“人と会ったあと、一人で反省会をしてしまう”あなたへ。心理学が教える“会話の振り返りすぎ”の止め方

“人と会ったあと、一人で反省会をしてしまう”あなたへ。心理学が教える“会話の振り返りすぎ”の止め方

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コラム

楽しかったはずなのに、帰ると反省が始まる

友人と食事をして、楽しく話して帰ってきた。
それなのに、ひとりになった途端、「あの言い方は変だったかな」と気になり始めることがあります。
自分ばかり話しすぎたかもしれない。
余計なことを言ったかもしれない。
相手が一瞬黙った場面まで思い出し、「嫌な思いをさせたのでは」と考える。
実際には何も問題が起きていないのに、頭の中だけで反省会が続いてしまうのです。

心は、終わった会話から“危険”を探している

臨床心理学では、人は人間関係の中で気になる出来事があると、あとから振り返って意味を確かめようとすることがあります。
特に、人からどう思われるかを気にしやすい人ほど、会話の細かな部分まで思い出します。
「あそこで笑わなかったのはなぜだろう」
「返事が短かったのは怒っていたからかもしれない」
振り返ることで次の失敗を防ごうとしているのですが、相手の気持ちは考えても完全には分かりません。
そのため、考えるほど新しい不安が増えてしまいます。

事実と“脳内反省会”を分けてみる

反省が始まったら、「実際に起きたこと」と「自分が想像していること」を分けてみてください。
相手が途中で黙ったことは事実です。
でも、「私に呆れた」というのは想像かもしれません。
何か失礼なことをしたなら、次に気をつければよい。
それ以上は、今考えても答えの出ない領域です。
「ここから先は相手の心の中」と区切るだけでも、頭の中の会話を終わらせやすくなります。

反省ではなく、“気になった気持ち”を話してみる

何度も同じ場面を思い出すとき、本当に苦しいのは会話の内容ではないこともあります。
嫌われるのが怖い。
変な人だと思われたくない。
関係を失いたくない。
そんな不安が、反省という形で続いている場合があります。
ひとりで答えを探し続けるより、「人と会ったあと、いつも考えすぎてしまう」と誰かに話してみるのも一つです。
会話を完璧にすることより、少しくらい不器用でも関係は続くと感じられること。
その安心が増えるほど、ひとりになったあとの反省会も少しずつ短くなっていくのだと思います。

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