努力と結果が結びつかないとき
一生懸命やっているのに、思うような結果が出ない。
そんなとき、気持ちが沈むことはありませんか。
「自分のやり方が悪いのかもしれない」と考えてしまうこともあります。
臨床心理学では、努力と結果が一致しない経験は、自己評価に影響しやすいとされています。
だからこそ、必要以上に自分を否定してしまうことがあるのです。
「結果=自分」ではないという視点
私たちは無意識に、結果で自分の価値を測ってしまいがちです。
うまくいけば安心し、うまくいかなければ落ち込む。
しかし心理学では、結果はあくまで多くの要因の一部にすぎないと考えられています。
環境やタイミングなど、自分ではコントロールできない要素も大きく関わっています。
結果だけで自分を評価しないことが、心を守ることにつながります。
過程に目を向けてみる
結果が出ないときほど、「何をしてきたか」に目を向けることが大切です。
どんな工夫をしたか。
どんなふうに取り組んできたか。
そうした過程には、自分なりの積み重ねがあります。
心理学でも、過程に意識を向けることは自己効力感を保つうえで有効だとされています。
ひとりで抱えず、少し外に出す
報われないと感じるとき、その思いは心の中に残りやすいものです。
誰かに話すことで、「ちゃんと頑張っていたんだ」と実感できることもあります。
自分だけでは見えなかった視点に気づくこともあります。
もし気持ちが重くなってきたときは、そのままにせず、少しだけ外に出してみてください。
それが、次の一歩につながることもあります。