娘が言う
〇〇君は嫌い。一緒に遊びたくない。
私は答える。
そっかぁ、〇〇君の事嫌いなんだね、一緒に遊びたくない気持ちなんだ。
なんでそう思ったの?
娘は答える。
だって嫌なんだもん。
まだきちんとした理由を言語化できない娘に私は言う。
〇〇君が聞いてたら悲しい気持ちになるよね。
ママには言ってもいいけど、お友達や〇〇君には言わないでね。
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■誰にでもいけすかない奴っているもので、それが娘の気持ちなら、
仕方ないよねって思う。
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だが別のある時、
娘が言う。
〇〇ちゃんにブスって言われた。
私は答える。
え!ブスって言われたの?
どんな気持ちになった?
娘が答える。
嫌だった…
私は半ば興奮してこう言う。
嫌だったし悲しかったよね?
〇〇ちゃんって目が悪いんだよ、かわいそうだね。
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■私の気持ちの中で〇〇ちゃんを敵視する気持ちが芽生える。
そうだ、いけすかない奴認定だ…
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日頃私は人との争いを好まない。
悪口を言うのも、言われるのも大嫌いだ。
でも人間関係のトラブルは0じゃなかった。
やっぱり価値観が合わなくて、
私が黙っていても相手がつっかかってくると
その場は丸くは収まらない。
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でも娘を育ててやはり思うのは
いけすかない奴がいても
自分がいけすかない奴だと思われても
■それはそれで仕方がなくって
受け入れるしかないって事。
全員に好かれる必要はないし
自分で自分をいけてる私と思えれば
いいって事。
誰かに「いけすかない奴」認定されても
はいはい、ごめんなさいって
流せる強さを持てればいいって事。
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私は日頃、傾聴カウンセラーとして
「自己受容(あるがままの自分をまず認める)」が一番大切だと思っている。
けれど、今回、娘の「嫌い」という感情は受け止められたのに、
娘が「ブス」と言われて傷ついた時、私は瞬時に「敵」を作ってしまった。
これは、「子どもを傷つけられたくない」という母親としての強い感情が、
冷静な自分に勝ってしまった瞬間だと思う。
心理学では、誰かを「いけすかない」と感じたり、敵視したりする時、
それは自己受容ができていない部分が
相手に反応しているサインだと捉えることがある。
つまり、私が娘を評価されたことに怒ったのは、
「評価されたくない」という私自身の過去の痛み
が呼び起こされたからなのかもしれない。
けれど、全員に好かれようと努力する必要はない。
最も大切な受容は「自己受容」なのだから。
すべての感情、そして誰かに嫌われてしまうかもしれない
自分自身をまるごと受け入れること。
「私はいけすかない奴かもしれない。でも、この私で大丈夫」
という心の強さを持つこと。
そうして初めて、私たちは自分の大切な人や、
目の前の人の感情を、
揺るぎなくまるごと受け止められるようになるんだな、
とそんな風に思いましたとさ。
今日は寒いですね~。読んで下さった方の気持ちが
少しでもあったかくなるといいな...