80日で挑む中小企業診断士2次試験のリアル
中小企業診断士試験の1次試験を突破した後に立ちはだかるのが、2次筆記試験です。
ただ、ここで多くの受験生が直面するのが——
「試験日まで たった80日 しかない!」
「1次試験の勢いのまま突っ走れるのだろうか?」
「何をどう勉強すればいいのか分からない…」
という不安です。
実際、私自身も令和5年度に初めて2次試験に挑戦しました。
幸いにも一発合格できましたが、決して順風満帆だったわけではなく、むしろ多くの壁に直面した80日間でした。
今回はその経験を踏まえて、初めての2次試験に挑む方に「まず知っておいてほしいリアル」をお伝えします。
80日で合格する人・何年も合格できない人
中小企業診断士試験は不思議な試験です。
わずか80日で合格してしまう人がいる一方で、何年取り組んでも突破できない人が大勢います。
その差は一体どこにあるのか?
結論から言えば、
👉 「自分の現在地を正しく客観視し、正しい準備を実践できるかどうか」
これが決定的な違いです。
「たぶん書けているだろう」と甘い自己評価をしてしまう
合格者や予備校のアドバイスを鵜呑みにして迷走する
参考書や動画を渡り歩きすぎて、結局「自分の型」を作れない
こうした姿勢のままでは、時間をかけても成果は出にくいのです。
逆に、たとえ80日しかなくても、自分の解答を客観的に見直し、改善を繰り返すことができれば、合格は十分に手の届く範囲に入ってきます。
2次試験の最大の特徴:「正解が公表されない」
大学受験や1次試験とは違い、2次筆記試験では 「正解が公表されない」 という最大の特徴があります。
与件文にどう線を引くべきか
どんなメモを作るか
80分の試験時間をどう配分するか
これらすべてに「唯一の正解」は存在しません。
つまり、自分にとって最も合う方法=“型”を確立できるかどうかが勝負なのです。
私自身も、最初は与件文の読解にばかり意識が向いていましたが、やがて「設問解釈こそがすべての出発点」であることに気づきました。
「問われたことに答える」こと。シンプルですが、これが一番難しい試験なのです。
「ふぞろいな合格答案」は必携アイテム
この「正解のない世界」で、受験生にとって最大の拠り所になるのが
👉 『ふぞろいな合格答案』シリーズ です。
実際の受験生の再現答案を集め、得点や合否のデータとともに分析したものが掲載されています。
つまり、主催者が正解を発表しない試験において、最も「正解に近い視点」を与えてくれる教材なのです。
ただし注意点があります。
この『ふぞろい』シリーズは、毎年発売と同時に売り切れてしまうことが多いのです。
「今年受験する!」と決めた方は、まず真っ先に入手してください。
(後回しにして「売り切れて手に入らなかった」という話を、私は何度も耳にしています…!)
80日をどう使うかが勝負
2次試験までの準備期間はたった80日しかない
合否を分けるのは「客観視」と「自分の型づくり」
正解がないからこそ、『ふぞろいな合格答案』を最大限に活用する
ふぞろいはすぐに売り切れるので、必ず早めに入手しておくこと
80日という短さに怯える必要はありません。
正しい方向で努力を重ねれば、初めての挑戦でも十分に合格できます。
次回予告
本シリーズでは、初めて2次試験に挑む方に向けて、全4回でポイントを解説していきます。
第2回:2次試験の最大の壁と突破の鍵
第3回:80日間の学習法と答案の客観視
第4回:やってはいけない勉強法と本番での戦い方
次回は第2回として、「正解がない」試験を突破するために必要な考え方を深掘りしていきます。