タロットを引いたとき、「戦車」のカードが出ると、ぐっと背中を押されるような気持ちになります。迷いがあっても、とにかく今は前へ進むとき。そんなメッセージを受け取った日のことを、台所で鮭フレークを作りながらふと思い出しました。
日々の暮らしのなかで、未来を思えば不安もありますし、心が揺れることもあります。それでも「いまできることに丁寧に向き合う」ことが大切なんだと、湯気の立つお鍋の前で実感しました。
鮭との小さな出会いから
きっかけは、スーパーで見つけたパックの鮭の切り落とし。鮮魚コーナーで思いがけず出会ったそのボリュームに、なんだか小さな幸運を見つけたようで、ホクホクした気持ちでかごに入れました。「今日は鮭フレークを作ろう」そう思った瞬間から、静かな物語が始まったのです。
無心になれる手仕事
まずは振り塩をして余分な水分と臭みを抜き、お酒を加えて茹でます。ふわっと立ちのぼる鮭の香りが台所を包み込み、少し気持ちがやわらぐようでした。
茹で上がった鮭から皮と骨を外していく作業は、少し根気がいりますが、案外嫌いではありません。小さな骨をひとつずつ確かめながら外していると、頭の中がからっぽになり、無心の時間が訪れます。こういう瞬間は、心の静かなリセットにもなるんだなと感じました。
味を重ねる幸せ
その後はみりん、日本酒、天日塩で味をととのえながら、フライパンでそぼろ状に煎っていきます。音と香りに包まれながら手を動かしていると、気づけば市販の瓶なら4つ分くらいの鮭フレークが完成していました。すぐに食べきれそうもない分は冷凍庫へ。未来の自分や家族のために保存食を作るのは、心の余裕にもつながるような気がします。
さっそく味見も兼ねて、鮭と水戻ししたわかめをご飯に混ぜて「鮭わかめご飯」に。これがまた格別で、香ばしい鮭と磯の香りがぴったり。私の大好物であると同時に、これから大きな手術を控えている家族にとっても、栄養のある一品になりそうで安心しました。
タロットが示した流れ
少し前に引いたタロットは、「月 → カップのクイーン(逆位置) → 戦車 → ペンタクルの10」という並びでした。
そのときは、戦車の意味がまだ意味を深く理解できなかったのですが、今になって思うのです。私自身まさに「戦車」のカードのただ中にいるのだと。日々やってくる不安や課題に揺れながらもそれでもしっかり手綱を握って進んでいくしかない。そうして一歩一歩進んだ先にこそ、ペンタクルの10が示すような安定と豊かさが待っているのだと信じています。
今を生きる力
鮭フレーク作りという何気ない台所仕事も、実は「いま目の前にあることに真摯に向き合う」練習なのかもしれません。未来はどうなるかわからないけれど、まここで手を動かすことで確かに前へと進んでいる。タロットの「戦車」が教えてくれたことは、そんな小さな積み重ねの大切さでした。
もし、あなたも心がざわつくときがあれば、ぜひ何か小さな料理を作ってみてください。無心に手を動かすことで、心の中に静かな灯りがともり、「大丈夫、ちゃんと進んでいるよ」と教えてくれるかもしれません。
そんなあなたの気持ちを応援しています🍀
今日の画像は以前介護に向き合うときへろへろになりそうなときに描いてもらった恋歌のお守りです💫
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