マッチ棒を使って、図形を規則的につくる。
下の図1の1番目、2番目、3番目、・・・のように図形を作り、マッチ棒の本数を調べた。m番目の図形のマッチ棒は(4m+1)本になる。
図1でつくったm番目の図形を1段の図として、図2のように、1段、2段、3段、・・・n段の図形をつくる。
m番目n段のマッチ棒の数が567本になるという。m、nの値を求めなさい。ただし、m≦14とする。
怪盗Xを追え!〜CAT警部とこはる刑事の推理〜
ある日の夜、こはる刑事は、怪盗Xが次のターゲットを狙っているとの情報を入手した。怪盗Xは、常に複雑なパズルを残していくことで有名だ。その日のパズルは、マッチ棒を使った図形問題だった。
CAT警部:「こはる刑事、怪盗Xが残したパズルを解ければ、次の犯行を未然
に防げるかもしれん。早速取りかかろう。」
こはる刑事:「はい、警部。パズルは次のようです。図1では、1番目、2番
目、3番目と規則的にマッチ棒を使って図形を作り、各図形のマッチ棒の
数は(4m+1)本になるそうです。そして、これを1段とし、図2のよう
にn段の図形を作ります。m番目n段の図形のマッチ棒の数が567本にな
るということです。mの最大値は14です。mとnの値を求める必要があ
ります。」
CAT警部:「なるほど。まずは、各段のマッチ棒の数を考えてみよう。
例えば、2段のときは(4m+1)×2−m、
3段のときは(4m+1)×3−2m、
n段のときは(4m+1)×n−m(n−1)だ。
この数式を簡単にすると、3mn+m+n 本になる。」
こはる刑事:「警部、まずはm=14から順に自然数の解を探していき
ます。」
m=14のとき 42n + 14 + n = 567
n = 553 ÷ 43 → nは自然数にならない。
m=13のとき 39n + 13 + n = 567
n = 554 ÷ 40 → nは自然数にならない。
m=12のとき 36n + 12 + n = 567
n = 555 ÷ 37 =15 見つかった!
警部、ついに、m=12、n=15の解が見つかりました!
CAT警部:「よくやった、こはる刑事。」
こはる刑事:「m=11以下、探しても解はもうありません。」
CAT警部:「この数式を元に次の行動を予測できる。」
こはる刑事:「ありがとうございます、警部。すぐに怪盗Xを追い詰めましょ
う!」
このようにして、CAT警部とこはる刑事は、怪盗Xの残したパズルを見事に
解き、次の犯行を未然に防ぐための手がかりを手に入れたのだった。
ところが・・・
怪盗Xはただものではなかった!!!
《 あらたな謎 》
下のように、正六角形を並べた図形を作る。下の図は4列目3段目まで並べたところである。1列目1段目の図形の辺の数は6本であり、3列目2段目の図形の辺の数は27本である。
m列目n段目の図形の辺の数が511本であるという。m、nの値を求めよ。
ただし、m≦12であるとする。
CAT警部、こはる刑事。さあ!どーする!?