【3日目:2026/3/3(火)】久慈…陸中夏井→大湊→青森→千畳敷
旅の3日目も早朝5時台に起き、夜明け早々の5:50頃に旅館を出発。
まずは久慈川の鉄橋まで歩き、久慈5:55発の八戸線八戸行きを撮影する。
久慈川を渡る八戸線
まだ薄暗かったけれどISO感度を上げて無事撮影! 撮影後は陸中夏井駅まで1駅歩く。
八戸線と並行する橋を渡って久慈川の対岸へ。そして国道395号線を歩いていく。
田園風景の中を歩くものと思っていたのだけれど、道沿いはずっと住宅地が続いていた。
意外にも久慈の市街地の広さを知らされたのであった。
45分ほど歩き陸中夏井駅に到着! 元車掌車の駅舎が迎えてくれた!
陸中夏井駅
駅は片面ホームの構造で小さな駅であるが、線路の向こうに対向ホームがあった形跡がある。
駅前は結構広く、駅の周りは市街地でもあり、昔はまあまあ規模の駅であったのだろう。
車掌車改造の駅は北海道に多いが本州では数少ない形態だ。しばし車掌車の中で約4km歩いた体を休める。
車掌車は国鉄時代の貨物列車の最後尾に連結されていたもので、廃車からもう40年程度が経つ。
見た目は何ら問題なさそうだが、老朽化が進行していると考えられ、このような駅舎は今後無くなっていく可能性がある。
5分程度の休憩であるが、しっかり車掌車駅舎を記憶に留める。
陸中夏井からは6:46発八戸行きに乗車する。
陸中夏井駅に到着するキハE130の八戸行き
2両編成ワンマン運転で車内はガラガラである。
陸中夏井を出ると山間部に入り、速度がぐっと落ちる。
陸中夏井の次の駅は侍浜で、完全に山の中となる。
引き続き山の中を行き、木々の間から海が見え、陸中中野に到着。
陸中中野からは海岸沿いを行き、有家から陸中八木にかけて車窓から海の風景を一望する。
雲が多いが、雲間から海面に向け朝日が射していて、幻想的な車窓風景を楽しむことができた!
有家~陸中八木の車窓風景
陸中八木には7:15に到着。ここで7:39迄長時間停車する。
24分もの長時間停車であるので、駅に降りて駅の様子を観察する。
八戸行きホームと久慈行きホームがあって交換可能駅であるが、駅舎は小さな無人駅である。
駅裏は海に面していて、静かな雰囲気である。
陸中八木駅
間もなく久慈行きの列車が到着し、列車が並んだ様子を写真に収める。
陸中八木駅で並んだ八戸行きと久慈行きの列車
久慈行きの列車が発車していき、また静かな状況となる。
この列車は交換だけでなく、時間調整のため、ここ陸中八木駅で長時間停車するのだろう。
2008年まで木造の大きな駅舎があり、2006年までは有人駅、2005年まではJR最後の腕木信号機があった駅である。
2006年まで駅に活気があったのだろうが、今は全くその痕跡が無く、静かだ。
20年でそれだけ利用者が減ったということでもあるのだろう。
相変わらず車内は空いた状態で7:39陸中八木を発車。
陸中八木を出て少しの間海を眺めて、その後はやや内陸を走っていく。
種市からはまとまった乗車があり、その次の平内で高校生が降りていく。
階上からは青森県に入り、階上では列車交換のため6分停車。駅を降りてみる。
この駅は八戸線では主要駅であるが駅舎は小さなものに建て替えられ無人駅となっている。
先ほどの陸中八木駅と同様2006年までは有人駅、2005年まではJR最後の腕木信号機があったという駅である。
駅前にはJRで最後まで稼働した腕木信号機がモニュメントとして残されている。
階上駅
階上駅前の腕木信号機のモニュメント
反対方向の列車が到着し、8:08階上を出発する。
陸奥白浜を出ると車窓が海岸風景から市街地の風景に変わり、隣の鮫からは八戸市街地を進んでいく。
一年前の旅行の時、陸奥白浜駅から白銀駅まで駅間歩きをして、郊外から市街地の風景の急激な変化を体感し、
八戸の街の規模が思っていたより大きいと感じたのを思い出す。
鮫以降の各駅からは多く人が乗ってきて、立ち客も出る状況となる。
最後の停車駅長苗代から八戸の間は田園風景が広がり、田園風景の中ラストスパートする。
終着駅八戸には8:55に到着。八戸線の旅を終える。
八戸駅に到着!
八戸からは9:33発快速「しもきた」大湊行きに乗り換える。
乗り換え待ち時間で八戸駅前郵便局に旅行貯金に行き、駅前の観光案内所で八戸三社祭の展示を見る。
三社祭は夏に行われるとのことで、山車は飾りがかなり凝っていて華やかそうだ!
快速「しもきた」はたった1両編成であり、少ない席を確保するため、早めに八戸駅改札を入り4番ホームへ。
「しもきた」は青い森鉄道,八戸→野辺地を通り、野辺地→大湊はJR大湊線を行く。
大湊線,八戸線は他のJR線と接続しないため、青い森鉄道,八戸~野辺地~青森は青春18きっぷで利用可能となっている。
八戸駅電光掲示板
ホームに降りるがまだ「しもきた」は入線しておらず、しばらく待つことに。
9:20頃になって回送でキハ100の1両編成が入線してくる。
快速「しもきた」のキハ100が入線 IGR701系,八戸線キハE130と並ぶ
快速「しもきた」大湊行きの行先表示
ドアが開いて車内に入り、ボックス席に席を確保できた。
最初の時点では乗客が少なかったのだが、新幹線が到着したのか発車数分前に
大勢乗り込んできてほぼ満席となった。
9:33八戸駅を出発する。快速なので主要な駅にしか停まらず、青い森鉄道,元は東北本線の線路を快走する。
2駅目の三沢では降りる人が多く、車内に結構空席ができた。
その後、上北町辺りから積雪が見られるようになり、千曳あたりではかなりの積雪量に。
積雪した南部縦貫鉄道の廃線跡の築堤が合流してきて、野辺地に到着。
野辺地からは大湊線に入る。大湊線は海岸沿いの平坦な地形を行くため、スピードを維持したまま快走する。
途中、陸奥横浜と下北の2駅のみに停車し、大湊へ。
有戸~吹越駅間で海岸縁を走り、砂浜の海岸の風光明媚な車窓が展開する。
晴れており気持ちの良い車窓風景であった。
その後はやや海岸から離れ、林や畑等の中を駆けていく。
途中停車駅の陸奥横浜付近を除いては人家は少なく、本州の果てに来たと感じる荒涼とした車窓だ。
下北駅は昔は下北交通線が分岐していた駅で、むつ市中心部への下車駅である。
ここで乗客の半分程度が下車。そして終着の大湊に11:13に到着。
大湊まで乗車したのは約30年振りだ。
大湊では35分後に折り返す快速「しもきた」に乗車する。
35分の待ち時間で大湊郵便局と大湊駅前郵便局を訪れ旅行貯金するつもりである。
まず駅から遠い方の大湊郵便局へ行く。これが失敗だった。
大湊郵便局で大湊駅前郵便局が11:30~12:30が休憩で閉まるという情報を得たのだ。
大湊郵便局で貯金を終えたのは11:25。
走ったが大湊駅前郵便局に到着したのは11:30を過ぎで、局は既に閉まっていた。
先に大湊駅前郵便局から攻めておくべきだった。
悔しいが大湊駅に戻る。
この時点では大湊駅にエキタグはなかったのだが、2026/7/7にエキタグが設けられたようなので、
また大湊駅に来て大湊駅前郵便局旅行貯金と大湊駅エキタグゲットを達成するぞ!と再訪を誓う。
大湊駅
大湊駅にて
折り返し大湊11:48発快速「しもきた」野辺地行きで大湊を後にする。この列車で陸奥横浜へ。
むつ市の中心部に近い下北に停車した後は、4駅を通過して快走し陸奥横浜に。
陸奥横浜12:13着。木造の大きな駅舎がある。
以前は有人駅だったが、今は無人となって大きな駅舎がガランとして寂しい。
陸奥横浜駅
少し駅の佇まいを観察した後、横浜郵便局へ旅行貯金に。
駅から10分ほどの郵便局までの間は町が続いており、陸奥横浜の町は大きいと感じた。
そして、横浜郵便局からほど近い横浜バス停から12:54発のむつ行きバスに乗車する。
8分ほどバスに揺られサンシャイン前で降りる。
バス停近くのコンビニで昼食を買い、有畑簡易郵便局で旅行貯金し、
大湊線有畑駅へ歩く。
有畑駅近くには小中学校の廃校があり寂しい雰囲気。
有畑小中学校跡
有畑駅は林に隣接した片面ホームの無人駅であった。
列車到着までのしばしの間、待合室にて静かな無人駅の滞在を楽しむ。
有畑駅
有畑駅に到着するキハ100
13:36発大湊行きに乗車。キハ100の1両編成で乗客は多い。
一駅だけ乗車し、13:43着の近川で下車。
近川駅は対向ホーム跡がありその向こうは防風林となっていて、静かな佇まいである。
駅舎は新しい小さいものになっている。
近川駅
駅を降り5分ほど歩き近川駅前郵便局へ。旅行貯金する。
旅行貯金の後は駅舎の待合室で遅い昼食をとる。静かな佇まいの無人駅で静かな昼食である。
近川からは14:31発の野辺地行き普通列車に乗車。キハ100の1両編成。
北野辺地まで乗車する。北野辺地15:10着。
北野辺地駅
片面ホームに小さな駅舎の駅ではあるが、辺りは市街地になっている。
ここからは15分ほど歩き野辺地郵便局へ。
野辺地郵便局で旅行貯金後、20分ほど歩き野辺地駅へ。
駅舎は本線らしい立派な駅舎だ。
野辺地駅
八戸から大湊へ向かう快速「しもきた」が到着するので、まずは「しもきた」の到着する様子を撮影!
野辺地駅に到着する快速「しもきた」
そして野辺地駅前簡易郵便局跡を訪れる。2025年年末で営業を終了し廃局となってしまったようだ。
昔に旅行貯金済の局ではあるが、廃局となり残念である。
地方の人口減少、働き手不足の一端がこういう形に現れているといえる。
野辺地駅前簡易郵便局跡
更に駅横にある野辺地町観光物産PRセンターを見物。
そこに青い森鉄道グッズが並んでおり、応援にもなるなと思い、ついつい買ってしまう。
野辺地からは16:18発青森行きに乗車。青い森701系2両編成である。
野辺地駅からは青森行きに乗車
雪景色の中、旧東北本線を快走していく。
野辺地を出て間もなくすると右手に陸奥湾も見えてくる。
雪景色と海の風景を楽しむ。
野辺地発車時点では空いていたが、浅虫温泉を過ぎたあたりから乗客が増え、
矢田前で高校生が大勢乗ってきて、身動きできないほどの満員状態となる。
東青森、筒井で降りていき、青森到着時点では車内は落ち着いた状態となる。
青森に17:07着。青森駅に来ると本州の最果てまで来た!という気分になる。
青森駅に到着!
青森では駅を出て海側にあるエーファクトリーを見て、
駅近の郷土料理居酒屋で早めの夕食とする。
エーファクトリーとベイブリッジ
青森駅ビル
しかし青森駅は駅ビルができ、以前の「あおもり駅」と表示を出した
2階建て位の駅舎だった頃と随分イメージが変わってしまった。
青森からは18:24発奥羽本線弘前行きに乗る。
青森駅からは弘前行きに乗車
弘前行きは701系の3両編成で立ち客もある状況。
何とか座ることができた。
新青森で若干降りるが、乗って来る人もあり、やや混雑した状況が続く。
鶴ヶ坂を過ぎ長いトンネルを抜ける。そして、浪岡、北常盤で多くの人が降り、
車内は落ち着いた状態となる。
川部駅3番線に18:59着。ここで19:02発の五能線深浦行きに乗り換える。
階段を渡って五能線の発着する1番線へ。深浦行きに乗車し本日の宿泊地千畳敷を目指す。
五能線深浦行きはGV-E400系の2両編成で車掌が乗務している。乗客も多い。
津軽鉄道の乗換駅五所川原に19:29着。ここで大勢が降り車内が空く。
4分停車なのでGV-E400系を撮影!
五所川原駅にて
五所川原から鰺ヶ沢までの各駅で乗客が降りていき、
鰺ヶ沢を過ぎるとガラガラになる。
北金ヶ沢に20:17着。ここで対向列車交換のため6分停車。駅に降りてみる。
新しい小さな駅舎にイチョウのモニュメントがある。
暗闇の中に駅舎がライトアップされるような感じで素敵な佇まいだった!
夜の北金ヶ沢駅
北金ヶ沢を出ると目的地まで残すは一駅。
車内はガラガラ。夜のローカル線の旅を満喫する。
ガラガラの夜の五能線車内
20:28、千畳敷駅に到着! 周囲は真っ暗。
暗闇の中、少しばかり歩いて本日のお宿に到着。
今日も和室の部屋。広い風呂に入り、畳の部屋で足を伸ばしゆっくり休む!
和室の部屋でゆっくり休む
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