東北・北海道 青春18きっぷ 鉄道旅行記 ②

東北・北海道 青春18きっぷ 鉄道旅行記 ②

記事
エンタメ・趣味
【2日目:2025/3/3(月)】仙台→久慈
朝一は仙台駅から昨夜立ち寄ったあおば通駅を往復する。
仙台5:10発仙石線あおば通行きに乗車。
現在の仙石線の車両は205系であるが、近い将来新型車両への置き換えが発表されており、仙石線で205系に乗るのはこれが最後になるのかもしれない。
あおば通駅から折り返し5:17発石巻行きに乗車。
元仙台駅の発車メロディで発車。新型車両に置き換えられるとワンマン運転になり、この発車メロディを聴くことが出来なくなるのかも知れない。
最後になるかもしれない発車シーン、しっかり記憶に留める。仙台5:19着。
Photo16.JPG
あおば通駅で発車を待つ仙石線205系

仙台から6:00発一ノ関行きで東北本線を北上していく。列車はE721系4両編成。
仙台駅を"フォルティシモ"の発車メロディで発車。現在の仙台駅も独自のメロディでなかなかいい。
クロスシート部に座ることができ、一ノ関までの約1時間半車窓を楽しむことができた。
Photo17.JPG
E721系一ノ関行き

塩釜~松島で松島の風景を見、新田付近で伊豆沼を見(既に渡り鳥は旅立った後だったようで残念ながら鳥の姿は見当たらなかった)、石越付近ではくりはら田園鉄道の廃線跡を見、一ノ関手前では鬼死骸という変わった地名の地区を通り抜けていく。
この鬼死骸には国鉄バスの停留所がモニュメント的に残されているとのことで
車窓を注視していたのだが、残念ながら車窓からは発見できなかった。

一ノ関には7:31着。7:50発滝沢行きに乗り換える。
滝沢行きは701系2両編成。通勤通学時間帯のため乗客が多い。
平泉付近では北上川沿いの雄大な田園風景が展開するが、混雑しあまり車窓を眺めることはできなかった。
Photo18.JPG
701系滝沢行き

花巻に8:39着。ここで9:15発の釜石線の快速はまゆり1号に乗り換える。
釜石線は現在快速列車がキハ110、普通列車がキハ100で運行されているが、
キハ110,100ともに1990年台初頭に導入され、JR東日本になってからいち早くこれら新型気動車が導入された路線である。
新型気動車だったキハ110,100も老朽化が言われるようになってきた。

普通列車用のキハ100は新型車両に置き換えられることが発表され、乗り納めの心積りで乗っておきたく、今回釜石線を行程に組み込んだ次第である。
キハ100の置き換えとなる新型車は車内設備がロングシートとなってしまうようで、新型車になったらしばらく乗りに来ようとは思わなくなるだろう。
キハ100のうちに乗っておきたい。

また快速列車用のキハ110の方は、1990年に一番最初に導入されたキハ110で、トップナンバー車が活躍する。
今の快速はまゆりの前身の急行陸中用に相応しい接客設備として、車内はリクライニングシートを備えている。
リクライニングシートのキハ110はここでしか乗れない。
キハ110の方は置き換えが発表されていないが、導入から35年を経ており、
今後いつ新型車に置き換えられてもおかしくない。
今のうちにこの独自仕様のキハ110の旅を楽しんでおきたいと思う。

そこで今日は釜石線キハ110,100に乗り、釜石線の途中駅を乗り降りし、釜石線を堪能する一日とする。
まず釜石線の起点となる花巻駅では乗り換え待ち時間があったので、駅周辺を散策してみる。
駅前には地元出身の大リーガー大谷選手の功績を称える垂れ幕等があり、さすがは地元、大谷の応援で盛り上がっている状況が伝わってきた。

Photo19.JPG
快速はまゆり1号 キハ110のトップナンバー車に乗車

快速はまゆり1号は盛岡始発でここ花巻で進行方向を変えて釜石に向かう。
そのため花巻駅には数分前に入線し、運転士と車掌が入れ替わった後、進行方向を変え9:15に花巻を発車する。
乗ったのはラッキーにもキハ110-1トップナンバー車であった!
快速はまゆりは3両編成で1両は指定席車という内容で優等列車の風格を保っており、各地のローカル線が衰退する現在にあって頼もしく感じられた。

花巻を出て、まず東北新幹線の乗換駅新花巻に停車する。
ここからは新幹線からの乗り換え客が乗ってきて、自由席は半分程度の席が埋まる。
新花巻を過ぎると北上高地に入り、残雪の里山風景の中を快調な速度で進んでいく。座席もリクライニングシートなので快適!

釜石線の名所となっている宮守のアーチ橋を渡り、遠野に10:05着。遠野で下車する。
コンクリートブロック造瓦葺きのどっしりとした遠野駅舎を見、10:15発の花巻行き普通列車に乗車する。
コンクリートブロック造瓦葺きという建築様式の駅舎は、この遠野駅だけであるようで、貴重な建築物と言える。
Photo20.JPG
遠野駅で下車 左が乗ってきた快速はまゆり、右が花巻行き普通
Photo21.JPG
遠野駅舎

花巻行き普通列車はキハ100の1両編成。ほぼ満席だった。
遠野から1駅目、10:20着の綾織で下車する。
Photo22.JPG
綾織駅
Photo23.JPG
綾織駅駅前の桜の木々

綾織駅はホーム一面の単線で新しい小さな待合室があるだけの無人駅だった。
駅前には大きな桜の木が4本あり、昔は駅前商店だったと思われる建物もあって、かつては賑やかで、立派な駅舎があったのかもしれないと感じられた。
昨日は暖かで静岡,東京あたりでは20℃位あったのだが、ここ綾織は空気が冷たく5℃位しかなく、次の列車に乗るまでの待ち時間が本当に寒かった!
Photo24.JPG
綾織駅に到着する普通列車

綾織からは10:46発の釜石行きに乗り、小佐野を目指す。
今度はキハ100の2両編成で、適度な乗車率。
遠野を過ぎ、足ヶ瀬、上有住に進むと山の中になり、結構雪が積もっている状況になった。
上有住を出ると峠越えで、山深い中を進んでいく。
峠を越え陸中大橋の手前では、ヘアピンカーブ状に線路配置され、一気に高度を下げていく。
ヘアピンカーブ状区間の上部からは、眼下にこれから進んでいく線路と陸中大橋駅を眺めることができた。
釜石線の車窓風景の中で一番の見どころと言える。
陸中大橋駅で列車交換待ちで8分の停車があり、停車時間で下車してみる。
この駅も先ほどの綾織駅と同様、駅舎は無く小さな待合室があるだけの構造だが、駅構内にかつては釜石鉱山の鉱石を積み込むために使っていたであろうコンクリートの建造物が残っていた。
かつては立派な駅だったことが感じ取れた。

Photo25.JPG
陸中大橋駅

陸中大橋を出ると線路沿いに家が増えてきて釜石市街地に入る。
小佐野には12:02着。昔からの立派な木造駅舎が残る。

Photo26.JPG
小佐野駅

立派な駅舎を備え、市街地の中にあるが、無人駅なのが寂しい。
小佐野からは12:14発の花巻行きに乗る。今度はキハ100の1両編成。
1両編成でも空いた車内だった。
再び陸中大橋のヘアピンカーブ状区間の眺め、峠越えを楽しみ、岩手上郷へ。岩手上郷12:59着。
岩手上郷は市街地の中にあるが、駅舎はなくホーム上待合室のみの駅。
折り返し13:16発快速はまゆり53号釜石行きに乗る。
キハ110リクライニングシート車3両編成で50%程度の乗車率である。

Photo27.JPG
岩手上郷駅にて
Photo28.JPG
陸中大橋のヘアピンカーブ状区間から下の線路を眺める

13:48着の松倉駅に下車。市街地の中の駅で、コンクリート造りの簡素な駅舎がある。
Photo29.JPG
松倉駅

14:27発の快速はまゆり6号に乗車。
駅近くに高校があるのだろう、下校の高校生とともに乗車。
15:22着の鱒沢で下車。駅舎はなくホーム上待合室があるだけの駅。
Photo30.JPG
鱒沢駅
Photo31.JPG
鱒沢駅で交換するキハ110とキハ100

鱒沢で快速はまゆり6号と交換となる釜石行きに乗り換える。
釜石行きは鱒沢15:26発でキハ100の1両編成。
車内は下校の高校生も乗り、席が埋まった状態。
15:34着の岩手二日町で下車。駅舎はなくホーム上待合室があるだけの駅。駅前の廃床屋が寂しい。
駅前を川の方向に進むとお寺に突き当たり、その一角に二日町簡易郵便局が。
お寺の中に郵便局があるというのはなんとも珍しい!
Photo32.JPG
岩手二日町駅
Photo33.JPG
お寺に併設の二日町簡易郵便局

お寺の先で右折し、隣の駅荒谷前を目指して歩いていく。
しばらく歩くと小さな川を渡る、その付近からの川と山の眺めが素晴らしくしばし足を止める(以下写真)。
Photo34.JPG
川と山の風景

また更に進んでいくと田んぼの中で餌を探す白鳥の群れがいて、北国らしい風景が展開する。
Photo35.JPG
餌を探す白鳥の群れ

だんだんと日が傾いて風が冷たくなってくる。
そんな中を岩手二日町駅から約3kmほど歩き、ようやく荒谷前駅に到着する。
Photo36.JPG
荒谷前駅
Photo37.JPG
荒谷前付近を行くキハ100

荒谷前16:48発の釜石行きに乗車。キハ100の1両編成で下校の高校生も多く満席の状態。
日が暮れていく中を進んでいき、釜石には17:57着。
ここで、今日一日小駅下車とキハ100,110を堪能した釜石線の旅を終える!

釜石からは18:03発三陸鉄道宮古行きに乗り換え。車両はあまちゃんラッピング車の36-700型1両編成。
Photo38.JPG
釜石からは三陸鉄道宮古行きに乗り換え

車窓は真っ暗となるが、各駅では海と港町の雰囲気が感じられる。
宮古には19:27着。19:37発の久慈行きに乗り換える。
空腹になってきたので、10分の乗り換え時間で駅前の酒店でスナック菓子とお酒を入手し、久慈行きに乗り込む。

Photo39.JPG
宮古駅
Photo40.JPG
宮古からは久慈行きに乗り換え
Photo41.JPG
久慈行きは三陸鉄道開業時からの車両 少し昔の雰囲気

宮古19:37発久慈行きは36-100型の2両編成。1984年の三陸鉄道開業時からの車両である。
窓の造りや車内のボックスシートに少し昔の雰囲気が感じられる。
これからも頑張って活躍して欲しい車両である。
宮古から久慈にかけては、山をトンネルで貫き直線が多い線形を行く。
海岸よりも山の雰囲気を感じながら行く。
線形が良いので暗闇の中高速で駆け抜けていく。
一の渡、陸中野田では列車交換のため、しばし停車する。
Photo42.jpg
一の渡駅

久慈には21:13着。本日はここまでとする!
Photo43.jpg
久慈に到着
Photo44.jpg
三陸鉄道久慈駅

本日は久慈駅から少し歩いた旅館に宿泊。
この時間の久慈はかなり冷え込んでおり、駅から旅館まで歩いているときに手の先が痛くなるほどであった。寒い中を歩き、本日のお宿に到着。
近くのコンビニで食べ物を調達し遅い夕食をとるとともに、畳の部屋で足を伸ばし、和風旅館の滞在を楽しんだ!
Photo45.jpg
久慈では和風旅館に宿泊
Photo46.jpg
畳の部屋でくつろげるのがイイ!


(←前のページは以下リンク)
(→続きのページは以下リンク)

-----------
「鉄道旅行の相談に乗ります」では、このような鉄道旅行のご相談をお待ちしております。
是非ご活用いただき、皆様の旅を素敵で楽しいものにするのにお役立ていただければ幸いです。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す