今年の1月に韓国で食用目的での犬の飼育や食肉処理、流通などを禁止する「犬食禁止法」が成立したことはご存じでしょうか?
今日は国によって違う動物の法律についてご紹介したいと思いますෆ ̖́-
日本
まずは母国、日本における犬の法律について紹介します。
日本において現在の動物愛護管理法では、犬を飼育する上での飼い主の義務(または努力義務)として、主に以下のような項目が制定されています。
✦ 居住する自治体への登録
✦ 年に1回の狂犬病予防接種
✦ 公共の場での放し飼い禁止
✦ マイクロチップの装着
(一部のみ抜粋しています)
2019年に一部が改正され、マイクロチップの義務化や動物虐待への罰則化
、生後56日(8週齢)以内の子犬の販売禁止などがこの年に定められました。
ただし、柴犬、秋田犬、紀州犬、甲斐犬、北海道犬、四国犬の日本犬6種については、専門に繁殖する業者が一般の飼い主に直接販売する場合は、生後49日を超えていれば良い、という特例が設けられています。
徐々にですが、海外で行われているように、日本でもペットを守ろうとする動きが法整備により行われているようですねෆ ̖́-
アメリカ
アメリカは州によって法律も変わってきます。
例えば、
✦ 飼い犬を15分以上吠えさせてはいけない(イリノイ州・ノースブリック)
✦ 24時間、犬の食事や排泄の世話をしないでいると虐待の罪になる
✦ 犬を3時間以上繋いだままにするのは動物虐待の罪になる
✦ 車の中で犬を待たせる行為は禁止
✦ 犬を車の上に縛り付ける行為は禁止(アラスカ州・アンカレッジ)
✦ 犬にウィスキーを与えてはいけない(イリノイ州・シカゴ)
✦ 犬に向かって変顔してはいけない(オクラホマ州)
(一部のみ抜粋しています)
中には「え? どうゆうこと?」という内容の法律がありますね(笑)
また、アメリカには「第二級動物虐待罪」というものがあり、動物をむやみに傷つけたりした場合に適用されるのですが、これは3段階ある罰則のなかの2段階目となりますので、かなり重い罪が課せられることとなります。
日本同様にペットショップなどで生体販売をする事は可能ですが、州によっては店頭販売を禁止したり、悪徳ブリーダーを規制したりする法律が定められています。
この動きをみて、禁止されていない州でも生体販売を積極的に行わなくなってきていて、「犬を迎える時にはアニマルシェルターから」という動きが主流となってきているようですね。
カナダ
カナダもアメリカと同じく、州ごとによって法律の内容が変わりますが、基本的に共通している点は犬に関する法律は厳しく定められているということです。
✦ 繋ぎ飼いを1時間以上してはいけない
✦ 犬を繋ぐ鎖などの長さは3m以上ないといけない
✦ 庭に犬を繋いだ状態で、飲み水がない状態ではいけない
✦ 買い物の間だけでも、犬を車に残しておいてはいけない
✦ 犬に繋ぐリードの長さは2m以内にすること
✦ チョークカラー、チョークチェーンの使用は禁止
✦ 暑さ寒さから守るため、出来る限り犬は室内に入れること
(一部のみ抜粋しています)
特に動物虐待に関しては大変厳しく、庭に犬を繋いだままでいる状態でお皿に水が入っていなかったり、買い物の間に犬だけを車の中に残しておいたりしているところを通報されてしまうと、飼い主はその場ですぐに逮捕されるようですね。
また、生後三ヶ月を過ぎた犬は、住民登録をすることが義務付けられているだけでなく、外出をする時には登録した時に発行されるタグを必ず着用しなければいけません。
イタリア
イタリアでも動物の遺棄が深刻な社会問題となっており、毎年数十万頭もの犬や猫が路上やシェルターに放置されているようです。
もちろん動物愛護に関する法律がないわけではなく、2004年に制定されたイタリアの動物保護法では、飼い犬(飼い猫)の虐待、遺棄に対して明確な処罰の記載があります。
殺害した場合には18ヵ月以下の懲役、虐待については1年以下の懲役または15000ユーロ以下の罰金、遺棄に対しては1年以下の拘禁刑または10000ユーロ以下の罰金が科せられます。
さらに虐待行為によって命が奪われた場合には、上記の量刑が1.5倍になるという規定も加えられています。
しかし、その状況を打開するためにトリノでは、1日に3回以上犬の散歩をしないと、500ユーロの罰金(2024年8月現在で80,870円)が科せられる法律が決まっています。
✦ バイクや自転車での散歩は禁止で、徒歩で行わなければいけない
✦ 散歩で疲れさせすぎてはいけない
✦ ペットの毛を染めたり、尻尾を切断するのは禁止
(一部のみ抜粋しています)
イタリアでは、元から動物虐待を禁止する法律はありましたが、より具体的な決まりにすることで、しっかりペットを守ろうとしているのが現状でしょう。
ドイツ
ドイツは、ペット先進国と言われる国のなかでもトップクラスと言ってもいいかもしれません。
「犬大国ドイツ」という言葉がありますが、これは犬に対する意識が高いだけでなく、ドイツが原産である犬種が多いことから来ているそうです。
ドイツでは公共の乗り物や飲食店も、基本的にペット同伴が可能です。むしろ、一緒に過ごすことは普通の感覚です。
トラブルもなくこの状態が受け入れられているのは「子どもと犬はドイツ人に育てさせろ」ということわざがあるほどに、子犬のうちにきちんとした躾を行う背景があるからです。
✦ 犬を動物保護施設から迎えた場合、飼い始めて最初の 1 年間は犬税を免除
✦ 犬は自然光が入る部屋でのみ飼うこと
✦ 生体の陳列販売禁止
✦ 子犬を生後8週間前に母犬と離すことは禁止
✦ 生後1歳になるまでは室内飼育の義務付け
✦ 10時間以上留守番は禁止
✦ 危険犬種を飼う場合は実技テストや犬の知識などのテストに合格し、免許を取ること
(一部のみ抜粋しています)
また、飼育するときには、必ず犬小屋を用意し、その広さや素材についても決まりがあり、散歩や運動の時間や、使用するリードの長さについても決まりがあります。
やばいですね()
もう語彙力が消えうせるほどドイツでは犬の飼育は事細かに定められているのです。
それほど犬を大切にしようという国民性が伺えます。
などなど。
ほかの国もご紹介したいのですが、今回はこちらで一度区切られて頂きます⸜❤︎⸝
それでは、今回のお話は以上になります。
最後まで、目を通していただきありがとうございました♪