通変星がらみでたまに聞く言葉として『五徳』『三徳』というものがあります。
それはなんなのか?というと、前回までお話していた
①自我の星(比肩、劫財)
②遊びの星(食神、傷官)
③知性の星(印綬、偏印)
④実行の星(正官、偏官)
⑤財の星(正財、偏財)
が、命式内に5つ全て揃っているのが『五徳』。
この内③④⑤が揃っているのが『三徳』です。
🌛基本は日柱、月柱、年柱のみの命式内に揃っている事が条件のようです。
五徳&三徳は『ある程度なんでも出来ちゃう』人
あなたの周り(特に職場がわかりやすいかもしれません)にも1人くらいはいるんじゃないでしょうか?
『この人何頼んでも危なげなくやっちゃうなー。あんまり困ってる所も見たことないし、物知りなところもあるし、上司にもしっかり評価されてるし。』というタイプ。五徳&三徳はそういう人たちです。
シンプルに優秀なんだろうな、羨ましいなーと感じてしまいますよね。
特に五徳はかなりレアな命式だと思います。少なくとも私の知り合いの中には見たことがありません。
三徳はたまに見るな、という印象です。
この『何でも出来ちゃうタイプ 』には憧れるものです。でも本人的にはどうなのでしょうか❓️
何でもできる→特別これができるぞ!と突き抜けるものがない、という パターンもあると思います。
(もちろん何でもできる上に突出する能力を持った人もいますよね✨本当に羨ましい話です。笑)
このタイプの人がよく自分のことを表現する上で『器用貧乏』という言葉を使います。
『器用なのに貧乏ってどういうこと?』と最初は思っていましたが、最近この言葉の意味がなんとなくわかるようになってきました。
『何をやってもある程度はできてしまうからこそ、何をしてもそこまで刺激や楽しさを感じない。
だから物事に対して飽きるのも早かったりするし、何をしたら自分の感情が動くのかがわからない』という、うっすらとした【苦しみ】のようなもの。
『どこに行ってもそれなりに認めてもらえはするけど、じゃあ 突き抜けた評価はされるわけではない。結局のところ全てが平均点。
そこそこうまく生きていけるし、悪いことではないんだけどね…』という、なんとなくのモヤモヤ。
それなりに優秀であるがゆえに一定の評価はもらえるので、周りからも何の問題があるの?と思われがちで、自分でも『まぁこのままでもいいのかな』と思ってしまいがちです。
でもなんとなくずっとモヤモヤ。これの繰り返し。
五徳&三徳にとっての『ベスト』とは何か
私自身も三徳に加えて、好奇心旺盛な性質を持つ『胎』という十二運星を2つ持っているので、なんとなくこういう方々の気持ちはわかる気がします。
とは言っても、私の場合子供の頃は本当に不器用でした。
早生まれなこともあり、特に小学校の時はクラスメイト全員ができている事が私1人だけできないということも多々あり、能力の差を感じる日々でした。
昔に比べたら相当 楽になりましたが、現在もそこまで優秀だとは感じていません。
話を戻しますね。
私が思う五徳&三徳さんの適切な生き方は…
①他人に求められて動く
その優秀な能力を買ってくれる人というのが必ずいると思います。目立たなくても、見てくれている人はいるものです。
性格的に『私はこんなに優秀なところがあります』アピールするのが苦手な人もいるでしょう。
そういう方は特に、自分を求めてくれる人に対してだけその能力を使うというのもアリだと思います。
基本優秀なので、求められた事を読み取って成果を出すことが得意な人も多いです。
ここでうまく成果を出せれば、周りの人が勝手にあなたの優秀さを広めていってくれて、そこから【あなたの人生を彩ってくれるもの】が見つかるかもしれません。
『なんで才能があるのにそれを活かそうとしないんだ、もったいない』と周りには思われるかもしれません。
でも、必ずしも全員がその能力を存分に発揮したいとも限らないんですよね。
ある能力はそれなりに使うけど、基本は平穏に目立たず生きていきたい、という人もいるわけです。
【能力を活かそうと積極的には頑張らない、でも求められれば頑張ります】という受け身スタンスでいること、がまず一つ目の方法です。
②とにかく片っ端からやってみる
特に私のように 『胎』を持つ人は、割といろんなことに興味を持ちます。
そして基本的にはやりたいと思ったらやるというタイプなので、あまり考えず早い段階で行動に移します。
そして何ヶ月かやってみてすぐに飽きる、またはもう続けられないかな…と思って撤退するパターンです。
傍から見ると『いろんなことを初めてはすぐにやめ、の繰り返しであまり長続きしないね』という感想を持たれると思います。
でも、それでいいと思います。
確か結果には繋がっていなくても、そこに至るまでの過程があなたの経験値になっているからです。
例えば何か習い事をしようと思った時、大体のものには 大なり小なり必ずお金がかかると思います。
お金がかかるけどどうしよう、でも始めてみたい。という思いから行動に移し、そこから未経験の世界。
分からないことだらけで大変な事も多いけど、とても新鮮でもある。
そして もし辞めるのなら『どうして続かなかったんだろう?やめたくなった理由は?』ということを考えます。
経験して初めて『自分はこんなことに向いてる』とか『向いていると思ってたけどそうじゃなかったんだ』という事実が見えてくるはずです。
そこで得た結果を生かしてまた次の挑戦へ。
【自分の人生を生きる】という視点で見れば、なかなか楽しいものだと思いませんか❓️
せっかくの命がある内に、可能な限り自分の心の思うままに動く。
大切なのは失敗することではなく、失敗したからといって、挑戦や好奇心を持つことを諦めてしまうことだと私は思います。
もちろん現実的な面を見なければいけないので、何でもかんでも好きなようというわけにはいきませんよね。
あれもこれも『もしかしたらできる気がする!』と思えるのは、五徳&三徳さんの優秀な能力ゆえでもあります。
そう思える積極性、行動力、好奇心を止める必要は全くありません。
『最終的にのめり込めるものが見つかったらいいな』くらいの気持ちで、フットワーク軽くたくさんのことを試してみる、というのも 一つの方法だと思います。
この2つをミックスさせる方法もありますしね。
『何かやりたいことを見つけなければ』と思わず『せっかく 色々できるからやってみるか。何か ハマれるものが見つかるかなー?』くらいの気持ちでいた方が、精神的にも安定出来ると思います。