イギリスの伝統的なバラッドとして知られる 「スカボロー・フェア(Scarborough Fair)」。
その名のとおり、イギリス北部の港町スカボローで開かれていた市(Fair)にまつわる恋の歌だといわれています。
歌詞の中では、恋人に別れを告げた男性が、もう一度彼女に自分のもとへ戻ってきてほしいと願います。
「縫い目のないシャツを作ってほしい」「干上がった井戸で洗ってほしい」など、一見すると不可能な願いを次々と告げます。
それは、彼女が自分を本当に愛しているかを確かめる“試練”とも、叶わぬ恋の切なさを象徴した表現ともいわれています。
一説には、17世紀ごろのスコットランドやイングランド北部で歌われていたバラッド 「エルフィン・ナイト(The Elfin Knight)」 が、「スカボロー・フェア」の原型になったとも伝えられています。
私は昔からこの曲が大好き✨
穏やかで、どこか懐かしさを感じさせる旋律です。
これまでに、さまざまなアーティストが歌ってきました。
よかったら、ぜひ聴き比べてみてくださいね😊
「Scarborough Fair」 / Tal Barr
可憐で透明感のある歌声です。まるで森の妖精のよう。
「Scarborough Fair」 / ダズビー
歌声を重ねたアレンジが幻想的で秀逸です。
「Scarborough Fair」 / Sarah Brightman
世界の歌姫にふさわしい、美麗な歌声です。曲のアレンジも神秘的。
「Scarborough Fair」 / VOCES8 & Chanticleer
男女混声によるアカペラです。まるで宗教音楽のような神秘的な歌唱が美しいです。
「Scarborough Fair / Canticle」 / Simon & Garfunkel
1967年の映画『卒業』の挿入歌として、世界中で有名になりました。
ポール・サイモンの反戦歌「ザ・サイド・オブ・ア・ヒル」より引用した歌詞を詠唱的に重ねて歌っています。