#47 私に勇気をくれた月との出会い

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占い
この頃、自分が成長したなと思うのは、
外に癒しを求めなくなったことです。

ただ月を見上げて、素直に「綺麗だ」と思える――
そんなふうに感じられるようになったことは、
私にとって本当に大きな収穫でした。

今の私は、誰かに癒してもらうのではなく、
自分の心の中でそっと昇華できるようになりました。

……これは単純に、年齢を重ねたからかもしれません。

若い頃の私は、誰かに話を聞いてもらいたくて、
カウンセリングや心療内科に通ったこともありました。

けれど、そこでは鼻で笑われたり、
薬を出されて終わったりすることが多く、
心は満たされないままでした。

寂しさを埋めたくて、
幸せとは言いがたい恋愛に走ったこともありました。
それでも満たされず、心はますます渇いていきました。

やがて私は、宗教に心を向けるようになりました。
といっても、特定の宗教に入信したわけではなく、
神社仏閣を巡る旅をするようになったのです。

けれど――
どれだけ神社を巡っても、
心の奥にある寂しさは、埋まりませんでした。

結婚してからも、
伊勢神宮を夫婦で訪れたり、お遍路にも挑戦しました。
それでも、根本的な孤独は消えなかったのです。

最終的には、子どもが授からなかったことを理由に、
跡取りを望む家を出ることになりました。

病気がちな自分を抱えながら、
「私は何のために生きているんだろう」
そんな問いを胸に、占い師への道を歩みはじめました。

そして、ようやく気づいたのです。
――「人生は、自分自身の行動でしか変えられない」ということに。

私は、自分を変えようとするタスクに、
今までずっと苦手意識を持っていました。

けれど、ふと月を見上げたとき、
「月にお願いしてみよう」――そんな発想が生まれたのです。

新月と満月に、そっと願いを託す。

ガツガツと努力するのではなく、
静かに、優しく、夢に向かう方法。
これは、私にぴったりのスタイルでした。

昨日は新月でしたが、
あいにく雨で月は見えませんでした。

それでも私は、自分の未来を想像し、
胸の中で優しく願うことができました。

次は満月に向けて。

今あるものに感謝し、手放し、
新しい光を迎える準備をしようと思います。

気づけば――
私の人生を長い間支配していた"寂しさ"は、
そっと姿を消していました。

静かに寄り添ってくれるお月様に、
心からありがとうを伝えたいと思います。

「願いを叶えてくれるのは、奇跡じゃない。
願いを信じ続ける、自分自身の力。
優しい月の光に見守られながら、これからも歩いていきます。」

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