毒親育ちの人間不信|人を信じるのが怖いあなたへ。まずは話してみませんか?

毒親育ちの人間不信|人を信じるのが怖いあなたへ。まずは話してみませんか?

記事
コラム
「人と仲良くなりたいのに、深く仲良くなれない」
「本音を話したら、嫌われるかもしれない」
「どうせ私の気持ちなんて、分かってもらえない」

そんなふうに感じたことはありませんか?

以前の私は、誰とでも笑顔で話せるのに、心を開くことが苦手でした。
人が嫌いだったわけではありません。

仲良くなりたいのに、人を信じることが怖かったのです。


人を信じられなくなった理由

私は子どもの頃、父からよく怒鳴られ、叩かれていました。

なぜ怒られるのか分からず、いつも父の顔色をうかがっていたのです。
「どうすれば怒られないだろう?」そんなことばかり考えて育ちました。

大人になってからも、相手に嫌われることが怖くて、本音を言えませんでした。
仲の良かった友人から、身に覚えのないことで責められた経験もあります。
何度説明しても信じてもらえず、とても傷つきました。

こうした経験が重なり、
「どうせ分かってもらえない」
「本音を話しても傷つくだけ」
と思うようになっていたのです。

私が少しずつ変わり始めたきっかけ

転機となったのは、亡くなった母の日記でした。

そこには、私への「ありがとう」という言葉が残されていました。
「私は母にとって、大切な存在だったんだ」
初めてそう気づいたとき、自分自身も大切にしていいのではないかと思ったのです。

それから私は、嫌われたと思ってつらくなったときも、
「悲しかったね」
「でも、頑張ったよね」
と、自分の気持ちを認めるようにしました。

そして、安心できる人たちに出会い、少しずつ自分の気持ちを話せるようになりました。

最初から何でも話せたわけではありません。
それでも、何度も話を聴いてもらううちに、少しずつ人を信じられるようになっていったのです。

それまでの私は、相手にどう思われるかばかり気にしていました。

でも、自分の気持ちを話せるようになると、
「私はどう思っている?」
「本当はどうしたい?」
と、自分自身にも目を向けられるようになりました。

嫌われることだけを恐れて、本音を隠す必要はない。
そう思えるようになってから、人間関係も少しずつ楽になっていきました。

人を信じることは、何でも受け入れることではない

今の私は、相手と意見が違っても、自分の考えを伝えられるようになりました。

相手の意見も聞き、自分に改善できるところがあれば直していく。
でも、納得できないことまで無理に受け入れる必要はありません。

相手も自由、自分も自由。

人を信じることは、自分を犠牲にして相手に合わせることではないのです。
もし今、誰にも本音を話せずにいるなら、まずは小さな気持ちから言葉にしてみませんか?

「今日は疲れた」
「あの言葉が悲しかった」

それだけでもいいのです。

自分の気持ちを言葉にすることは、自分自身を知るきっかけにもなります。

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