【スペーシアギア(スズキ)】(2024年~)
★★こんな方にオススメ★★
スペーシアのアウトドア仕様がギア。
シートは撥水で様々な部分が汚れにくく、汚れが落ちやすい仕様となっていて便利です。
また、自転車が楽々入り常に実感できる様々な便利機能を体感したい方にオススメ。(子育て世代にもオススメ)
走りではノーマルは非力なのでターボがオススメ。
ギアでも先代と比べて乗り心地が明らかに硬くなり、マイルドな乗り味を求める方は(後席の乗り心地も考えると)先代の方が良いです。
走り&乗り心地面ではNボックスとデリカミニの方が明らかに良いですが、装備面ではスペーシアは優秀です。
【車の特徴&走行レポート】
スズキで自転車も乗せられる人気のハイトワゴン軽自動車。
そのスペーシアが2023年にフルモデルチェンジし、2024年にはアウトドア仕様のスペーシアギアが登場。
そのため主なモデルはノーマルとカスタム、ギアの3種類。
それぞれ顔が違います。
ノーマルとカスタムは以前記事にしているため、今回はギアがメイン。
ギアはアウトドア仕様のようなモデルで、撥水シートとなっており、後席の裏面は防汚仕様&分厚いプラスチック素材になっていて汚れにくく汚れが落ちやすい仕様となっていて便利です。
また、ギアではノーマルと同じ14インチ(タイヤ)となっていたりメーター表示はギア専用などの特徴があります。
装備面も非常に充実していて
革巻きステアリング、パドルシフト(ターボのみ)、革巻きシフトノブ(ターボのみ)、肘置き(前後席共にアリ。前席は収納付)、サーキュレーター、サンシェード、収納の多さ、シートヒーター、ハンドルヒーター、後席テーブル2個等々、欲しい装備はほぼ標準装備なので嬉しいですね。
特にサーキュレーターは後席の方にも冷暖房の恩恵が得られやすくありがたいです。
(先代より薄型化しているようですが、見比べないと分からない程度です。)
前後席共にUSBがタイプAとCがあり(前は3個、後は2個)凄く助かります。
先代では前席USBは足元で使い辛かったのですが新型車は使いやすい場所に移動してます。
助手席前の蓋は無くなりましたが、置き場のスペースは拡大。
ティッシュが入れられる引き出しも便利ですよね(CD類を付けると埋まってしまう可能性があるためご確認を)
後席は説明するまでもなく足周り、頭上ともに広大です。
そして、車中泊の時にも便利な多種多様なシートアレンジ。
(後席は2座分割式のスライドやリクライニングも可能で凄く使い勝手が良い)
新型車では豪華にもオットマンまで装備され後席の快適性が向上しました。
このオットマンは伸縮可能なので、どの身長にも対応出来るだけでなく、上向きにも固定出来るため、後席に乗せた荷物の滑り止めにまでなるというアイディア物。
スズキお馴染み助手席下の収納カゴ(取り外し可能)なども使っていて便利さを実感できる装備ですね。
また、今回のモデルからハンドルヒーターも追加され、特に女性の方には嬉しい情報ですね
(Nボックスには設定がありませんから)
その他、電動パーキングも初採用で、全車速対応のACCまで。
360°モニターや、ヘッドアップディスプレイはナビとセットになっているようで単体で選べず、欲しい場合は高額になります。
ヘッドアップディスプレイについては、先代では前方ガラス投影式で乗用車にも負けないほど綺麗な画像でしたが、今回はアクリル版になっていて、ここはコストカットされた部分でしょうか。
室内は軽自動車ギリギリの広さで自転車も入る。
(荷室入り口に自転車用の溝があり、優しさある作りですね)
座席がスライドして畳むことが出来るため荷室は凄く広大になりますね。
オットマンで寛ぐだけでなく、助手席を前方にスライドさせヘッドレストを外した状態で寝かせると、後席で足を伸ばした姿勢でも寛ぐことができ多種多様に使えますね。
(最後の画像はカスタムです)
エンジンは660CCのノーマルとターボ
(どちらもマイルドハイブリッド付)
(パワーモードはどちらも無)
(ターボではパドル付)
前輪駆動だけでなく4輪駆動も選択可能なので、これも嬉しいですよね。
マイルドハイブリッドなので走りだしの反応が良く感じます。
加速するとエンジン音が目立つのに思ったより加速せず、目標速度までやや時間がかかります。
ですが、速度に乗ると非力感は気にならず比較的静かに走行できます。
ターボは明確にパワー差があり、出だしや走りもスムーズで魅力的。
エンジン音の響きも明らかに抑えられ、ノンストレスに走るなら迷わずターボ車って感じです。
(Nボックスではノーマルでも良いと思える加速ですが、スペーシアは明らかにターボとの差が目立ちます)
ハンドルは中央付近には無反応区間があり遊びが多いですが、先代のように軽すぎて物足りないといった感じは少しだけ改善されています。
(少しコシが出て、運転している感が少し向上した印象)
ハンドルの質感も革巻きと上質で引き締まっている感じが増します(これ良かったです)。
ですが、それでもきり戻りは軽くて戻しすぎてしまうような扱いにくさはあります(ここも少し改善)。
ブレーキはスズキさんらしく、ほとんどカックンなく止まれ同乗者にも優しい味付け。
シートは表面が優しく座り心地良いですが、数分運転すると少しだけ坐骨辺りが痛くなりました。
また、シートのホールド性はなく、カーブ時の体のもっていかれ感は結構あります。
背高い感や、体の振られ感は結構目立ち走りの安定性は少し気になりました。
それと背が高いため強めの風には結構あおられます。(風切り音も大きい)
先代と大きく変わった所が乗り心地面で、先代では非常にマイルドで段差も優しくイナシ、非常に乗り心地良かったのですが(その分、フワフワしているとも取れますが)、新型車では結構足回りの硬さが目立ちます。
コツコツとまではいきませんが、段差などの衝撃も入りやすくゴツゴツ感は結構目立ちます。
ギアのタイヤは14インチのみでカスタムの15インチよりもインチダウンしているため乗り心地が良くなりますが、それでも先代のギアと比べ足周りは硬く個人的には気になりました。
(個人的には快適性は先代の方が良かったです)
運転席側では走りのシッカリ感が出たとも考えられなくないですが、少なくとも後席の乗り心地は結構悪化しています。
(タイヤの影響とは言えない程に硬くなってます)
先代より足周りは引き締められているいますが、衝撃時のボディブルブル感は先代と明確な差はないため足周りの硬さが特に目立ってしまう印象でした。
ただボディのブルブル感は多少ありますが、ボディが頼りないという感じではありません。
静粛性は相変わらず高く(並みの乗用車より静か)、ロードノイズがあまり響かない。
そのため室内は静かな快適空間ですが、その分エンジン音は結構気になります。
とても質感良くいい車なのですが、先代より結構高額となり、スズキの魅力でもあった価格面は犠牲になっている印象を受けました。
ですが、ライバル車と比べ車内の快適装備は標準装備でもスゴく充実しているため、走りよりも便利機能や快適性を求める方には特に選びやすいモデルです。
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