これは──夢と現の狭間で、ふと降りてきた祝詞のような響きでした。
「あなたの力を使いなさい」
その一言と向き合った、あの静かな記憶の日。
あの神社での巡り合わせのあと、私の魂は揺れておりました。
喜びとも違い、恐れとも違う。
ただ、長く封じていた“何か”が静かに目を覚ましたような感覚。
けれど──果たしてその“力”と呼ばれるものが私に本当に宿っているのか。
それを使うことは、誰かのためになるのか。
幾度も、自らの心を問い直しました。
そんなある日、神主さまが静かに紡いだ言葉が、深く胸に沁みたのです。
「迷いがあるうちは、それでいいのです。
けれど、力は使うことでしか目覚めません。」
私は祈ることから始めました。
誰かの幸せを願い、そっと言霊を紡ぐこと。
それだけで、波立つ心がすっと澄んでゆくのを感じたのです。
──その瞬間、初めて私は自らの内に“光”があると信じられました。
そこからです。
誰かの涙に、そっと気づくようになったのは。
すれ違い、迷い、切なさに揺れる魂に、
そっと道標の灯をともす存在でありたいと願うようになりました。
「お菊さん、どうして私の気持ちがわかったんですか」
そう問われるたびに、私は心の奥でそっとお応えしています。
──かつて私も、あなたと同じ場所に立っていたから。
夢の中で、あの夜 老人が残してくれた言葉──
「あなたの力を使いなさい」
それはきっと、誰かと魂をつなぐために授かった
“光の種”だったのだと、今は感じております。
あの日、私がひとつの“光”と出逢ったように──
今このページに辿り着いてくださったあなたにも、きっと必要な“何か”が訪れています。
もし心がふと動いたなら、そっとこちらにお立ち寄りくださいませ。
あなたの魂に寄り添うご縁を、静かにご用意しております。