ロシアに近すぎたウクライナ

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ロシアとウクライナは同じスラブ人、東正教会にもかかわらず、なんてこんなに敵対しているでしょうか?

ウクライナは元々旧ソ連の主要三国の一つ(ロシア、ベラルーシ、ウクライナ)、近年西欧とロシア双方とも味方に付けようとしていますが、どちらもできなかった。

ウクライナ独立前に、ロシア帝国時代にせよ、ソ連時代にせよ、どちらもウクライナには相当優遇でした。なぜならウクライナは資源大国ですから。ウクライナ国土3分の2が黒土、世界黒土の4分の1を示しています、天然の農業国家。国内に80種類以上の鉱石が取れ、工業発展に関しても大変有利です。

ロシア帝国時代、ウクライナは帝国食糧庫とされ、ウクライナさえ天災がなければ帝国全体が飢えることがありません。ソ連時代になってもウクライナが依然重視され、主な工業や軍事産業もここに設置されていました。ウクライナの官僚もほぼ出世コースにいると。

しかし、ウクライナ人がずっと不満を持っていました。確かにウクライナとロシアの人種、宗教がとても近いですが、それでも区別がありました。ただし、ロシアがずっと同化政策を取り続けていましたため、ウクライナ人が次第に不満が溜まってきました。

1917年、ウクライナがロシア革命を機に独立し、共和国を作りましたが、ソ連がこの土地の重要性が最も知っているため、すぐ出兵しました。ウクライナ共和国がポーランドに救援を要請しましたが、救いどころかポーランドまでソ連に侵攻されてしまいました。ポーランド最終的ソ連と条約を交わし、ウクライナがソ連に吸収されました。

1930年代、ウクライナが大飢饉が発生し、さらに大粛清がソ連国内が行われました。これらの自然的、人的影響下でウクライナ国内の独立思想が高まり、外部の勢力を使ってソ連から分離しようとしていました。

第二次世界大戦の時ナチス・ドイツ軍がウクライナに侵攻する際に、ウクライナ人がとても喜んでいました、やっとソ連から開放されたと思っていたからです。しかし、のちにドイツ人がソ連より酷いことを判明し、結局ソ連に残りました。

戦後、互いの関係が少し緩和されたが、既に生じた亀裂が修復することもありませんでした。特にチェルノブイリ原子力発電所の事故により、両国の関係がさらに悪化しました。ウクライナから見れば自分がソ連のためにこんなに犠牲を払ったのになんの補償もない上、口頭の謝りですらありませんでした。こんな国に残り続ける価値がないと、1991年ソ連の各加盟国を維持する力が失ったと判断し独立しました。


独立後のウクライナはやっと発展できたと思いきや、全くうまくいかなかった。確かにウクライナにはソ連時代の工業や軍事産業がたくさんありますが、工業は民生と関係のない重工業、軍事産業とはいえ、あくまでも旧ソ連の一部しかないので、全ての技術を把握しているではない、軍事用品を作りたくても旧ソ連の他の加盟国の協力が必要です、しかし、他の国々自身も大変な境地にいたため、ウクライナを構う余裕がなかった。

仕方なく、ウクライナは武器技術を売り、西側の援助だけなんとかかろうじて生き延びていました。西側の信頼を得るために、国内の全ての核兵器を破棄したまで。

1990年からウクライナの経済がマイナスに落ち、西側が投資し続けて2000年に入るとやっとプラスになりました。それからウクライナはずっと西側陣営(EU)に入ろうとしていましたが、EU自身の問題もあり、ロシアの問題もあるため、ずっと出来なかった、2013年、ウクライナがロシアに忖度して、EU加盟の議論をしながらロシアにクリミアの駐軍を許しました。

しかし、ロシアはウクライナのEU加盟を許さない、自分の欲しい物を決して他人に渡さないという信念を持つロシアがウクライナに経済制裁を行い、当時のウクライナ政府がまだ斡旋するつもりでしたが、国民の怒りを買いロシアに妥協しない政党が当選し、ロシアと決裂しました。

ロシアが自分に不利な状況を見て、すぐクリミアを占領し親露の東ウクライナを支援し、内戦を持ち込んだ。

EU加盟には各加盟国の領土紛争がないという条件があるため、ウクライナはクリミアと東ウクライナを諦めるわけにはいかないので、自然にEU加盟も叶えません。

ウクライナの経済が内戦によってぼろぼろ、EU加盟もできず、全てがロシアの計画通りと言えるでしょう。

ウクライナが最も失敗したのはロシアが自分に対する重要性を軽視しすぎた、黒海に面したクリミアがロシアにとってあまりにも重要な場所、これはロシアが中東に出る唯一の道であり、ウクライナが自分の話を聞かないと困ります。

ポーランドのとある総理が自分達の不幸はロシアに近すぎたにあると発言したことがあり、この言葉はウクライナにも当てはまるでしょう。
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