フルカラーステッカーの入稿方法(◯◯パック編)

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デザイン・イラスト
今回は、フルカラーステッカーを作成する際に欠かせない3つのレイヤーについて、わかりやすく解説します。このガイドを参考にして、入稿データを作ってください!

1. ハーフカットレイヤーとは?
ハーフカットは、ステッカーの台紙を残してシール本体部分だけをカットする方法です。この加工により、シール本体を簡単に剥がせるようになります。ハーフカットパスを作成する際のポイントは次の通りです。

・パスの設定: 塗りと線の設定は「なし」にしましょう。
・パスの形: パスは一筆書きで作成し、始点と終点を必ずつなげます(クローズパス)。
・パスの間隔: 仕上げカットパスや他のハーフカットパスとの間隔は2mm以上あけてください。

2. 仕上げカットレイヤーとは?
仕上げカットは、台紙の断裁位置を示すパスです。これによって、ステッカー全体を美しくカットできます。仕上げカットパスの作成方法は以下の通りです。

・パスの設定: 塗りと線の設定は「なし」にしましょう。
・トンボの位置: トンボ(仕上げパス)と同じ位置にパスを作成します。

3. デザインレイヤーとは?
デザインレイヤーは、ステッカーのデザインやトリムマークを作成する場所です。ここには印刷に必要なすべての要素を配置します。デザインレイヤーを作成する際のポイントは次の通りです。

・デザイン: ステッカーのデザインやトリムマークをすべて配置しましょう。
・小さな文字: 可読性を考慮し、あまり小さな文字は避けましょう(例えば、MSゴシックなら4pt以上がおすすめです)。
・ヌリタシ: カットパスから2mm以上内側にデザインを配置し、必要な情報がカットされないようにしましょう。

ワンポイントアドバイス
設定の統一: ハーフカットも仕上げカットも、塗りと線の設定は「なし」にします。
・デザインの位置: ハーフカットから2mm以上内側にデザインを配置したのですが、3mm程度にするとより安心です。
・パスの誤差: ハーフカットパスと仕上げカットパスには±1mmの誤差が生じることがあります。これを考慮してデザインしてください。

まとめ
パックさんでは、ステッカーのデザインとカットは細部まで注意を払うことが重要です。3つのレイヤー(ハーフカット、仕上げカット、デザイン)を正しく管理し、それぞれのパスを適切に作成しましょう!
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