昨春に続き、春シーズンの「青春18きっぷ」を使い、東北方面へ旅してきた。
その旅の模様を綴っていきたい。
大まかには事前に「2026/3 東北鉄道旅行計画」に記した行程で東北を巡ってきた。それでは旅の模様を綴っていこう。
【1日目:2026/3/1(日)】滋賀→仙台
まずは、滋賀県の自宅の最寄り駅から朝二番の電車で出発。
米原6:56着、7:07発特別快速浜松行きに乗り換える。列車は313系8両編成。
2026/3/14のダイヤ改正後は豊橋行きになるとのことで、浜松行きは今回で乗り納めとなるだろう。
今後は豊橋で乗り換え、更に浜松で乗り換えとなる。長い距離を走る列車が少なくなり残念である。
米原で発車を待つ特別快速浜松行き
米原から半分程度の席が埋まった状態で発車。
残雪が少なくなった伊吹山を車窓に眺め、岐阜県に。
大垣から乗客が増え、木曽三川を渡り、愛知県へ。
名古屋を通り抜け、三河湾の風景、浜名湖の風景を楽しみ、終着浜松に9:48着。
浜松からは同じホームですぐに発車の9:50発熱海行きに乗り換える。
列車は315系4両に313系2両を繋げた6両編成。
313系の方は2人掛けで進行方向に向いた座席の転換クロスシート車。
313系に乗り、熱海まで快適な旅を楽しむ。
今日は快晴で駿河湾や富士山を車窓に楽しむことができた! 熱海には12:20着。
車窓からの富士山の眺め
浜松から熱海まで乗った313系 浜松行きとなって折り返していく
熱海からは12:31発上野東京ライン経由の高崎行きに乗り換える。
乗換時間でデジタル駅スタンプのエキタグを入手し、駅弁屋で「鯵の押し寿司」を購入。
またここから宇都宮までの各列車にはグリーン車を連結しており、ゆったり過ごしたく、Suicaグリーン券も購入。
そうこうしていると乗換時間があっという間に過ぎ、12:31ギリギリで高崎行きのグリーン車に乗車。列車はE231系15両編成。
熱海からグリーン車に乗車
グリーン車はさすがに快適! 晴れ渡った相模湾を見ながら「鯵の押し寿司」の昼食を頂く。
駅弁「鯵の押し寿司」を頂く
小田原では後発で戸塚以遠に先着する湘南新宿ライン経由特別快速高崎行きに乗り換える。
小田原には12:52着、特別快速は13:04発であり、12分の乗換時間がある。
乗換時間で小田原駅のエキタグを入手する!
小田原にて
小田原13:04発特別快速の車両はE233系15両編成。
グリーン車の車内の内装はE231系とほぼ同じ感じだ。
湘南新宿ライン経由なので鶴見を過ぎたあたりから東海道本線とは別ルートとなり、武蔵小杉を通り大崎に。このルートはあまり乗ったことがなく、景色が新鮮だ!
武蔵小杉、大崎ともに駅周辺は高層ビルが多く、東京に来たのだと実感する。
大崎から先は埼京線と同じ線路を走る、山手線と並行する形となる。
30年ほど前恵比寿が終点だった頃に埼京線沿線に住んでいたので、馴染みの路線を乗っている気分になる。
渋谷、新宿、池袋と都心部の駅を停車していく。
渋谷駅ホームは山手線ホームの横に移動しており、よく乗った当時とは別風景になっている。
池袋を過ぎるとやや郊外の風情になり、赤羽を出て荒川を渡り、埼玉県に。
浦和駅も高架になっているし、かつて操車場だったさいたま新都心はビルが建ち並び、昔と風景が一変している。
大宮に14:50着。ここで宇都宮線(東北本線)に乗り換え、仙台を目指していく。
大宮からは15:01発古河行きに乗り換える。11分の乗換時間があり、大宮駅のエキタグを入手!
しかし大宮駅は駅ナカに店舗が多数あって、なかなか賑やか。
大宮にて
15:01発古河行きはE231系15両編成。
大宮からは田畑の風景が多くなり、高い建物が少なくなって、グリーン車の2階から広く風景を見渡せるようになる。
ところで、各駅発車時に聞こえる発車メロディーに耳を傾けていると、どの駅も同じ新しい曲に変更済であるようだった。だが新しい宇都宮線の曲は少し寂しげに感じた。
以前の方が明るい感じの曲で、各駅バラエティーがあって楽しかったと思う。
久喜あたりを過ぎると一面に田んぼが広がる風景が多くなり、車内もガラガラになってくる。
栗橋を出、利根川を渡って茨城県に入る。古河15:37着。
利根川を渡る
ガラガラになったグリーン車車内
古河からは後続の15:46発宇都宮行きに乗り換える。
9分の乗換時間があり、ここでもエキタグを入手!
期間限定の「ホームライナー古河」のエキタグもあってそれもゲット(^-^)
高架の古河駅 期間限定エキタグを入手!
古河止まりの列車(右)から宇都宮行き(左)に乗り換え
古河15:46発の宇都宮行きはE233系15両編成。これが最後のグリーン車となる。
古河を出ると栃木県に入り、白河の手前の豊原までは栃木県を行く。
車窓は田園風景や雑木林の風景が多くなる。
宇都宮には16:29着。ここからは16:42発黒磯行きに乗り換える。
ここでもエキタグを入手!
改札を出て駅舎を見てみると工事中でシートで覆われており、本来の駅舎を見ることができず残念!
宇都宮に到着!
宇都宮16:42発の電車はE131系3両のワンマン運転。
3両編成と短く車内は混雑していたが、宇都宮から3駅目くらいまでで多くの人が降り、車内は空席が多くなった。
E131系は初めて乗る形式であるが、首都圏を走るE233系とほぼ変わらない車内の内装のように思えた。
首都圏車両と共通化した片側4ドアにロングシートの車内、ワンマン運転と、コストダウンを強く意識していることが感じ取れた。
黒磯行きE131系
黒磯に進むにつれ日が傾いていき、終点黒磯には薄暗くなった17:36着。
黒磯からは17:45発新白河行きに乗り換える。
例のごとく改札を出てエキタグを入手!
かつては上野から黒磯まで直通列車が多く設定されていた当時を偲ぶものなのか、115系車両で使用されていた当時の行先表示板を使ったモニュメントがあった。
黒磯駅
黒磯駅のモニュメント
新白河行きはE531系5両編成である。
黒磯を出ると架線電源が直流から交流に切り替わるデッドセクション区間があるため、交直流両用できる車両で常磐線,水戸線と同じ車両である。ワンマン運転でもあるようだ。
新白河行きE531系
黒磯17:45発。5両も繋いでいるため、車内はガラガラである。
ボックスシート席に腰を下ろし、栃木県から福島県の県境の山間部の旅を楽しむ。外は真っ暗で、人家も少なそうである。
豊原を出て黒川橋梁を渡ると福島県に入り白坂に停車。そしてその次はもう終着駅の新白河。新白河18:09着。黒磯から24分のE531系の短い旅だった。
新白河では夕食に白河ラーメンを食したく、駅を降りる。
もちろんエキタグもゲット!
西口を降り、駅近のラーメン店へ。
白河ラーメンは太麺に醤油味スープで、中華そばという感じで美味しかった!
夕食は白河ラーメン!
再び駅に戻り、新白河18:43発福島行きで福島を目指す。列車は701系4両編成である。
701系は車内がロングシートで旅情に欠けるが東北の多くの路線で活躍する形式で、東北まで来たんだ!と実感がする。外は暗くなり読書をして過ごす。
途中郡山では21分もの長時間停車があり、エキタグを入手するとともに駅前を散策してくる。
大きな町なので、駅前は結構賑やかだった。
郡山にて 右が福島行き701系
郡山から乗客が多く乗ってきて19:43に発車。数駅過ぎると空いてくる。
福島までの途中の駅で、向かいの席の高校生が財布を忘れて降りて行ったのに気付き、ドアから声を掛ける。
残念ながら本人は気付かず、その駅で降りた渡してあげますよ!、と言ってくれた別な高校生に託す。
ロングシートだと旅情が欠けるけれど、車内を見渡せ忘れ物には気付きやすいというメリットはある!
福島には20:28着。ここからは奥羽本線を庭坂まで往復する。
奥羽本線には東北本線,磐越西線等からは引退した719系が今でも活躍しているのだが、近い将来置き換える計画が発表された。
そこで福島から庭坂までの短区間、この引退となる719系を目的に乗車することに。奥羽本線庭坂行きは20:49発で21分の乗換待ち時間がある。
その時間でエキタグを入手し、新幹線側の福島駅西口を降りる。
時間が遅いせいか、西口の方は裏口のせいか、先ほどの郡山に比べ人通りが少なくひっそりしていた。
福島にて
福島駅西口
再び駅内に入り、奥羽本線庭坂行き列車が発車するホームへ。
庭坂行きが出発する6番線は、はずれに位置する切り欠き式ホームであった。
奥羽本線であるが、なんだか枝線のローカル線に乗るというような雰囲気である。
福島駅6番線で発車を待つ庭坂行き719系
列車は719系2両編成で、既にホームに停まっていた。
ドアの押しボタンを押して車内に入ると、暖房が良く効いていて、車内は空いている。クロスシート部に腰を下ろす。
719系はステンレス車であり、私の中では新型の部類だけれど、車内装備を目をやると最近の車両のものに比べると古く感じられ、一昔前の装備で少し国鉄型を感じさせる内装だ。
暖房が良く効いているという状態も、冬場の国鉄型車両によくあったことで、何か懐かしく感じる。
ここで奥羽本線用719系に初めて乗ったときのことを振り返ると、奥羽本線福島~山形が山形新幹線として開業した1992/7/1から間もない1992/8,米沢→山形であったことを思い出す。
それ以前の奥羽本線福島~山形の普通列車はEF71という専用機関車が牽く50系客車の列車であったので、当時は50系を追い出した新型で面白くない電車と感じたものだ。34年の時を経て、今は引退が名残惜しく感じられる。
なお、719系に初めて乗った時、福島→米沢は山形新幹線特急「つばさ」で移動したのだが、山形新幹線開業フィーバーで自由席がかなり混雑していたことを思い出す。
20:49、空いた状態で福島駅を発車。
笹木野に停車し、20:57終着駅庭坂に到着する。
8分のショートトリップであった。
庭坂駅の駅舎は新しいものに建て替えられているが、木造の駅舎でうれしくなる。
庭坂駅駅舎
庭坂駅からは9分後折り返す21:06発福島行きに乗車。乗客は私と同業者1名の2人だけ。
せっかくの機会なので、2人掛けクロスシートも配された独自の座席配置の719系の車内を撮影し、しっかり記憶に留める。
719系車内
21:06福島に向け発車。ほぼ貸し切り状態の719系を堪能する。
21:10一駅目の笹木野で下車。駅舎はプレハブの新しいものになっている。
笹木野駅ホーム
笹木野駅駅舎
駅周辺は住宅地のようだったが、駅前に店等はなく真っ暗であった。
21:21米沢始発の福島行きで、笹木野を後にする。列車は719系2両編成。
こちらの列車は米沢始発ということもあり乗客がまずまず乗っていた。
21:26一駅の乗車で福島駅5番線に到着。719系の旅を終了する!
福島からは22:01発の仙台行きに乗り換える。35分もの待ち時間がある。
反対方向の郡山行きは奥羽本線が到着した同じホームからすぐの接続で発車していく。
軽快な発車メロディーとともにE721系電車が発車していくのを眺める。
福島駅に着いた奥羽本線719系は21:41に米沢行きとなって折り返していくので、今回で見るのが最後になるかもしれない719系の駅停車シーンを撮影、しっかり記録する。
5番線は先ほどの切り欠き式ホーム6番線とは違いちゃんとしたホームで、停車中の列車も本線の列車という雰囲気である。
先ほど乗った庭坂行きとはまた違う米沢行き719系福島駅停車中シーンを眺め、撮影する。
福島駅5番線で発車を待つ米沢行き719系
719系を側面から!
撮影の後、今度は福島駅東口を下車してみる。
東口の方は正面口という感じで、飲み会帰り人や卒業式の打ち上げ帰りと思われる高校生など、夜遅くなってきたが、まだ人の姿が見られる。
駅前の雰囲気を見た後、改札に入り仙台行きの発車する3番線へ。
仙台行きとなる701系4両編成がホームに入っているが、まだ車内には入れない状態。
2番線には反対方向の矢吹行きE721系が停車中で、ホームを挟んで701系とE721系とが並ぶ様子を写真に収める。
2,3番線ホームの上屋が昔からのものでいい感じの絵になった。
福島駅2,3番線ホームにて
発車の10分ほど前21:50頃になってようやく車内に入れる。
続々と乗客が乗ってきて、ほぼ席が埋まった状態で福島を発車。
白石辺りまで来ると空席が目立つようになり、終着駅仙台に23:21に到着。
旅の1日目はここまでで、仙台駅近くのビジネスホテルに宿泊する。
ホテルに荷物を置き、1日目の締めくくりとして、仙石線あおば通駅発車シーンを見に行く。
あおば通駅は昨日2026/2/28まで以前仙台駅で使われていた発車メロディが使われていたのだが、本日3/1から廃止され車両搭載のメロディに変わったという情報がSNS上に載っていた。それをこの目でこの耳で確認してみたい。
まずその前に、あおば通駅近くにある秋田が本店のラーメン店で夜食に中華そばを頂く。
醬油味スープが濃い中華そばで美味しかった。
京都の店からのれん分けして秋田に出店したお店ということで麺は京都風だった。スープの味は独自進化した味に感じた。
夜食に中華そば!
夜食の後、あおば通駅を訪ね0:01発の電車発車シーンを確認する。
車両がE131系になっているとともに、残念ながら発車メロディが変わってしまっていることを確認した。
仙石線あおば通駅にて
仙石線電車のワンマン運転開始が2026/3/14のダイヤ改正からということで、3/14以降は以前の旧仙台駅メロディが聴けなくなることはわかっていた。
だが改正前日の3/13までは残ってくれるのだろうと考え、今回の旅行でそれを聴く計画でいた。しかしながら、それが訪問前日の2/28が最後になり、今日からは聴くことができなくなって残念!
まあ、1年前の旅行で聴き収録もできたので良いか。。。
旅の1日目、旧仙台駅メロディで締めることはできなかったが、代わりに京都風中華そばの夜食で暖まって締めることができたから、良しとしよう!
ホテルに戻って風呂に入り、夜遅く床に就いたのだった。
-----------
この旅の続きは追って綴っていきます。どうかお楽しみに!
「鉄道旅行の相談に乗ります」では、このような鉄道旅行のご相談をお待ちしております。
是非ご活用いただき、皆様の旅を素敵で楽しいものにするのにお役立ていただければ幸いです。