「MOQ」「L/T」「TBC」…海外工場とのやり取りで頻出する英略語7つ

記事
ビジネス・マーケティング
アパレル製造業を経営しながら、自社の業務をAIで自動化して実運用しています。今回は、海外工場とのやり取りに毎回のように出てくる英語の略語を取り上げます。

■ 「MOQ 300pcs/color」で止まってしまう
初めて海外工場に見積もりを頼むと、返ってきた文面が略語だらけ、ということがよくあります。たとえば次のような一文です。

MOQ 300pcs/color, L/T 45 days after PP approval, price TBC.

意味があいまいなまま「OK」と返してしまい、あとで「1色300枚が最低ロットだった」「45日は量産前サンプルの承認後からの日数だった」と気づく。これが一番多い失敗です。

■ まず押さえたい7つ
・MOQ(Minimum Order Quantity):最低発注数量。「/color」「/style」など、何あたりの数量かが必ず付くので見落とさないこと
・L/T(Lead Time):納品までの日数。起点(after PO / after PP approval など)とセットで読む
・PO(Purchase Order):正式な発注書。POを出した時点で発注確定と扱われることが多い
・PI(Proforma Invoice):前払いや手配のための見積請求書。正式な請求書とは別物
・TBC / TBD:To Be Confirmed(確認中)/To Be Determined(未定)。価格や日付にこれが付いていたら、まだ確定ではない
・pcs / dz:枚数の単位。dz(dozen)は12枚。単価が「per dz」なのか「per pc」なのかで金額が12倍変わる
・PP(Pre-Production):量産前の最終確認。PP sample は量産と同じ条件で作るサンプル

■ 略語は「単位」と「起点」を確認する
略語そのものより大事なのは、数字が何を基準にしているかです。上の例なら、こう聞き返すと誤解が残りません。

Is the MOQ 300 pcs per color, or 300 pcs in total for the style?
Does the 45-day lead time start from PP sample approval or from the PO date?

答えをもらったら、合意した内容を自分の言葉で書き直して返すと、そのまま記録になります。

■ まとめ
略語は覚えれば読めますが、数字の「単位」と「起点」は毎回確認が必要です。分からない略語は、そのままにせず聞き返して大丈夫です。工場とのやり取りの英訳やチェックをご希望の方は、プロフィールの出品サービスからどうぞ。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す