固定することです。 「看板メニューは、窓際のこの席で、真上から」と決めておけば、迷わず撮れます。並べたときの統一感も出ます。

気をつけたいのは、お客さまの写り込みです。顔や手元が写るときは、必ずひと声かけてください。 それから、撮影のために接客を後回しにしないこと。撮るのは、あくまで手が空いた瞬間だけです。

【週1回30分で、1週間分をまとめて作る】


選ぶ・書く・出すは、週に1回まとめてやります。

まず、曜日と時間を決めてください。定休日の朝、仕込みが落ち着いた火曜の14時、などです。 予定として入れておかないと、「時間ができたら」はなかなか来ません。

30分の使い方の例です。

10分 → 1週間に撮った写真から、3本分を選ぶ

15分 → キャプションを書く

5分 → 予約投稿を設定する

キャプションは「型」で書く

毎回ゼロから考えると、書くだけで30分が終わります。 投稿の型を決めておくと、写真を選んだ時点で、書くことがほぼ決まります。

型の作り方は、こちらで書いています。

予約投稿を使う

プロアカウントなら、インスタのアプリで投稿の日時を指定して予約できます。投稿を作る最後の画面から設定します。

まとめて作った3本を、火曜・木曜・土曜のように振り分けて予約しておく。そうすれば、営業中に投稿のことを考える必要がなくなります。

ただし、ストーリーズはアプリでは予約できません。ストーリーズは、営業中に撮ったものをその場で1枚出すくらいの軽さで十分です。

【スタッフと分けるなら、渡すのは「撮る」から】


スタッフがいるお店なら、作業を分けられます。 ただ、いきなり全部を任せると、うまくいかないことが多いです。

最初に渡すのは、「撮る」だけにしてください。

撮った写真は、共有のアルバムに入れてもらいます。スマホのアルバム共有を使えば、お店用のアルバムに全員が写真を足せます。

選ぶ・書く・出すは、店主が持ちます。

書く作業には、お店の言葉が入るからです。どんな言い方をするか。何を大事にしているか。ここは、お店をいちばん知っている人が書いたほうが伝わります。DMやコメントへの返事も同じです。

撮る人が増えると、写真の数が増えて、選ぶのが楽になります。店主は、書くことに時間を使えるようになります。

スタッフ本人を撮るときは、載せてもいいか、先に確認しておきましょう。

【止まりそうな週のために「最低ライン」を決めておく】


仕組みを作っても、止まりそうな週は来ます。繁忙期、スタッフの急な休み、体調を崩した週。

そのときのために、先に「最低ライン」を決めておきます。

いつもの週 → フィード週2〜3本、ストーリーズは出せる日に

忙しい週 → 予約済みのフィード1本だけ

本当に無理な週 → ストーリーズ1枚だけ

大事なのは、ゼロの週を作らないことです。1週止まると、次の週に再開するのが一気に重くなります。 反対に、最低ラインを守れていれば、それは止まったことになりません。 続けるコツは、頑張る週を増やすことより、ゼロの週をなくすことです。

始めたばかりの時期に何が起きるか、やめたくなったときに確認したいことは、こちらで書いています。


【まとめ:今週やること】


撮る → 営業中のすき間に10秒

選ぶ・書く・出す → 週1回30分にまとめて、予約投稿

スタッフに渡すなら → まずは撮るだけ

今週やることは、この3つです。

・営業中に撮る場面を3つ決める(場所と角度も) 
・まとめ作業の曜日と時間を、予定に入れる 
・忙しい週の最低ラインを決める

閉店後に疲れた体でスマホを開くのは、今週で終わりにしましょう。

【限られた時間の使い方、一緒に決めます】


週に30分しか取れないなら、その30分を何に使うかが大事になります。

投稿を増やすべきか。プロフィールを直すべきか。ストーリーズに回すべきか。答えはお店によって違い、自分では判断しにくいところです。

アカウントを拝見して、いまのお店が優先すべきことを、初めてのお客さまの目線で整理してお伝えします。

一人でやっているので、やりとりは最初から最後まで私が直接します。

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