世間一般では、「自分を大切にする」=「自分をちゃんと大切にしてくれる男性を選ぶこと」だと言われるよね。
私も、頭では何度も理解したつもりだった。
彼のことを話すと、友達はもれなく「なんでその人なの?」って言う。
みんな、私のことを大切に思ってくれているから、
「そんな人、やめたほうがいいよ」
「あなたはもっと幸せになれる人を選ぶべきだよ」
って、心から私を思って言ってくれている。
その言葉たちは、きっと正しい。
私も、重々、頭ではわかってる。
もっと優しくしてくれる人を選べば、
もっと愛情を注いでくれる人を選べば、
もっと楽に、幸せになれる道があることも。
「自分を大切にするために、もっと愛してくれる人を選ぼう」
――何度も、何度も、そう自分に言い聞かせた。
例えるなら――
みんなが薦める「正しい選択」は、宝石みたいに
• 美しくて
• 価値があって
• 誰が見ても素敵だと言うようなもの。
だけど私は、
不器用で、傷がついている小さなガラス玉を磨いて「きれいだな」と大切にしているような感覚に、心が震えてしまった。
他の男性とデートをして、
優しくしてもらって、
食事を奢ってもらっても、
「ありがとう」とは思う。
だけど、
胸の奥があたたかくなることは、なかった。
もしかしたら、これは「依存」なのかもしれない。
ギャンブルみたいに、たまにしか得られない喜びにしがみついているだけなのかもしれない。
何度も傷ついて、何度も自分に腹が立って、それでも、手放せなかった。
お願いだから、私の頭の中から彼を消して――
そんなふうに、神様にお願いした夜もあった。
でも、私はどこかで、
彼の不器用な愛――
未熟でも、本気の愛――
を感じていたから、どうしても手放せなかったんだと思う。
彼は自分の殻から抜け出せない。
重い鎧を脱げずに葛藤してる。
(きっと彼もしんどいのよね。)
それでも、「愛しているうちは、それに付き合ってあげようかな」
そんなふうに、今は思ってる。
昔の私なら、「彼を変えたい」と必死だったかもしれない。
でも今の私は、
「彼は一生恐れ回避かもしれないけど、それでもいい」と思えるようになった。
私が疲れたら離れよう。
もし彼以上に心が震える人が現れたら、迷わずそちらへ行こう。
そんなふうに、自分を守りながら付き合ってる。
それでも――
不器用で、傷ついた小さなガラス玉のような愛が、私はきっと、とても好きなんだと思う。
多分、私は離れない。
そう、自分でもわかってる。
それを全部わかったうえで、「これが私の幸せだ」って認められるなら、
ちゃんと、自分を大切にしているってことだよね。
自分が、自分を信じて選んだこと。
自分が、心から好きだと思ったもの。
それを、大切にする。
もちろん、周りの意見を聞くことも、大事。
でも――
恋愛って、人から「やめたほうがいいよ」と言われたからって、簡単に諦められるものじゃない。
結局は、自分が信じた道を、全力でやりきるしかない。
それが、後悔しないための、たったひとつの道なんだと思う。
この先に、
幸せな彼との未来が待っているかもしれないし、
もしかしたら、別れが来るかもしれない。
でももし別れが来たとしても、「ちゃんと、自分の心に正直に生きた」って、胸を張れるように。
そうありたいよね。
皆さんの気持ちも聞けたら嬉しいです🥰✨