「今、何件?」
「今日あと何件いけそう?」
「まだ目標いってないよ」
テレアポやコールセンターで働いていて、こういう数字の話をされるだけで気持ちが重くなること、ありませんか?
今日も電話している。
何件も対応している。
断られても次にかけている。
嫌なことを言われても、次の相手には普通に話している。
自分なりにちゃんとやっている。
それなのに画面に出ている数字を見ると、
「まだ足りない」
と言われているような気持ちになる。
周りを見ると数字が出ている人もいる。
自分の数字を見る。
足りない。
また電話する。
でも、また結果が出ない。
そんな日が続くと、
「数字が足りない」
という話だったはずなのに、いつの間にか、
「自分が足りない」
みたいに感じてしまうことがあります。
今日は、そんなふうに件数やKPI、アポ数などの数字に追われて、電話業務で心がすり減っている人に向けて書きます。
電話業務は、嫌でも数字が目に入る仕事です
仕事なので、目標や数字を確認する必要があるのは分かります。
テレアポなら、
何件かけたか。
何件つながったか。
アポは何件取れたか。
コールセンターでも職場によって違いますが、対応件数や応対状況など、いろいろな数字を意識しながら働くことがあります。
数字を見ること自体が悪い、と言いたいわけではありません。
改善するために必要なこともあります。
でも、
一日中その数字を意識しながら電話している側の疲れは、数字だけでは見えません。
何十件も断られた。
強い言い方をされた。
うまくいかなかった電話のあとも、気持ちを切り替えて次にかけた。
難しい問い合わせが終わった直後でも、次の電話では何事もなかったように対応した。
そういう一つ一つは、最後に表示される数字からは見えません。
だから、
「これだけやったのに、今日も数字が出なかった」
という日は、ものすごく疲れるんですよね。
つらいのは「数字」と「自分自身」がくっついてしまう時
今日アポが0件だった。
これは、今日の仕事の結果です。
でも、
周りは取れている。
自分だけ0件。
進捗を聞かれる。
また数字を見る。
それが続いていくと、
「自分の話し方が悪いのかな」
「自分だけ向いてないのかな」
「仕事ができないと思われてそう」
「これだけ電話して0件って、何やってるんだろう」
と、いつの間にか仕事の結果が自分自身の評価に変わってしまうことがあります。
でも、
今日の数字と、あなた自身の価値は同じものではありません。
「数字なんて気にしなくていい」
と言いたいわけではありません。
改善できるところがあるなら、見直せばいい。
話し方を変えたほうがいいこともあると思います。
ただ、
数字が出なかった。
そこから一気に、
「だから自分はダメなんだ」
まで行かなくてもいいと思っています。
私も、数字が出ないまま電話をかけ続けた側です
ここは、ただ「分かります」とだけ言うのではなく、私自身のことも書いておきます。
私は以前、テレアポの現場を約2年半経験しました。
途中からはSVとして、新人へのレクチャーや、実際の電話を聞きながら稼働中のフォローをする側も経験しています。
その前には、10年以上お客様と直接関わる仕事をしてきました。
私自身も、
朝から電話をかけて、
断られて、
また次にかけて、
それでも成果が出ない日を経験しています。
そして教える側になってからは、
真面目に電話しているのに結果が出なくて悩む人。
断られるたびに自信をなくしていく人。
周りの数字を見て焦る人。
「自分、向いてないですよね」
と口にする人。
そういう人も見てきました。
だから私は、
「今日アポ0だった」
「KPI未達って言われた」
「周りは取れてるのに、自分だけ数字が出なかった」
と言われた時に、
「KPIって何ですか?」
「テレアポってどんな仕事なんですか?」
というところから説明してもらわないと分からない相手ではありません。
「今日、数字のことでしんどくて」
最初の一言は、それだけでも大丈夫です。
改善したい日と、ただ吐き出したい日は別だと思っています
数字が出ない時、
「どうしたら取れるようになるんだろう」
と考えたい日もありますよね。
その時なら、
どこで断られているのか。
どんな言い方をしているのか。
何がやりづらいのか。
一緒に整理することもできます。
私はSVとして、新人へのレクチャーや電話中のフォローも経験してきました。
なので、必要であれば電話業務を経験した立場から一緒に考えることもできます。
でも。
毎回そうじゃなくてもいいと思っています。
今日はもう疲れた。
改善点なんて考えたくない。
「もっとこうした方がいい」とも言われたくない。
ただ、
「今日きつかった」
「また数字のこと言われた」
「頑張ったのに0だった」
と吐き出したい。
そんな日もあると思います。
その日にまで、無理に反省会をする必要はありません。
同じ職場だからこそ言えないこともある
職場の人なら、仕事の内容は分かってくれます。
でも、同じ職場だからこそ言いづらいこともありますよね。
「もう件数追うのしんどい」
「数字を見るのが嫌になってきた」
「周りが取れるたびに焦る」
「正直もう辞めたい」
上司に言ったら、
「言い訳だと思われるかな」
と気になる。
同僚も同じように数字を追っているから、弱音を吐きづらい。
じゃあ家族や友達に話そうとしても、
「何件くらい電話するの?」
「アポ0ってそんなに大変なの?」
と、まず仕事の説明から始めることになる。
もちろん悪気はないと思います。
でも、一日中電話して疲れたあとに、さらに仕事の仕組みから説明するのもしんどいですよね。
だから、
職場とは関係ない。でも電話業務の現場は知っている人。
そんな相手に話すという選択肢があってもいいと思っています。
「数字がしんどい」そのまま持ってきてください
私はココナラで、
「テレアポやコールセンターの愚痴や悩みを聞きます」
という電話相談サービスを出しています。
私がこのサービスで大事にしているのは、ただ
「愚痴なら何でも聞きます」
と言うことではありません。
愚痴を聞いてくれる人なら、他にもいます。
私だからできることがあるとすれば、
実際に電話をかける側も、教える側も経験した状態で話を聞けること
だと思っています。
だから、
「今日アポ0だったんですよ」
「KPI未達って言われて、もうしんどくて」
「件数を見るのも嫌になってきました」
「周りは取れてるのに、自分だけ数字出なくて」
そのままで大丈夫です。
相談内容をきれいにまとめる必要もありません。
今日はアドバイスはいらないなら、
「今日は聞いてほしいだけです」
と最初に言ってもらえれば、それで大丈夫です。
逆に、
「少し一緒に考えてほしい」
という日なら、一緒に整理します。
1分だけでも大丈夫です。
話してみて、
「なんか違うな」
と思ったら、無理に続けなくても構いません。
電話の仕事を知らない人には説明しづらい、あのしんどさ。
数字が出ない悔しさ。
周りと比べてしまう焦り。
「また明日も電話か」と思う疲れ。
それを一から説明しなくても話せる相手がほしい。
そんな日に、私のことを思い出してもらえたらと思っています。
もし今日、
「KPI未達って言われて、もうしんどい」
「件数に追われるのに疲れた」
「周りは取れているのに、自分だけ数字が出ない」
そんな状態なら、その言葉のまま来てください。
私自身、テレアポの現場と、SVとしての新人レクチャー・稼働フォローを経験してきました。
仕事内容を一から説明しなくても大丈夫です。
「今日、数字のことでしんどくて」
最初の一言は、それだけでも構いません。
アドバイスはいらない、ただ聞いてほしいでもOK。
うまく話せなくてもOK。
1分だけでもOKです。
▶ テレアポやコールセンターの愚痴や悩みを聞きます