はじめに
スターシードという言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。
自分がこの地球に属していないような感覚や、深い孤独感を抱く人々の中には、自分をスターシードだと感じる人がいます。
この記事では、そうした感覚を持つ人々が経験する「居場所がない」という感情について、その特徴や背景、そして前向きな対処法について探っていきます。
スターシードとは
スターシードとは、スピリチュアルな概念の一つで、地球以外の星や次元から来た魂を持つ存在だと考えられています。
多くの場合、以下のような特徴を持つとされています。
・幼少期から「この世界に馴染めない」という感覚を持つ
・深い共感性と直感力を持つ
・既存の社会システムや価値観に違和感を覚える
・人類や地球の進化・癒しに貢献したいという使命感を持つ
「居場所がない」感覚の特徴
1. 社会への違和感
多くのスターシードが経験するのは、一般的な社会のルールや価値観に対する根深い違和感です。
競争社会、物質主義、表面的な関係性などに対して、心の底から納得できない感情を抱きがちです。
2. 深い孤独感
周囲の人々と話していても、本当の意味で理解し合えているという実感が得られません。
表面的な会話は成り立っても、魂レベルでの繋がりを感じられず、深い孤独感に襲われることがあります。
3. 故郷への憧憬
具体的な場所は分からないものの、「本当の故郷」や「帰るべき場所」があるような感覚を持ちます。
この地球が一時的な滞在場所のように感じられ、どこか遠い場所への郷愁を抱くことがあります。
4. エネルギー的な疲労
人混みや都市部にいると異常に疲れやすく、自然の中にいる時だけ本来の自分を取り戻せるような感覚を持ちます。
なぜこのような感覚が生まれるのか
高い感受性
スターシードの特徴として挙げられる高い感受性は、周囲のエネルギーや感情を敏感に察知します。
これにより、一般的な社会環境では刺激が強すぎて、居心地の悪さを感じやすくなります。
価値観の相違
物質的な成功や競争よりも、愛、調和、精神的な成長を重視する傾向があるため、現代社会の主流な価値観とのギャップを感じやすくなります。
使命感からくるプレッシャー
「地球を癒す」「人類の意識を向上させる」といった大きな使命感を持つ一方で、現実の自分とのギャップに苦しむことがあります。
地球体験への失望と傷
地球に転生してたものの、思った以上に大変なところで、深く心に傷をもち時に怒りさえ持っている存在もいます。
理想と現実のギャップ、人間関係の複雑さ、社会の不公正さなどに直面し、予想以上の困難を経験することで生まれる感情です。
さらに、過酷な人間関係のドラマを体験している魂もあり、私が行っているQHHTの催眠療法で得られた情報では、「疑うことを学ぶ」であったり「不自由さがどういうものなのかを知るため」に学んでいる魂もあるという事です。
それだけ、地球では制限を感じながら色々な感情を味わう事でき、いろいろな波動の存在と交わることができるグラウンドだということです。
全てが繋がっている意識のスターシードからすると、かなり刺激的な体験となるわけです。
前向きな対処法
実体験から学ぶ：一つの事例として
ここで、私の体験をシェアさせていただこうと思います。
人生に行き詰まっていた時に、とあるヒーリングを体験しました。
そのヒーリングとは、ただ手をかざして宇宙のエネルギーを流すというシンプルなものでした。
その人に必要なヒーリングが起きるということでしたが、自分に起きた現象はとても驚くものでした。
突然、母親のお腹から陣痛が始まり、あと少しでこの世界に生まれる、まさにその瞬間を追体験するという現象でした。
その胎児だった私が感じていたことは「まだこの世界に生まれる決心がついていない！生まれるのを待ってほしい～、でも陣痛が始まっているし～」と超焦っているというものでした。
ですが、地球に先に生まれているある人物の姿が見え「そうだった、この方の手助けをするんだったんだ」と思い出し、泣く泣くこの世界に生まれたというものでした。
この体験は、かなり衝撃的でした。
みんな地球にはワクワクしながら、自ら望んで生まれてくるものとばかり思っていたので。
何度も地球ではないどこかへ帰りたいという気持ちが湧き、よく夜空を眺めたものです。
地球での体験は、強烈なもので、戦争があったり親や子ども同士が殺しあったり、いじめや仲間外れ、自然災害、そういう情報に触れていくたびに無意識に「怒り」のようなものが蓄積されていったようです。
ある時、自分の深いところに言いようもない「怒り」が蓄積されていることを感じ取り、大声を上げて叫んだことがあります。
「この世界は、まったく何が何だかさっぱりわからない！！人が人を殺しあうような世界に怒りを感じる！！」と。
この怒りを吐き出してから、どんどんと楽になっていきました。
そして、この地球での体験をどのように楽しもうか、と思えるまでに変化したのです。
このような体験を通して、スターシードが感じる「居場所がない」感覚や深い怒りも、実は変容と成長のプロセスの一部だということを実感しました。
では、同じような感覚を抱いている方々に向けて、具体的な対処法をご紹介したいと思います。
1. 同じような感覚を持つ人との繋がり
オンラインコミュニティやスピリチュアルな集まりで、似たような感覚を持つ人々と繋がることで、孤独感を軽減できます。
2. 自然との時間を大切にする
定期的に自然の中で過ごす時間を作り、本来の自分を取り戻す機会を持ちましょう。
3. 創造的な表現活動
アート、音楽、執筆など、内なる世界を表現する創造活動を通じて、自分らしさを発揮する場を見つけましょう。
4. 小さな貢献から始める
大きな使命感にプレッシャーを感じる場合は、日常の小さな親切や環境への配慮など、身近なところから始めてみましょう。
5. セルフケアの実践
瞑想、ヨガ、エネルギーワークなど、自分のエネルギーを整える実践を日常に取り入れましょう。
まとめ
「居場所がない」という感覚は、スターシードにとって非常にリアルで深刻な問題です。
しかし、この感覚は同時に、あなたが持つ特別な感受性や価値観の証でもあります。
完全に馴染む必要はありません。
むしろ、あなたらしい方法でこの世界に貢献し、同じような感覚を持つ人々と繋がりながら、自分だけの居場所を創造していくことが大切です。
一人ではないということを忘れずに、自分のペースで歩んでいきましょう。あなたの存在そのものが、この世界にとって貴重な贈り物なのです。
