人生のトリアージ。―短期的な「満点」を捨て、長期的な「勝利」を設計する

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「仕事にベストを尽くす」

これはプロとして当然の姿勢です。しかし、人生という限られた資源を管理する経営者として見た時、この言葉には罠があります。
人生には優先順位、すなわち「トリアージ」が必要です。

家庭を持ち、健康を維持し、次なる武器を仕込む。これらをすべて並行しながら、目の前の仕事に100%のエネルギーを注ぎ続けることは物理的に不可能です。

時間は1日「168時間」という絶対的な有限資産です。
何かを1時間増やせば、他の何かは1時間減る。今日は、私が実践してきた「意図的に短期的な減点を引き受け、長期的な加点を取りに行く」戦略について語ります。

「短期的な100点」という戦士たちの消耗

私はもうすぐ40歳ですが、優秀かどうかを問わず、多くの人が眼の前のキャリアを淡々と邁進していくのを見てきました。
これまで多くのプロジェクトで、大企業の社員、大手コンサル、SIerの方々と働いてきました。

皆、プロ意識が高く、非常に優秀です。しかし、同時に共通する「歪み」も感じてきました。
・朝早くから深夜まで働き、仕事時間のほとんどを「他人のタスク」に捧げている。

・1%でも成果を上げるため、スケジュールは会議で埋め尽くされている。
・目の前の仕事に忙殺され、長期的なキャリアを楽しむ余裕を失っている。

受験勉強を勝ち抜き、名門を卒業して待っていたのが「出口のない激務」という現実。その姿は気高い戦士のようですが、どこか「力を抜く場所」をトリアージできていないようにも映ります。

意図的に選んだ「短期的な減点」の履歴

私は、未来の勝利のために、意図的に目先のスコアを落とす決断を繰り返してきました。

① 局所最適の罠:目の前の100点は、未来の0点かもしれない
目の前の業務に120%没頭すれば、短期的には評価され、報酬も上がるでしょう。しかし、その代償として「次なる武器を仕込む時間」を失っているとしたら、それは戦略的敗北です。

私はかつてエンジニアへ転向した際、年収を前職の1/3にまで落としました。周囲からは無謀な「マイナス」に見えたはずです。しかし5年後、私は場所を選ばない働き方と、プロジェクトを自ら選ぶ「自由」を手にしました。あの時のマイナスは、未来を買い戻すための「投資」だったのです。

② 「1,000時間の空白」が生んだ、非対称なリターン
英語の習得も同じです。英会話のために投下した累計1,000時間。
もしこの1440分の分配を当時の業務に全振りしていれば、年収100万円アップは容易だったかもしれません。

しかし、私はその目先の利益をトリアージで切り捨てました。結果として今、私は世界中のエンジニアと直接対話できる視座を手に入れ、単価の上昇は当時の想定を遥かに超えています。

1勝9敗。1個の勝ちがすべてを逆転する

こう書くと、私の選択が常に正しかったように見えるかもしれませんが、実態は「失敗」の山です。
新規事業を立ち上げては潰し、プログラミング適性の低さに絶望して上流工程へ逃げるように舵を切ったこともあります。

しかし、ユニクロの柳井氏が説くように、人生は「1勝9敗」でいいのです。
そのたった「1勝」には、それまでのすべての負けを帳消しにし、逆転させる力があります。2,000万分の1を待つ宝くじより、自らの意思で行うトリアージの方が、勝率は遥かに高い。

失敗を恐れすぎて「崖っぷち」になると判断力が鈍ります。かといってノーダメージでは熱量が続きません。「失敗しても多少の痛みはあるが、再起は可能」という絶妙なバランスの中で、私は黙々とトライを続けています。

結びに:人生の配点を3ヶ月に1度みなす

例えば
家庭 - 代替不可能、目標100点
仕事 - 次の3ヶ月は家庭に専念するため目標60点
趣味 - 今はお休み、目標30点
こんな感じでも良いでしょう。

3か月ごとに見直し、配点を付けることで自分の中での期待値を調整できます。
1日は24時間、1週間は168時間しかありません。
どう時間を配分し、どのようなエネルギーを投下していくか、そして何%投入するかを決めるべきです。
それでこそ「長期的な勝利」という文字が見えてきます。

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