パニックさんへの寄り添い方を、例えてみると…

パニックさんへの寄り添い方を、例えてみると…

記事
コラム
こんにちは、ゆさこです(ˊᗜˋ*)

突然ですが、

あなたは、高いところは平気ですか?

私は、展望台などから
遠くの景色を見るのは大丈夫ですが、

例えば、崖の近くやガラス張りの床など、
すぐ足元から下の様子が見える場所では、

なんだかお腹がヒュッとしたり、
吸い込まれそうな感覚になります。

きちんと安全対策している場所で、
「落ちるわけない」と分かっていても、
体が勝手に反応してしまうんですよね。

これは、
脳が危険を察知した時に起こる
体の自然な反応だそうですが、

そう思うと、パニック症の不安も
少し似てるなと感じます。

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*落ちるかもしれない〜💦*

以前、ご家族がパニック症だという方から、
ご相談をいただいたことがありました。

どんなサポートをすればいい?
どう接すればいいのかわからない…

そんなお悩みでしたので、
私は、この高いところが苦手な人を例えに、
お話しをさせていただきました。


もちろん、いわゆる高所恐怖症と
パニック症は同じものではありません。

でも、パニック症を経験したことがない方は、

頭では大丈夫だと分かっているのに、
体が反応してしまう…という感覚を

イメージしやすいかなと思ったんです。


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『高いところが苦手』と言ってる人を

無理やり高い所まで連れて行って、
バンジージャンプさせようとは思いませんよね。

本人が頑なに嫌がっているのに、
「そんなの気にしすぎだよ」と言って、
崖の先まで連れて行くこともしないでしょう。


また、旅行やお出かけする際に、
事前に「高いところが苦手」と聞いていたら、

観光で立ち寄る場所や遊ぶところも
わざわざ高所に行くような
意地悪なことはしないでしょうし、

自然と配慮した選択をしてくれる人が
多いのではないでしょうか。


どうしても高い場所へ
行かなければならない場合とか、

意図せず、そこに行ってしまった時、

本人が辛そうなら、

安心できる場所まで移動するとか、
落ち着くまで一緒にいてくれるとか、
気を紛らわせてくれるとか、

そんなサポートや声掛けを
してくれる人もいるかもしれません。


ただ、ふと、ご本人が

「今日は、私も展望台へ行ってみたい」
「あの場所から綺麗な景色を見てみたい」

そうおっしゃったらどうでしょうか?


「危ないからやめておけば?」
「また、怖くなるんじゃない?」

と止めるのではなく、

「じゃあ、行ってみようか♪」
「無理そうなら、遠慮なく言ってね?」

そんなふうに、
一緒に景色を楽しめることを喜び、

優しく配慮してくれたり、
そばで見守ってくれる人が多いと思います。

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私は、パニック症の方へのサポートも
これと同じだと思っています。

本人も、行けないことに罪悪感を抱いたり、
周りに迷惑をかけてしまっていると感じ、

無理をしていたり、辛いのに
平気なフリをしていることもあります。

もちろん、不安の感じ方や症状、
苦手な場面や場所は人それぞれですし、

安心できる状態も人によって違うので、
これが「正解」というものもありません。


でも、

「気にしすぎだよ!」
「大丈夫だって!」と、

周りの人のタイミングや都合で、
無理やり背中をグイグイ押したり、
外出に連れ出すよりも、

「どうしたら不安が小さくなるかな?」
「ここまでだったら大丈夫そう?」
「ダメなら、すぐに帰ってこればいいよ」
「そろそろ休憩しようか?」

そんなふうに、気持ちを聞きながら、
一緒に考えてもらえると、
不安も少し小さくなる気がします。


そして、もしも、

「今日は少しだけ行ってみようかな…」
「もう少しだったら大丈夫そう…」

そんな気持ちが、ご本人に芽生えた時には、
その挑戦を応援してもらいたいんです。


もしかしたら、周りで見ている人は、

あとちょっとなんだから
もう少し頑張ればいいのに…

そんな風に、なかなか進まないことに
ヤキモキすることもあるかもしれません。


でも、どうか本人の『心の準備』や
勇気が生まれる『タイミング』を
待ってあげて欲しいなと思います。

ご本人の意思で行こうと思えないと、

「行けた」という結果よりも

「怖かった💦」という印象だけが
残ってしまうこともあります。


反対に、

「ここまでなら行けそうかも」と、

自分の中に生まれた小さな勇気をたずさえ、
自分で意思で踏み出した一歩は、

どんなに些細なことでも
成功体験となって心に残ります。


ゴールを100として考えた時、

そこから見える景色は、
とても綺麗なものかもしれませんが、

50の場所には、また別の景色もあります。

パニックさんにとっては、
無理をして、怖い思いをしながら
ちらっと見た100の景色よりも、

自分で決めて辿り着いた
50の場所の景色の方が、

「ちゃんと辿り着いた!」
「次は、60にも行ってみようかな♪」

そんな実感を得ることができたり、
次への勇気につながることもあります。

回復のために大切なのは、
早く100の場所まで行けたかではなく、

自分で選び、自分で踏み出し、
納得した一歩、ゴールであること。

その積み重ねが、少しずつ自信となり、
だんだんと選択肢も増えてくると思います。



きっと、あなたにも
苦手なものがあると思います。

「どうして苦手なの?」

そう聞かれても、「なんとなく…」としか
説明できないことはありませんか?

感じている気持ちや自然な体の反応を、
言葉だけで伝えるのは難しいものです。

私は、そういうところも
パニックさんの不安や症状と
少し似ていると感じています。


もちろん、
これはあくまでも私自身の経験や
感じ方をもとにした一つの例えです。

すべての方に当てはまるものではありません。

でも、この感覚をお伝えすることで、

パニック症の方が感じている不安を
少しでもイメージしやすくなったり、

サポートしてくださる際の
小さなヒントになれば、嬉しいです✨

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パニック症のご本人だけでなく、
ご家族や身近な方からのご相談も
お受けしています。

よかったら、お話しにきてくださいね♪


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