これまで、フリーランスとして数々の案件に参画してきました。
いずれも、いわゆる「面談」を経て決まったものです。
中には、「面談が苦手でうまく話せない」「いつも落とされてしまう」という人もいるかもしれません。でも大丈夫。今日は、私自身が実践してきた“面談突破”の考え方と、即実践できるテクニックをお伝えします。
「本当に参画したかった案件なのに通らなかった……」そんな悔しさを減らすヒントになれば幸いです。
面談は「選ばれる場」ではなく、「選びに行く場」
面談とは、あなた自身が「選びに行く場」でもあるのです。
私自身、関わったプロジェクトはどれも長期にわたってお
り、最長で6年以上続いた案件もあります(稼働率は案件によって調整しています)。その理由の一つは、「選ぶ基準を持っていること」だと思っています。
たとえば、面談時にこんな違和感を覚えたら、私は基本断ります。
「なんかこの人、話しづらいな」
「会話の中にモヤっとした違和感があるな」
「この案件、自分のやりたいこととズレてるな(たとえば、今は英語案件に絞ってる)」
1%でも違和感を覚えたら、私は面談でオファーを受けても辞退します。(随分、贅沢は話ですが)
無理に参画すれば、後々必ずツケが回ってきます。
というのも仕事にストレスが付きまとうので、うまくいかない時に「面談の時の違和感を大事にしておけば良かった」と私は思いがちだからです。
過去に投資詐欺に出くわした時の経験から強くそう思うようになりました。(紹介者に違和感を感じてたけど、ノリで投資してしまった)
「案件に参画する軸」は持っておきたいものです。
面談の突破力を上げる具体テクニック
①面談相手のストライクゾーンを見極める
面談相手の情報は、Teamsの参加者欄からメールアドレスを確認し、Google検索することで得られます。(たとえば「名前@会社名.com」→「名前+会社名」で検索)
ご参照: ttps://www.teijitaisya.com/teams-transcription/
経歴が出てくれば、相手がシステム出身なのか、PMOなのかが見えてきます。
・システム出身の人なら、技術・開発体制の話
・コンサル出身の人なら、進め方や課題解決話
それぞれの「言語」に合わせて話すことで、一気に距離を詰められます。
システム出身の人にコンサル的な話をしても刺さりませんし、逆もそうです。
特にコンサルだと様々な背景の人(マーケ出身の人)がいるので、相手の何となくのストライクゾーンは持っておきましょう。
②案件説明中に情報収集する
「いつそんな調査するの?」という声が聞こえてきそうですが、案件概要の説明中がベストタイミングです。
概要説明はたいてい4〜5分あり、そこを“ながら聞き”しつつ、裏で調べましょう。
「概要を聞き逃しちゃう…」と思うかもしれませんが、最近の面談は文字起こしツールで後追いが可能ですし、そもそも説明内容は求人票を少々深堀りする程度の話がほとんどです。
ご参照:ttps://www.kan.co.jp/publics/index/150/detail=1/b_id=808/r_id=472/
この“裏技”を駆使する業務委託は稀なので、「お、この人できるな」と思わせるキラーコンテンツになります。
③自己紹介は「案件に関連する部分だけ抜粋」
PMOやコンサル経験が増えてくると、話したいことが山ほど出てきます。ですが、すべて話す必要はありません。
「今回の案件に役立ちそうな過去経験」だけ伝えればOK。
たとえば英語案件への応募なら、英語を使った案件での成功・失敗談だけで十分。あれもこれも話すと、むしろ伝えたいメッセージがボケてしまいます。
「自分の強み」は定型パターンを用意しておく
事前に「PMO/コンサルとしてどんな強みを発揮してきたか」を言語化しておきましょう。たとえばPMOなら、以下のようなエピソードです。
「Backlogで全体タスクを一元管理していたので、他チームの状況まで毎日2〜3回チェックし、プロジェクト全体の流れを把握していました」
「即レスを意識することで、課題が“放置”されず、関係者間の信頼も高まりました」
コンサルなら、たとえば:「週1出社が原則でしたが、必要なときは週3出社し、オフラインでの密なコミュニケーションを重視し、業務に濃淡を作ってました」
「インドチームとの文化の差異で品質管理に苦労しましたが、インド英語に悪戦苦闘しつつ毎日インド時間に合わせて会議して乗り越えました」
とかです。
こんな感じのエピソードを3つほど準備しておけば、案件ごとに差し替えるだけで対応可能です。
オファーを切らさないために
面談スキルに加えて、営業会社との関係性づくりも非常に重要です。
営業担当は、「稼働できる人材を顧客に送り、継続稼働してもらうこと」がKPIです。だからこそ、自分が“参画可能”で“モチベが高い”ことを、日常的に伝えておくべきです。
1週間連絡がなければ、自分からLINE・SMS・メールで軽くフォローを入れましょう。私は、メールよりもLINEを使うことが多いです(やり取りが早いので)。
また、参画後も営業担当と定期的に飲みに行くのがおすすめです。たった1回でも対面で会えば、関係性がぐっと深まり、優先度の高い案件を優先して紹介してもらえることもあります。
まとめ:面談突破に必要なのは「技術」よりも「戦略」
面談とは、言ってみれば「最初の1時間で信頼を得る技術」です。過去の経験、目線の合わせ方、そしてその場の空気の掴み方。
いま案件に困っている人も、これからフリーランスを目指す人も、まずは**「選ばれるのではなく、自分が選ぶ」という意識**を持って臨んでみてください。
その心構えこそが、あなたの言葉を“響くもの”に変えてくれるはずです。
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