日本で最初のお祭り

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コラム
この前、サザエさんを見ていたら、日本で一番最初のお祭りの話が出てきたよ。

なんだろうと思ってみていたら、日本神話の話だった!

日本で一番最初のお祭りは、「天の岩戸隠れ(あまのいわとがくれ)」なんだって。
天照大御神(アマテラスオオミカミ)が、弟のスサノオの悪事に怒って、岩のなかに隠れてしまった。
天照大御神は、太陽の神様だから、真っ暗になってしまったらしい。
それに困った八百万の神(やおよろずのかみ)たちが、なんとか、天照大御神を外に出そうと考えた。

すると、アメノウズメという神様が、踊りだして、ほかの神様も、にぎやかにして楽しそうにしていたらしい。
このようすが気になった天照大御神は、岩の戸を開いて、外の様子をみたときに、神様たちが、天照大御神を外に引っ張り出して、明るい世になったらしい。

このときの、アメノウズメたちが踊って楽しそうにしたのが、日本のお祭りの最初なんだって!

もちろん、サザエさんでは、ここまで詳しくは話していなくて、もう少し簡単に話していたよ。

「お祭りというのは、神様に感謝をするものなんだよ。」などと波平が話していた。

でも、地上波のテレビで、日本神話関係のことが出てきたのは、すごいことだなって思ったよ。
今までは、タブーだったはずのことが、アニメ(国民的アニメ)で出てきたからね!

少しずつ日本も変わってきているのかな?

ちなみに、お祭りの「まつり」という言葉は、もともと、「お祀り」のまつるっていう言葉が語源になっているらしいから、神様に感謝をするっていうことは、間違ってはいないと思うよ。
夏祭りがいろんなところで開催されているけど、こういうことを考えながら、お祭りを楽しむと、また違った楽しみ方ができるかもね。
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