結論から申し上げましょう。
あります。
私はとある研究所で西洋占星術を学びましたが、そこはたまたま日本の西洋占星術の土台を作られたところで、あまり派閥的な何かを気にすることなく、どちらかというとゆるーくのんびりと楽しく学ばせていただきました。
東洋占星術は、宗派がさまざまあり、線1本、角度1度違うだけで、解釈が大きく異なるようです。
私はちょっと怖い世界だな…と上下関係が厳密なのは苦手なタイプですので、深く関わらないようにしています(汗)が、
「秘伝」の心得などがあるようですので、極めたい方にはオススメな世界だと思います。ただ、残酷な一面もありますので、そこだけはお気をつけくださいませ。
西洋占星術の2大巨匠といいますと、鏡リュウジ先生と松村潔先生だと思っているのですが、このお二方も全然違ったタイプであると感じております。
どちらが良いとか、悪いとか、そういったお話ではなくて、考え方の違い、解釈の違いがありますよ、ということを知っておいていただけたらと思います。
例えば、オーブ(アスペクト・星同士で形成する角度)を何度にするのか?
境界線である29度に星があったら、どちらの星座で考えるのか?
タロットならば正位置、逆位置をとるのか?
そういった部分の考え方が異なります。
もし西洋占星術を学ばれたいと思う方がおりましたら、その講師の考え方、解釈の仕方はどういう傾向にあるのか? ということをぜひご確認ください。
自分が学びたいと思っている方向性と異なってしまうと、学ぶこと自体がつらくなってしまいます。
私のいた研究所では、「何度だからこう考える、綿密な答えが欲しい、数字で考えたい人は、松村先生のところの方が合っているので、そちらに行ってください。うちは解釈がゆるいので、感性がないと難しいです」と答えていたようです。
白か黒で分けるのも、分かりやすくていいのですが、希望を見出せなくなってしまうな、と私は思います。
すんなりと上手くいかなさそうな星の地図だけれど、でもなんとかその希望を叶えて差し上げたい。
どうやったら、どう星を使えば、本人のやりたい気持ち、願いに寄り添えるだろうか?
そういった考え方を教えてくださった師匠に感謝しています。
そういった意味では、第三の派閥なのかもしれませんね。
自由人の集まりということで。
皆さまは、どうお考えでしょうか?
たくさんの価値観があってよろしいかと思います。
自分の考えに近い占いと出会えるといいですね。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
あなた様に星の恵みがありますように。