課外活動戦略

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概要


課外活動が聞かれる理由は何か?をまず理解しなければならない。前にも言ったが、人事は新卒をASKモデルで評価する。面接である程度は分かるが、人事がA(Attitude・態度)とS(Skill・スキル)を把握するのに一番簡単な方法は課外活動だ。例示として、よく体育系は就活に強いと言われる。その理由は体育系の活動を長くやるだけで、我慢強さ・勤勉性などを学ぶことができるためだ。また、ビジネスコンテストで優勝したのであれば、他人に自分のアイデアを伝える過程で自然とプレゼンスキルもしくは分析スキルなどが身につく。

ただ、申し訳ないが、態度を変えることは1年、2年で簡単に可能なものではない。就活が始まった今、学生が集中すべきポイントはどんなスキルを身に着けるか?また、どのように付けるか?を悩むフェーズである。個人として、一番お勧めするのは以下の通りである。

① 会計【アカウンティング】
② データ分析
③ エクセル・PPTスキル

①の財務関連であれば、「簿記2級」を取るか、実際に「株式購入」をしてみるのが王道だ。特に株式購入の際に、企業分析(DCF法など)を本気でやり込み、評価数を増やしていけば、学生レベルの中では間違いなくトップに立てる。
また、②と③のスキルの場合はパターンが分かれるが、もし自分に自信があるならビジネスコンペティション(ビジコン)に出る。自身が無いなら、長期インターンシップに行くことだ。大学院に進学する方法手の1つであるが、絶対にお勧めしない(絶対に)。なので、実は課外活動の王道は必ず長期インターンシップになる。

2~3年生の時に長期インターンが王道だ


概要を通じて、長期インターンシップがスキルを身に着けるための最高の方法であることは理解できたはずだ。では、「どんなインターンシップに挑むべきか?」 この回答は簡単で、以下のように決まっている。

文系学生: 外資のコンサル長期インターン、または、ベンチャー企業
理系学生: ベンチャー企業これに関して異論を受けない。

文系学生がコンサルに行けば、論理的思考力と地獄のようなPPT・エクセルスキルが身につく。ベンチャーに行けば、職務が未分化なため、営業からマーケティング、時には採用まで、ビジネスのあらゆる側面に触れることができる。理系学生がベンチャーに行けば、自分の技術がどうビジネスに直結するかを最速で学べる。

人事が気になるのはあなたの苦労や工夫だ。実績ではない。


ここで、インターンや課外活動を語る上で最も重要な心構えを伝えておく。 人事が聞きたいのは、お前の「実績」ではない。「苦労と工夫のプロセス」だ。厳しいことを言って申し訳ないが、学生時代にいくら凄い「実績」を数字で挙げようが、会社単位のビジネスに比べれば、正直「しょぼい」レベルでしかない。

実際に私自身、学生として個人で評価されるレベルの大金(と呼べるもの)を手に入れたことがある。しかし、その数字はきちんとした企業のレベルで見れば、全く大した金額ではなかった。 だから、その「実績」の数字だけをいくら熱心に語っても意味がない。(そもそも、そこまでビジョンのあるビジネスを学生時代にやっていたのであれば、何故いま就職活動をしているのか?と、まともな人事は疑問に思うだろう)
それよりも、その「実績」を出すに至った「過程」で、何を学び、どう考え、どう行動したか。それが、お前が会社員として活躍できるかを判断する上で重要となる。

例えば、私が学んだことは「安定的な金こそ正義」である、ということだ。 そして、安定的にお金を生み出す仕組み(ビジネス)を作るのは、本当に少数の人間しかできない仕事であり、それは人々の本質的なニーズを満たさなければ絶対に不可能である、ということ。
こういう「生々しい学び」こそが、人事が評価する「Attitude」であり「Skill」なのだ。実績の額でマウントを取ろうとするな。

ビジネスコンペティション



上述した通り、ビジコンも非常に良い経験だ。インターンが時間的に難しい場合は、ビジコンに挑戦する方がよい。様々なビジコンが開催されている。 Googleで「登竜門」と検索すれば、コンペ情報サイトが出てくるはずだ。(URLはここでは掲載できない模様)

ただ、ビジコンに出る前に、一つだけ重要なアドバイスがある。 それは「チームビルディング」だ。ビジコンはチームで8割決まる。まず、自分を除いて「3人の仲間」を作れ(=4人チーム)。 その構成は、可能な限り「自分と全く異なるタイプの人間を2人」そして「自分と全く一緒のタイプの人間を1人」選ぶべきだ。

異なる2人(例:自分(戦略)+ファイナンスの鬼、データ分析の鬼) → 自分の弱点を補完し、アイデアの質を担保する。
同じ1人(例:自分(戦略)+もう一人の戦略家) → 思考の壁打ち相手、議論のパートナー、そして激務を乗り切る精神的な支柱となる。

この構成でチームを組めば、長期的に見て(たとえコンペで負けたとしても)損をすることはない。
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