【思考のベクトル 必要条件と十分条件】

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 こんにちは、効率オタクです。

 今回の内容は以前から書きたかった内容なんですが、良いきっかけがあったので書いてみます。ふとYoutubeをMBTIのINFJの特徴って動画を観ていた時のことです。非常にINTPに似ていたんですよね、一瞬、私はINFJなのではないかと思ったほどです。思ってしまった事、ここが重要で今回書きたかったことでもあります。MBTIの診断は簡易的なものであっても100位の質問はあるはずです。全体像から判断されているはずなんですが、動画で見たものはその一部分でしかない、そこで私自身がINFJなのでは思ってしまっているんです。「意味を理解していれば分かる」一般的にはこの解釈でいいかと思いますが言い換えれば、これは必要条件で物事を捉えているのか、十分条件で物事を捉えているかにもなるんですよね。

 最近のネットの情報は、とにかく短いものが好まれる傾向にあります。数十秒でまとまっていて、要点だけつかめるようなコンテンツが強い。便利といえば便利なんですが、私はここにけっこう大きな危うさを感じています。

 というのが、この「短い情報」というのは、多くの場合十分条件になっている事が多いのです。ある状況ではこれで正しい、という条件つきの正しさ。ですが、これを必要条件だと思い込んでしまう人がかなり多いように感じます。これが、情報過多による情報弱者を増やしているのでないかなと思っています。特に20代の方とか意味を理解していないというか、基礎がない感じをというのを以前から書いてきましたがもしかするとこれなのかもしれません。

 SNSが登場してもう10年以上。この流れはおそらく変わらないでしょうし、簡単には戻らないと思います。ある意味、これは過去の正しさになるのでしょうか...。必要条件で考察するという昔ながらのやり方は、今のスピード的にも時代に合っていないのでしょうか...。必要条件だけで考察してみるだけで随分とアドバンテージが取れる場面が増えているようにも感じています。

 最近NYの新市長の話題がよく出ていますが、これを見ていると、どうしてもヒトラー誕生のときの構造と重なる部分があるように思えます。当時は大不況の真っ只中で、強い経済対策を実行し、ヒトラーは人気を集めました。でも彼は民主主義の人間ではなかった。経済政策が功を奏して絶大な人気を得ていた一方で、議会では独裁的な法案が次々と可決され、権力を掌握していきました。

「民主主義である」「経済政策が有能である」
この2つは、どちらも必要な要素ではあるけれど、どちらを優先すべきかは別問題なんですよね。結局、優先順位がすべて。これは王道の考察ですが、言い換えれば
必要条件で選んでいるのか?
十分条件で選んでしまっていないか?
という問いにもなります。

 NY新市長は、有名になってからまだ一年も経っていません。この短い期間で何かを判断できるほどの材料がそろっているのでしょうか。必要条件が満たされているのかどうか、まだそれを冷静に見極める段階のような気がします。


 少し大きめの括りの見解になるのですが、AIが出始めた頃は、特にクリティカルシンキングができるのかどうかが盛んに議論されていました。これも勿論大切なのですが、むしろ今は、十分条件だけで考察している人が増えてしまった印象のほうが強いです。短い情報を見続けた結果、十分条件の方が正しさそのものに見えてしまう、そんな感覚です。

 AIの回答は、必要条件であっても十分条件であっても、どちらも「正解」として返ってきます。だから一見、どちらも同じに見えてしまう。でも、根本的な意味は全く違う。ここが盲点になっているように私は思います。ここを明確にできるかどうかだけでも、今後は思考に大きな差が出るかもしれません。

 思考には必ずベクトルが存在します。他社がやっているから、他国がやっているからというのは十分条件のベクトルであり狙った効果はほぼ出ません。クリティカルシンキングとは明確に違いがあるのでそこは押さえておきたい所です。

 私個人としてはネットで得た情報というのは、調べなおすことが多いかなと思います。AIによるものが増えているかなと思われますが、AIは局所に強いイメージですね。WEB検索もまだまだいい所があって俯瞰に強いです。全体像を把握するにはよいかなと思います。

 今後はAIの普及により、世の中に流れる情報量はますます増えていくと思います。まずはクリティカルシンキングができるかどうかが大事になります。これは多くの人が認知されており、私もその通りだと思っています。

 またそれと同じくらい重要だと感じているのが、「必要条件」という視点で物事を見られるかどうかなんですよね。必要条件であっても十分条件であっても正解と捉えることができてしまいます。短い動画なども増えています。全体像を見て考察できるかが大事になってくるのではないでしょうか。冒頭で書きましたが私自身も信じ込んでしまいそうな出来事がありましたので気を付けていきたいところです。

















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