さあ来い、ミヤハラ!

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コラム
ココナラ始めて1週間、1人もお客様をお迎えすることもなく、すでにへたりそうです。自信なくしたのもあるし、プライド傷ついたのもあるし(私、銀座で28歳から33歳まで5年半くらい、週に2~3回1日4時間で会員制カウンターバーでママのお手伝いしていたし、トークスキルはそれなりにあると思ってた。プライベートでも友人の恋愛愚痴電話をひたすら6時間聞き続けたこともあるし。でも、トークスキルや傾聴スキルって自分で評価するものじゃないしね・・・。人生経験もそれなりにあるし、まあまあ我慢強いし。でも、私ではまだまだダメなのかなあ?)、待機に飽きたってのもある。

で、暇なので、友人ミヤハラ(仮名)の愚痴電話に6時間付き合ったときのお話を書いてみようかな、と。

ミヤハラと私は通信大学時代の友達。一般教養の授業で知り合って、なんとなくウマが合い、学部は違ったので同じスクーリングを受けることは少なかったけど、学校以外で遊ぶことも多かった。初めて会ったのは私25歳でミヤハラは23歳だったと思う。もともとモチベーションの高いミヤハラは平日昼間は働きながら法学部を4年で卒業し、その後は働きながら勉強を続け司法書士の資格を取った。モチベーションの低い私もミヤハラの影響を受け、昼間は働きながら一人暮らしをして史学科を8年かけて卒業した。ミヤハラは自宅だけど親にしっかりと食費を収めて学費も自分で稼いだ。私も一人暮らししながらもちろん自分で学費を賄った。当時は学ぶことが楽しかったし当然のことだと思っていたけど、私たち、けっこうがんばってたかもしれないな。ミヤハラがいなかったら満期退学していたかもしれない。本当に感謝してもしきれない。ミヤハラさん、本当にありがとう♡

今はお互いに結婚して、ミヤハラは可愛い猫ちゃんを育てながらキャリアを積んでいる。私は16歳の一人娘に支配されつつご飯作ってお弁当作ってお洗濯してお掃除して・・・。ミヤハラも私も夫が年上なのでメインは年金生活だけど、自分の服や交際費や家族へのプレゼント代などは自分で稼ぎたいなあ・・・なんて。今は終活で自宅を片づけているので、一区切りついたら扶養控除内の派遣パートも探してみたいな。う~ん、私のPCスキルで大丈夫かなぁ。

そう、それでミヤハラ。しっかり者の彼女の当時の唯一の弱点は「ダメンズウォーカーであること」いや、なんで、その男と付き合う?いや、もうさっくりと別れようよ。一度好きになると振られても何年でも心の中で好きが持続してしまう私(別にストーカーになるとかじゃなくて、ああ、今でもしみじみと好きだなあ、と勝手に思い出に浸っていられる。次に好きになる人が現れるまでは誰とも付き合いたくない)。常に「彼氏」という存在がなければ不安になってしまうミヤハラ。両極端な体質でどちらも恋愛下手。

その日もミヤハラは固定電話をかけてきた。当時は携帯電話は普及していなかった。私もミヤハラも派遣社員で私は銀座のバイトがない日は19:00には帰宅。お風呂入って簡単に晩御飯食べて、20:00からは自由時間。それでも前日にバイトがあれば疲れているし、翌日に備えて22:00には寝たい。しかし、当時のミヤハラは8年越しの彼氏と別れたりヨリを戻したり・・・そして結婚を強く意識しだしたミヤハラはとうとうすっぱりと煮え切らない彼氏と別れようと決意を固め・・・ても、彼氏の一言で心が揺れてしまう・・・。ということで、バイトのない日はほぼ2時間くらい永遠にループし続ける恋愛愚痴を聴くことになった。

だいたい19:50に電話が鳴る。私が出ると「かのんさん、私・・・。」
「あ~、ちょっとだけ待ってて、コーヒー淹れてくるから」速攻でインスタントコーヒーを淹れて、「ごめんね、待たせちゃって・・・。それで?・・・うん、・・・、うん・・・、そうかぁ・・・。うん・・・。それは最終的にはミヤちゃんの決めることだからね。私はミヤちゃんの出した答えを応援するよ。話しているうちに本当の自分の気持ちに気づくこともあるからね・・・。うん・・・、うん・・・」
そして、22:00頃に「あ、ごめんね、かのんさん、もうこんな時間。ありがとう、おやすみなさい」「ううん、全然大丈夫。とにかくミヤちゃん一人で煮詰まらないでね。いつでも話聞くから。うん、おやすみなさい」

しかし、その日のミヤハラは一味違っていた。学業のときは力強くやる気にあふれているミヤハラ、恋愛のことになると毎回半泣きになっている。しかし、その日は本格的に泣いていた。「かのんさん、私・・・。やっぱりダメかもしれない」「あ、ちょっとだけ待ってて。コーヒー淹れてくる」いつも通り少し濃いめのコーヒーをマグカップの半分まで入れて、もう半分を牛乳で埋める。ぬるいカフェオレをたっぷりと用意して、「ごめん、お待たせ。どうしたの。泣いてるの?・・・うん、そっかぁ・・・。うん・・・、うん・・・、もうそれはミヤちゃんの決めることだから・・・。うん・・・。」

22:00。いつもならミヤハラも話疲れてそろそろお電話終了、の時間だが、その日はなぜか、話が続く。「それでね、かのんさん。彼と昨日も話したの・・・。でも、私、20代のうちに結婚したいし、今の彼だとそれは難しいと思う・・・。あ、かのんさん、今何歳だっけ?」「半年前に30歳になったよ~」「信じられない、かのんさん!結婚、焦らない?30歳になるってどんな気持ちになるの?」「う~ん、特に何も変化ないかなぁ。結婚、今は好きな人もいないし、4年前の失恋をまだひきずってるし。30歳って別に特別じゃないよ~。ただ、29歳最後の夕日が落ちて、翌日に30歳最初の朝日が昇ってくるだけ~」「・・・そんなもんなの・・・?私はそんなふうに割り切れない。でね・・・」

おや、ミヤハラ、まだお話続くの?そろそろ22:30。私、ちょっとねむねむさんがお迎えに来ているんだけど。昨日はバイトで帰宅が深夜0:30。明日もバイトで帰宅は0:30予定。そろそろ・・・。

「でね、かのんさん・・・。彼ときちんと別れようと思って・・・」「うん・・・。うん・・・。」あれ、ヤバい。私、眠い。でもミヤハラはまた泣き出した・・・。ここで電話を切るわけにはいかない。「いいかげん、きちんと別れないと、私、ちゃんと結婚できる彼氏、探せないよ・・・」「うん・・・。そうだね、今の彼氏は8年間の絆があるにしても、長すぎる春だったのかもしれないね・・・。」・・・ちょ、ちょっと、今、私、一瞬意識飛んだ?いや、もう0:30過ぎてるよ?いや、ちゃんと話、聞かなきゃいけないけど、マジで私、眠い。ミヤちゃん、眠くないの?「私は20代のうちに結婚しなきゃってすごく焦ってて・・・。彼氏は今は結婚できないから待っててほしいって。でもいつまで待てばいいの?」あ、ミヤちゃん、本格的に泣き出した。眠い。でも、泣いてるミヤちゃんに眠いことを悟られちゃいけない。でも、もう意識が朦朧としてきた・・・。「ちょ、待ってて、ミヤちゃん。コーヒーもう1回淹れてくる」「うん、待ってる・・・」濃いめのカフェオレをマグカップ2個にたっぷり作る。ついでに両手を伸ばしてあくびする。少し、目が覚めた。でも眠い・・・。「ごめんね、お待たせ」「ううん、大丈夫。それでね、彼が仕事をちゃんと続けられれば・・・」「うん・・・。彼氏さん、ミヤちゃんに甘えっぱなしだよね・・・。うん・・・。」時計を見る。・・・まじか、深夜1:40。ミヤハラ、もう5時間以上泣きながら愚痴ってるぞ。眠い眠い眠い、気絶しそう。でも、今のミヤちゃん、話をひたすら聞き続けるしかないし・・・。答えはミヤちゃんが自分で出すしかないんだから。

・・・。深夜、ジャスト2:00!ミヤハラは6時間泣き続け、愚痴りつづけた。そして、私!いきなり覚醒した!眠さの限界を越えて、かえって眠気がふっとんだよ!よし来た!ミヤハラ!さあ来い!朝の6時まで聞き続けてやる!どんどん泣け!どんどん愚痴れ!溜ったものを吐き出すんだ!さ~あ、聞くぞぉ!!!

「あれ?かのんさん?」「うん、何?」「いつの間にか深夜2時になってる。私、明日も仕事だよ。なんか、いきなり眠くなってきた。電話切るね、ありがとう、かのんさん。今日はいつもより長電話になっちゃってごめんね。」・・・え???あ、あれ?あれ???「あ、うん、それは大丈夫だよ。うん、ちょっと遅くなっちゃったね、明日もがんばろうね、おやすみなさい、ミヤちゃん。」「おやすみなさい、かのんさん。また話聞いてね?」「うん、明日はバイトだから無理だけど、明後日は普通の時間にはいるから。」「うん、本当にごめんね、かのんさん。おやすみなさい」「おやすみなさい」

・・・え?深夜2時に覚醒しちゃった私、これからどうしろと?

まあ、若くて気力も体力もあったので、歯磨きをして電気を消したらすぐ眠れました。翌日は6時起きで身支度してお仕事&バイトへ。いやあ、体力も気力もあったなぁ、私。そして、当時はかなり迷惑な友人だったなあ、ミヤハラ(笑)。

結局、私はご縁があって33歳で結婚、2歳年下のミヤちゃんは私が結婚した翌年に32歳でめでたくゴールイン。長すぎた春の彼氏ときっぱり別れたら、すぐに職場で良い出会いがあり・・・。ま、結婚後もごたごたして、彼女は×1となり、ごたごたして再婚、そこでやっとしっかりと落ち着くことができました。めでたしめでたし♡

うわあ、長いブログ。
おやすみなさいませ。季節の変わり目、ご自愛くださいね☆






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