まず、これを見て下さい。
「1000万円の広告費で2万人を集める方法」
これを見てどう思いましたか?
これってすごいのかな?
自分には関係ないや。
嘘つけ、怪しい。
こんな感じではないでしょうか?
ではこの人が嘘をついているのか?
そんなことはありません。
事実です。
ただ、受け取る側はそうは感じない。
なぜか?
それは、自分の現実とはかけ離れているからです。
そのメッセージを発信した人の現実では当然なことであっても、1000万円の広告費を使えない人にとってみたら「へーそうなんだ。すごいかもね」となってしまうのです。
そう、何が重要なのかというと。
あなたの現実ではなく、お客様の現実にマッチした広告を出さなければ意味がないということです。
もちろん「1000万円の広告費で2万人を集める方法」
この広告に響く人をターゲティングしているのであればいいのですが、もしあなたが広告費を10万円使える人をターゲティングしていたら、まったくもって見込み客違い。
そう、あなたが集めたいお客様に響く広告文を考えなければ、夢の言葉。
最悪なケースは、真実であっても胡散臭いと感じさせてしまいます。
だからと言って差支えない言葉をキャッチにすると、誰も見向きもしません。
このバランスが非常に難しいのです。
怪しくならず、ターゲティングしている見込み客を集められるかがポイントになります。
例えば、美容院向けの広告はどうでしょうか。
6万円で84人を来店させた広告テンプレートをプレゼント!
6万円ならお小遣いでも出来そうだし、プレゼントならリスクないし。
他には、
食事制限なし。2ヶ月で△25cmウエストダウン。
これはどうですか?
運動をせずに怠けながら出来る夢ダイエットに憧れている人には良いと思いませんか?
最後は、
小学3年生でも出来た○○。
これらに共通しているのは
「自分にもこれならできそう」と感じさせていること。
そして、キャッチコピーで最大に意識しなければいけないのが、まったく知らない人に電話して、考えたキャッチコピーを言うだけで「もっと話を聞かせて!」と言ってもらえるものでなければ意味がないということです。
コピーライティングは、文章が上手い人が有利なのではなく、セールスが上手い人=コピーライティングが上手い人、なのです。
そう、だから電話の第一声で「もっと聞きたい!」と思うようなキャッチが言えればそれはチラシにも使えるということです。
そして注意するポイントは、あなたがターゲティングしている人の現実にマッチしたものになっているか?
この2つを意識してキャッチコピーを考えてみて下さい。
更に、お客様が響く言葉とあなたが言いたい言葉が必ずしも一緒ではないという事実を知りましょう。
あなたの現実ではなく、お客様の現実にある言葉を意識することで、反応は大きく変わってきます。
ということで、今回はここまで。