2025年4月1日 社会人が把握しておくべきニュース13選

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1. 物価高騰対策と経済政策

国民民主党は4月1日の代表定例会見で、物価高騰への対応策として103万円の壁のさらなる引き上げを提言しました。現状では低所得者対策となっていますが、中間層を含めた多くの国民の手取りを増やすために、178万円への引き上げを目指す方針を示しています。また、ガソリン暫定税率の廃止によるガソリン値下げについても訴えており、特に地方で強い要望があるとしています。
さらに、4月からは電気代・ガス代の補助がなくなり、九州電力では標準家庭で月額448円、西部ガスでは106円の値上がりとなります。国民民主党は、この夏の猛暑予測を踏まえ、高齢者の熱中症対策のためにも電気代引き下げに向けた再エネ賦課金の徴収停止を主張しています。

2. 消費生活に関わる値上げと支援策

4月からは、ビールやチューハイなどで大手4社がそれぞれ200品目以上を3~12%程度値上げします。また、ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品も大手メーカーがそろって値上げを実施します。このような値上げラッシュは家計に大きな影響を与えることが予想されます。
一方で、政府の支援策として高校授業料の実質無償化が実現します。公立・私立を問わず、所得制限なしですべての世帯に約12万円が支給され、公立高校は実質無償化となります。また、育休支援も強化され、共働きや共育てを推進するため、両親がともに14日以上の育休を取得した場合、手取り10割相当になるよう従来の給付金に上乗せされ、最大28日間支給されます。

3. アジア情勢の緊張

2025年4月1日、中国が台湾周辺で軍事演習を実施したことが報じられました。この動きは東アジア地域の緊張を高める可能性があり、日本企業の海外展開や国際取引にも影響を与える恐れがあります。

4. ロシア・中国関係の進展

同日、ロシアと中国の外相会談が行われました。中国の王毅外相は「永遠に友、敵にはならない」と語り、両国の関係強化を示唆しています。また、「何もせずに平和は得られず、頑張って働いて獲得するもの」とも述べており、国際社会における両国の立場を強調しています。

5. ウクライナ紛争とNATO問題

トランプ氏はウクライナ紛争の原因がNATO加盟問題にあると発言しました。この発言は国際情勢に対する米国の姿勢を示すものとして注目されており、今後の国際関係に影響を与える可能性があります。

6. 性暴力問題と企業コンプライアンス

フジテレビ第三者委員会が中居正広氏による性暴力を認定し、「業務の延長線上における性暴力」と報告書で公開しました。中居氏はすでに引退を表明し、フジテレビに対するスポンサー各社のCM差し止めが続いています。この事例は企業コンプライアンスと組織文化の重要性を示すものとして注目されています。

7. 南海トラフ地震の被害想定

専門家は南海トラフ地震について「正しく恐れる」ことの重要性を指摘し、地道な準備で死者数削減の可能性があるとしています。企業のBCP(事業継続計画)の実効性がカギとなり、トヨタやパナソニックなど大企業の備えが注目されています。働く社会人にとっても防災意識の向上が求められるニュースです。

8. ミャンマー地震とロシアの支援

ミャンマーで発生した地震に対し、ロシアの追加支援2機が到着したと報じられています。国際協力としての災害支援の動きとして注目されます。

9. 新社会人の船出

2025年4月1日、全国各地で入社式が行われ、新社会人が新たなスタートを切りました。福島県内の東邦銀行では関連グループを含めて101人が新たな仲間に加わりました。熊本県の辞令交付式では、任期付き職員13人を含めあわせて233人が採用され、この10年間で最も多い採用人数となりました。

10. 新入社員の目標と感謝

新社会人たちは、両親や祖父母への感謝の気持ちを語り、新たな目標に向かって決意を新たにしています。熊本市中央区の福田病院の入社式では39人が新たに入社し、産婦人科医や保育士として働く新入社員は「真っ当な産婦人科医になりたい」「笑顔を絶やさずに頑張っていきたい」などと抱負を語りました。

11. 2025年度の新入社員は「新紙幣」タイプ

2025年度の新入社員は変化を呼び込む「新紙幣」タイプと表現されています。新年度の始まりは真冬並みの寒さとなった福島県内でも、不安と楽しみを胸に新社会人が新生活をスタートさせました。

12. 映画業界の動き

宮森玲実氏の初監督作品「わたしの頭はいつもうるさい」の予告編とコメントが公開されました。また、綾野剛主演の「カラオケ行こ!」が3日間のリバイバル上映を行うことが決定し、新規グッズやパンフレットの再販も行われます。

13. アニメ10周年記念イベント

「文豪ストレイドッグス」の10周年前祝い企画が始動し、4月にオールナイト上映会、5月に中原中也記念館とのコラボなど多数の企画が予定されています。

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