アトピーと緑内障、私と母の話。

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こんにちは、青狐です。
今日は別の内容でブログを書こうと思っていたのですが、なんと久しぶりにアトピーがお出ましになったのでアトピーの話をしていこうかと思います。
ちょっと今日は血だの皮だのそんな話なので、苦手な方は回れ右して閉じてください。

いいですか? 大丈夫そうですか? 血とか傷とか苦手な方はまた次回の記事でお会いしましょう? いいですね?
では。

私がアトピーと診断されたのは生後半年くらい経ってからですが、おそらく生まれつきでアトピーがありました。生後三日で踵の皮膚がぱかっと割れていたそうなので、まあ近いものはあったのでしょう。
退院して家に帰ってからは背中が腫れ上がって、ベッドに置くと火が付いたように泣いていたのだとか。確かに背中が腫れ上がるくらいのアトピーで、それがマットレスとか布団に擦れたらたまったもんじゃないですよね。記憶全くないんですけども。
私が記憶がところどころ残っているのは2歳くらいからなのですが、まあ隙があれば引っ掻いていましたので3歳くらいまでは手袋をされていました。そのうちポイして脱ぐことを覚えましたけれど。
小学校に上がるころには太ももの付け根、いわゆる鼠径部ですね。特に2年生は体育の時にまだブルマが存在していて、そこにゴムが当たるものですから痒いのなんの。引っ掻きすぎて真皮? もっと深いかなあ、抉れていました。そこまで抉ってしまうと痒くないんですよね。だから爪が血まみれなのはいつものことでした。

ある程度傷が塞がってくるとまたアトピーが出てくるので引っ掻いて抉っての繰り返し、4年生の頃には鼠径部が色素沈着で灰色、黒色になっていました。人前であまり見せる部分ではないとはいえ、子供心に『あ、終わったな』と思っていました。

母がテレビで情報を仕入れてきて、風呂場でイソジンの原液を鼠径部の掻いて抉れた場所にぶっかけてシャワーで流すという荒業もしていました。……当時はそれでも治りはよくなったのですが、やはり危険は危険といいますか。イソジンにアレルギーがあるとそれがまずやばいというのが一つと、イソジンは皮膚から綺麗に流さないと皮膚を腐食していっちゃうのが二つ目。だからふつーに体を洗って塗り薬で治るなら、こんな荒業はしなくていいかなあと今は思います。
結局その色素沈着が綺麗に消えたのは大学生になってしばらくしてからだったので、たっぷり10年かかりました。今は何事もなかったかのような肌の色です。

昔は薬の選択肢そのものがなかったので(プロトピックとかデュピクセントとかなかったし!)ひたすらリンデロンVG(※ステロイドの塗り薬)でした。幼い頃は母が塗り薬をマメに塗ってくれていたんですが(背中は手が届かないし)、そうすると素手だとやっぱり吸収しちゃうんですよね、それなりに。特に子供とはいえ背中って面積広いじゃないですか。

卵が先か、鶏が先か。私が幼かった頃に母が強烈に目が痛かったことがあるそうなんです。
母が40代の時に、緑内障が発覚しました。きっと昔、その目が痛かった時、眼圧が上がっていたのではないかと思います。
ステロイドの塗り薬で緑内障を発症した例は(私が調べた限りでは)1973年には報告があるようで。母は一度どころか1日3回5回と塗り直し、それを毎日、5年10年。母はアトピーでもなんでもないので、要らない薬を毎日塗っていたことになります。
……もしかしたら、元々母に緑内障の素因はあったのかもしれませんが、その引き金を引いてしまったのではないかと。誰も悪くはないとはいえ、私の中で後味の悪いような気持ちで今も書いています。母は、現在も緑内障の点眼薬で治療をしています。
今のようにインターネットで調べられる時代ではなかったので、その時には調べようもなかった、少し悲しい話です。

なので、もしこの記事を見てお子様がアトピーでお父様お母様が塗るだとか、ご家族内で誰かに塗ってあげるだとか。ステロイドを塗る時は、ビニール手袋などを付けてから塗ってほしいなと思います。直接塗るよりは絶対いいので。

やはり効き目も強いですが、あちこち浮腫ませることにかけてはステロイドは天下一品なんですよ(浮腫む程度はステロイドの形によって変わりますが)。神経、血管、細胞。一つ一つどこかが浮腫んで膨らめばどこかが圧迫されるので、その一つの形が薬剤性(ステロイドでも起きる)緑内障なんだと私は思っています。

時々花粉症とか、強膜炎だとか、風邪でも炎症がひどい時だとか、蜂に刺された時だとか。そんな時にステロイドが処方されることがあります。短期間で使う分には問題ないので、ステロイドは賢く使ってください。ステロイドについては、また別記事を設けようかなと思っています。なんでかって……せっかく渡した薬を使わないで『治らないです』ってまた薬局に来る悲しい患者さんがいるからです。むしろ使ってないことを言わずに受診して、医師が勘違いして薬が強くなっていたりとか(実際に患部悪化していたりしますし)、そうしたら本末転倒じゃないですか。

※皮膚が薄くなるとか、そういった話はまた別記事にします。一気に書ききれないので。

なんでって、アトピーにせよアレルギーにせよ『初期消火』しないと後から強い薬使ってもなっかなか効かないんですよ。私みたいに皮膚を抉ってしまったり、そんな状況はもう大火事です。大火事の時に消化器一本では消せないのと同じで、消防車何台も必要になる状況です。そうすると使う薬の量もエグくなるので、最初のうちに、早めに対処していただきたいなと思う次第です。

アトピー自体は私も一生のお付き合いかなとは思っていますが、アレルギーマーチを辿る方も結構います。
私のプロフィールをご覧の方はわかるかもしれませんが、アトピー→食物アレルギー→喘息→花粉症、のようにアレルギーの形がどんどん変わっていくことを指します。私なんて順番は典型的です。ただし、切り替わるというよりは全部同時並行でうんざり感マシマシですが。
参考までに、私が今使っている抗ヒスタミン薬は『アレロック』です(※宣伝ではないですよ)。

私は常時花粉症なのでそちら目的もあるんですが、痒みは全然なくなりますしよく効いてます(ただし飲んだら12時間起きられない)。患者さんでお見かけする体感5人に1人くらいは『この薬全然効かない』とか2人に1人『眠気? ないよ』とかそんな感じなので個人差大きいなあと思っています。

これも別記事で書こうかな、抗ヒスタミン薬を私が使った時の状態(似たような薬でもこれだけ違うか! ということだけは参考になるかと思います。他の誰かには全然あてはまらないことも多いです)
今日の患部の写真も載せておきます。まあこのくらいなんで薬塗っておけば治るでしょう。
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ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
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