“会いたいのに自分から連絡できない”あなたへ。心理学が教える“求めるのが怖い心”のほどき方

“会いたいのに自分から連絡できない”あなたへ。心理学が教える“求めるのが怖い心”のほどき方

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コラム

連絡したいのに、スマホを閉じてしまう

ふと、誰かの顔が浮かぶことがあります。
久しぶりに話したい。
少し声を聞きたい。
本当は「元気?」と送るだけなのに、なぜか指が止まってしまう。
忙しかったら迷惑かもしれない。
自分ばかり会いたがっていると思われたくない。
返事がそっけなかったら傷つきそうだ。
そう考えているうちに、「まあ、いいか」とスマホを閉じてしまいます。
人とのつながりを求める気持ちがあるのに、それを相手へ向けることだけが難しくなる人がいます。

“会いたい”には、自分の気持ちを差し出す怖さがある

臨床心理学では、人に何かを求めることには、自分の気持ちを相手に預ける側面があると考えます。
「会いたい」と伝えれば、相手がどう答えるかは自分では決められません。
喜んでもらえるかもしれないし、断られるかもしれない。
だから、期待するほど怖くなることがあります。
特に、人に頼ったり甘えたりすることを避けてきた人にとって、「あなたと話したい」と伝えることは意外に勇気が必要です。
連絡できないのは、その人に関心がないからではなく、むしろ大切だからこそ傷つく可能性まで考えているのかもしれません。

相手の返事と、自分の気持ちは分けて考える

連絡したくなったら、「送ったらどう思われるだろう」より先に、「私は今、この人と話したいんだな」と自分の気持ちを認めてみてください。
そのうえで、「久しぶりに話したくなって連絡しました」くらいの小さな言葉から始めても構いません。
相手の都合が合わなければ、それはあなたの気持ちが間違っていたということではありません。
誘いが断られることと、自分自身が拒まれることも同じではありません。
人との関係には、自分から少し近づくことと、相手の都合を尊重することの両方があってよいのです。

“求めてはいけない”と思ってきた心を話してみる

誰かを必要とすると不安になるなら、「人に会いたいと思うことの何が怖いのだろう」と考えてみてください。
迷惑をかけること。
必要としている自分を知られること。
断られて傷つくこと。
一人では分からないときは、「人に連絡したいのに、なぜかできない」と誰かに話してみるのも一つです。
話しているうちに、本当は誰かに近づきたかった気持ちが見えてくることがあります。
人を求めることは、弱さではありません。
「少し話したい」と思った自分の気持ちを、最初から引っ込めなくてもよいのだと思います。

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