Premiere Proのオーディオトラックミキサーとは?動画の音を整える基本機能を解説

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動画編集では映像に目が行きがちですが、実は“音”のクオリティが動画全体の印象を大きく左右します。
どれだけ映像が綺麗でも、BGMが大きすぎたり声が聞き取りづらかったりすると、視聴者は離脱しやすくなります。

そこで活躍するのが、Adobe Premiere Pro の「オーディオトラックミキサー」です。

この記事では、オーディオトラックミキサーでできることや使い方、実際の編集で役立つ活用方法まで分かりやすく解説していきます。



オーディオトラックミキサーとは?


オーディオトラックミキサーは、動画内の音量や音質を細かく調整できる機能です。

簡単に言うと、

・ナレーションの音量調整
・BGMを小さくする
・SE(効果音)のバランス調整
・ノイズ軽減
・音声にエコーや補正を加える

などを、一括で管理できる“音専用の操作パネル”です。

映像編集だけでなく、YouTube動画・Vlog・ビジネス動画・ショート動画など、幅広いジャンルで活用されています。

オーディオクリップミキサーとの違い


Premiere Proには、

・オーディオトラックミキサー
・オーディオクリップミキサー

の2種類があります。

違いを簡単にまとめると以下の通りです。

機能                    調整対象


オーディオトラックミキサー          トラック全体


オーディオクリップミキサー          個別クリップ



例えば、

・A1 → ナレーション
・A2 → BGM
・A3 → 効果音

のように分けている場合、
トラックミキサーなら「A2のBGM全体をまとめて下げる」といった操作が可能です。

大量の動画を編集する際には特に便利な機能です。

オーディオトラックミキサーの開き方


上部メニューから、

ウィンドウ → オーディオトラックミキサー

を選択します。

すると、タイムライン上の各オーディオトラックごとにミキサー画面が表示されます。

よく使う基本機能
① フェーダーで音量調整

最も使用頻度が高いのが「フェーダー」です。

上下に動かすことで音量を調整できます。

例えば、

声が小さい → 音量を上げる
BGMが大きすぎる → 音量を下げる

といった調整が簡単に行えます。

特にYouTube編集では、

ナレーション:聞き取りやすく
BGM:邪魔にならない程度

このバランスが非常に重要です。

② パン調整(左右の音)

「L」「R」のパン機能では、音を左右どちらから聞こえるか調整できます。

例えば、

左から車の走行音
右から環境音

など、立体感のある演出が可能になります。

Vlogやシネマティック動画で活躍する機能です。

③ エフェクトを追加する

トラック単位でエフェクトをかけられるのも大きな特徴です。

よく使われる例としては、

ノイズ除去
コンプレッサー
リバーブ
EQ調整

などがあります。

特にナレーション動画では、軽くコンプレッサーをかけるだけでも聞きやすさが大きく変わります。

④ オートメーション機能

オートメーションを使うと、再生しながらリアルタイムで音量変化を記録できます。

例えば、

会話中だけBGMを下げる
盛り上がる場面でBGMを上げる

といった自然な音量変化を簡単に作れます。

ショート動画やエンタメ系編集ではかなり便利な機能です。

編集時によくある音量バランス

ジャンルによって多少異なりますが、一般的には以下のようなバランスが使われます。

音声 目安
ナレーション -6〜-3dB
BGM -30〜-20dB
効果音 -18〜-10dB

BGMが大きすぎると視聴維持率に影響することもあるため、声を最優先に調整するのがおすすめです。

オーディオトラックミキサーを使うメリット
作業効率が大きく上がる

BGMを毎回個別調整する必要がなく、トラック単位でまとめて管理できます。

動画の完成度が上がる

音量バランスが整うだけで、動画全体がかなり見やすく・聞きやすくなります。

視聴者は意外と“音の違和感”に敏感です。

修正対応がしやすい

クライアントから、

「BGMを少し下げてください」
「声を聞きやすくしてください」

と言われた場合でも、トラック単位ならすぐ対応できます。


まとめ


Adobe Premiere Pro のオーディオトラックミキサーは、動画の“音”を整えるために欠かせない機能です。

特に、

YouTube編集
SNS動画
ビジネス動画
Vlog

などでは、音の聞きやすさが動画のクオリティを大きく左右します。

最初は「音量を調整するだけ」の使い方でも十分です。
慣れてくると、

エフェクト
オートメーション
EQ調整

なども使えるようになり、動画の完成度が一気に上がります。

映像だけでなく“音作り”にもこだわることで、ワンランク上の動画編集に近づけます。
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