異性緊張

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異性緊張

今回の内容は異性緊張について書いていきます。

この異性緊張とは、同性と話しをするのは普通にできるのですが、異性となると急に言葉が思うように出なかったり、また顔を見ることすらできない異常に緊張した状態になることです。
異性緊張の特徴としては、異性でも子どもやご年配の方には普通に話をすることができるのですが、同年代ぐらいの異性となると極端に緊張するパターンが多いようです。

何故このようなことが起きるのでしょう。
人類は他の動物とは違い、理性や道徳心といった自分を抑制する力を進化をし続けています。
しかしながら進化を続けても尚、本能という部分もまだまだ残されているのです。
本能には食欲・性欲・睡眠欲という三大欲求が誰にでもあるのです。
異性緊張とは、この性欲という本能の部分に深く関係してくるのです。
本能は言ってみれば動物のままです。

私はこの性欲という部分には、自分のオーガニズムを満足させるだけに備わっている欲求ではないと考えております。
何故ならその欲求を満たすだけのものであれば、これだけの知能を進化し続けた人間なのですから、他にオーガニズムを満足させる方法はいくらでも開発できているはずです。
それなのにそのオーガニズムだけに執着することなく、性欲という欲求が残っているかといえば、性欲という欲求の中には、子孫繁栄という進化を求め続けている部分が含まれているのではないでしょうか。

そう考えてみると異性緊張で同年代ぐらいの異性に緊張してしまうということは、子孫繁栄の可能性がある年代には特別意識してしまうということにつながります。
つまりこの異性緊張は心の奥深くでは誰にでも存在している部分といえるでしょう。

ではなぜ異性緊張で悩む人がいるのでしょう。
これはどの悩みもほぼ同じことなのですが、悩みとは自分の中の理想と現実のギャップがあることに悩んでいるのです。つまり自分の理想としては、異性(特に同年代)から嫌われたくないというココロが強く出ているのです。
嫌われるということは、相手にされなくなったり、ましてはもう二度と会うことすらない状態になり得るかもしれません。
つまりその小さな社会から抹殺(本当には殺されませんが)されてしまうかもしれないといった不安な気持ちを持つのです。

しかしそれは妄想にすぎません。
もし異性に嫌われたからといって、本当に殺されてしまうわけではありません。
もし自分の中で異性に異常に緊張してしまうのであれば、まずは自分の中で緊張する年代やタイプを認識してみてください。
そしてその年代やタイプの人から嫌われたとしてもそれは全ての人ではなく、極一部の人であることをもう一度自分に話してみてくださいね。


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