ちゃんと立ち直れていない自分を隠すのをやめました。

ちゃんと立ち直れていない自分を隠すのをやめました。

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コラム
人生には、

まるで底なし沼に足を踏み入れたかのように、

抜け出すのが困難に感じる瞬間が訪れます。


心に深く刻まれた傷を抱え、

思うように進めない自分に苛立ち、

焦燥感に駆られる日々。


私たちはいつの間にか、

普通であろうとして、

大丈夫であろうと仮面を被り、

周囲の目に怯えながら生きています。


またあわよくば、

時間が解決してくれるかもしれないと、

かすかな望みをかける。


でも、

誰もが「大丈夫」という言葉を求められ、

発することを強いられているのであったら…。


その言葉の裏に隠された、

不安や悲しみの存在に二次被害を与えてしまう。


完璧さを追い求め、

自分を責め、

他人と比較して、

劣等感を抱き、

心を不安で満たし、

本来の立ち直る力を奪ってしまいます。


結果として、

どんなに時間が過ぎるのを待っても心の傷は癒えず、

「いつまでこんな状態なんだろう」と、

焦りに追い込まれた私であったのは、

言うまでもありません。


その時の私の顔はどう見えていたと思いますか?


…作り笑い。

食器棚のガラスに写った私の顔は、

口元は笑っているけど目や頬はしょんぼり。

頬にはかすかに「なんで私だけが」と、

嘆きの一言が見えました。


やっぱりどこかで、

「私は大丈夫だ」と、

仮面を被っていたのだということです。


周りに悟られないように、

いい人で見られたい欲があったのです。


それはとても素敵な勘違いでした。


自分の本音と向き合えなければ、

弱さや痛み・恥ずかしさや罪悪感を軽く考え、

周りにも気づけない…

心の成長を狭めていくことでしょう。


それは残念な考えだと思うのです。


大事なことは、

「時間が解決する」のではなくて、

「時間をかけて解決する」ことなんですね。


自分自身の成長のためにも、

自分自身の人生を生きるためにも、

どんな経験も重要な過程だと思うから。


自分が自分であるために、

柔軟に受け止めて向き合って、

立ち上がる力、

生きる力として過ごしたいです。



無理に前向きにならなくていい。

私は、

答えを出したり、

人生を変えたりする人ではありません。

ただ、

気持ちが少しでも落ち着くまで、

横に座るようにお話を聞きます。

話した後、

何も背負わず日常に戻れる時間を大切にしています。
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