みなさま、こんにちは。
今までは病気が治るまでの出来事を、
できるだけ流れを大切にしながら書いてきました。
今回は少し視点を変えて、当時を振り返りながら、
その時に感じたことや学んだことを書き綴ってみたいと思います。
以前のブログでも書きましたが、先生から最初にいただいた
アドバイスの一つが「食事を変えなさい」ということでした。
当時は病気を治すことに必死で、
言われたことをただ実践しているだけでしたが、
今振り返ると、一番大きかったのは食生活を見直せた
ことだと思っています。
学生の頃から一人暮らしをしていた私は、食事の時間も内容も量も、
本当にひどいものでした。
社会人になってからはさらに忙しくなり、食生活は乱れる一方でした。
先生がよく言っていた言葉があります。
「お金よりも健康が大事。健康であれば、どんなことでも実現できる。」
当時は病気を治すことだけを考えて食事制限をしていましたが、
長い目で見ると、健康な体をつくる土台は毎日の食事なのだと
気付かされました。
病気が治った後、何気なく家にあったカップラーメンを食べようと
したことがあります。
ところが、一口食べた瞬間、思わず吐き出してしまいました。
あれほど大好きだった「赤いき〇ね」が、まったく美味しく感じ
なかったのです。
その時は、自分でも本当に驚きました。
やはり多少手間はかかっても、きちんとした食事を続けることが
大切なのだと痛感しました。(妻には本当に感謝しています。)
今でも食事にはかなり気を付けています。
とはいえ、当時の食事制限は本当につらいものでした。
焼肉が食べたい。
パスタが食べたい。
パンが食べたい。
そんなことばかり考えていた時期もありました。
そういえば先生が、こんなことを笑いながら話していました。
「刑務所に入ると、何年かしてみんな健康になって帰ってくるみたいだね。」
もちろん冗談交じりでしたが、
「食事の時間・内容・量がきちんと管理されているからだろうね。」
とも話していました。
今になって思えば、なるほどと思います。
この年齢になって改めて感じるのは、若いうちに食生活を見直すことができて本当に良かったということです。
毎日を楽しく過ごせるのは、健康な体があってこそ。
今では心からそう思っています。
そして、先生は料理が本当に上手でした。
味付けも抜群で、一緒に食事をご馳走になることもありましたが、どれも本当に美味しかったことを覚えています。
おにぎり一つとっても真似できないほど美味しかったです。
先生との食事の時間は、今となってはとても懐かしい思い出です。
先生はご自身の修行時代、貧しくて満足な食事ができなかったそうです。
だからこそ、
「自分が誰かを育てる時は、絶対に美味しい食事を食べさせてあげたい。」
そう思って調理師免許まで取得されたそうです。
ご本人は
「結局、資格はあまり役に立たなかったね。」
と笑っていましたが、郷土料理をはじめ、本
当にたくさんの料理を作ってくださいました。
どれも愛情がこもっていて、とても美味しかったです。
美味しく、栄養のバランスが良く、健康的な食事を毎日いただけること。
それは、とても幸せなことなのだと、今ではしみじみ感じています。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
狐月