こんにちは、ヒーリングサロンHOOLOLIのヒーラー兼占い鑑定士、稲月シロです。今日は、私たちの心と体に深く関わる「油」について考えてみたいと思います。食事で摂取する油は、心身の健康バランスを保つために欠かせません。油の質とその摂取方法が、日々のエネルギーや精神的な安定にも影響を与えるのです。
必須脂肪酸とは?
油に含まれる脂肪酸には「必須脂肪酸」があります。これは体内で生成できないため、食事から摂取する必要があるものです。代表的な脂肪酸の種類を挙げると、以下の通りです。
* オメガ3脂肪酸: えごま油、アマニ油、魚油など
* オメガ6脂肪酸: ごま油、大豆油、サフラワー油など
* オメガ7脂肪酸: シーバックソーンオイルなど
* オメガ9脂肪酸: オリーブオイル、アボカドオイルなど
特に不足しがちなのはオメガ3脂肪酸。これには抗炎症作用があり、心の安定や免疫力向上にも効果的です。反対に、オメガ6脂肪酸は摂取しやすく、過剰になると体内で炎症を引き起こしやすいため、バランスが重要です。
トランス脂肪酸に注意
次に注意すべき油がトランス脂肪酸です。これは加工食品に多く含まれており、健康に有害な影響を与えることで知られています。代表的な油には、ショートニングやマーガリンがあり、市販のサラダ油にも製造過程でトランス脂肪酸が含まれている場合があります。
また、トランス脂肪酸が多く含まれる加工食品には次のようなものがあります。
* 市販の焼き菓子(クッキー、ケーキ)
* 冷凍食品
* ポテトチップスやスナック菓子
* フライドポテトなどの揚げ物
通常の調理での加熱(160〜200度)ではトランス脂肪酸はごくわずかしか生成されませんが、酸化リスクを避けるために加熱に強い油を選ぶことが大切です。
加熱に強い油、酸化しやすい油
加熱に強く、酸化しにくい油としては以下のものが推奨されます。
* ココナッツオイル
* MCTオイル
* 白ごま油
* グレープシードオイル
一方、酸化しやすい油にはオメガ3脂肪酸を含むえごま油やアマニ油があります。これらはできるだけ加熱せず、生で摂取することが理想的です。
私の油選び
私自身、できるだけ加熱しない方法で油を摂るよう心がけています。オメガ3系のえごま油やアマニ油は健康に良いとされますが、味に癖があり、使いづらいこともあります。私が好んで使っている紅花食品 有機亜麻仁油 100g アマニ油は比較的癖がなく使いやすいです。自分にゆかりのあるニュージーランド産というのもお気にりのポイントです。食べ方は納豆に混ぜたり、しらすご飯にかけたりしています。
一方で、ごま油やオリーブオイルは風味が良く、生で使いやすい油です。ごま油はオメガ6が多いので、摂りすぎには注意が必要ですが、抗酸化作用があり、健康に良いとされています。オリーブオイルはオメガ9系で、必須脂肪酸ではありませんが、適量であれば体に良い効果があります。
また、最近はMCTオイルも取り入れています。この油は中鎖脂肪酸で構成されており、エネルギーとしてすぐに使われやすいため、健康やダイエットに良いとされています。
私が使用している油
私が普段使っている油の一つに、和田萬の有機白胡麻油があります。この白ごま油はほとんど風味がなく、透明に近いため、料理の味を邪魔せずに使いやすいです。また、加熱にも強いので、炒め物や揚げ物にも適しています。さらに、白胡麻油はビタミンEやセサミンといった抗酸化物質を豊富に含んでおり、体内の活性酸素を減らす効果があります。これにより、細胞の老化を防ぎ、体の中から若々しさを保つ助けとなります。
胡麻油の素晴らしさはそのバランスの良さにあります。オメガ6脂肪酸を多く含みますが、他の油に比べて酸化しにくく、保存性が高いため、長期間にわたって安定した状態で使用できます。
油を選ぶ際のポイント
私たちの体に必要な油を適量摂取し、避けるべき油を減らすことが、心と体のバランスを保つために不可欠です。外食や市販の食品では、どの油が使われているかをコントロールするのは難しいですが、多くの場合、オメガ6系のサラダ油が使われていると考えられます。特に揚げ物や加工食品はトランス脂肪酸が含まれる可能性が高いので、なるべく避けることが望ましいでしょう。
まとめ:油とエネルギーのつながり
油は単なる栄養素ではなく、私たちの体と心のエネルギーに直結しています。正しい油を選び、摂取することで、私たちは内側から輝くエネルギーを得ることができ、スピリチュアルなバランスを保つことができます。
私たちの体は、日々エネルギーを受け取り、放出しています。良質な油を選び、体に取り入れることで、そのエネルギーの流れがスムーズになり、心と体が整い、ヒーラーとしての感覚も研ぎ澄まされます。油の選び方一つで、エネルギーの質が変わり、ヒーリングの力にも影響を与えることを忘れずにいたいものです。