【ZR-V(ホンダ)】(2022年式~)
★★こんな方にオススメ★★
ヴェゼルより大きなファミリーカーSUVを求める方にオススメ。
大きさ、室内の広さ、パワー、使い勝手などバランスが良いです。
足周りはSUVでも攻めた走りにも答えてくれるのですが、その分ヴェゼルより足周りは硬く走り好きな方にオススメですね。
ヴェゼルと比べ足周り以外の差はそれ程感じにくく、ここまでの大きさが不要ならヴェゼルで十分です(ヴェゼルがよく出来ている)。
ロードノイズは結構目立つため足周りも含め、ラグジュアリー的な感覚で乗る車ではなさそうです。
ですが、運転していて全体的にこれといった欠点はなく、安定感ある良い車だと実感できるとても作り込まれた車でした。
【車の特徴&走行レポート】
ヴェゼルと、CR-Zの中間的なサイズの新型SUV。
顔はどこかヤリスクロスやジャガーを思わせるデザインで、これまでのホンダとは違った雰囲気が漂う車でした。
海外仕様は口の造形が好みでしたが、日本仕様は「いーっ。」ってしているような造形に。
好みは別れそうですが、個人的には海外仕様の方が好きです。
(無限パーツなどで、デザイン変更は可能なようですが)
室内の造形は専用感あり、面白い世界観がありました。
オシャレな色の内装は、渋い銅色のようで光沢により立体感がさらに際立つカッコいい雰囲気でした。
センターコンソールや、ドア内側の肘置きなどは、丸みがある骨のような造形で面白く、その丸みのおかげでドアの開閉時などは握りやすく操作しやすかったです。
また、アンビエントライトが日本車でも採用されてきたのは嬉しいですね。
ドアの開閉は前後共に差はなく(ここがいいですね)、新型フィットやヴェゼルを思わせる感覚。
この車格でこれらの車と同じ感触は、物足りなさも感じそうですがそれだけフィットなどのドアがシッカリしているということです。
輸入車のようなカッチリ感といった程ではなく軽めですが、閉めた時のブルブル感はなく日本車のよさが詰め込まれたいいドアです。
ハイブリッドではシフト操作はボタンとなり、これはインサイトなどから採用されてますが個人的には使いにくく(手の場所を固定すると操作しやすいという設計のようですが)、手の添える場所もないため個人的には好みではなく(肘置きの位置も低い)、同じようなボタンばかりなので感覚的にも少し分かりにくい印象を受けました。
ですが、デザインは立体感あり面白いです。
ドリンクホルダーはシフト前に横並びで使いやすく、エアコンなども質感が良い物理スイッチなのでこの辺りは使いやすい(エアコン吹き出し口はシビック似)。
その他、輸入車のように電動パーキングのメモリー機能があり、ここは日本車では珍しいですね。
後席はファミリーカークラスのSUVなので足周り頭上共に広々。
大人の男性でもゆったり座ることが出来るスペースがあります。
不満の無い室内の広さで快適ですがリクライニング機能は無いようです。
その他、フィットなどのように後席のはね上げ機能は無いようですね。
また、足を直角にすると若干三角座り気味になり、最近の電気自動車のように床が高く感じるため、ここは気になる所でした。
荷室は電動テールゲート付ですが、キックでの開閉機能は無し。
荷室は大開口で床は低くカキネもないため荷物の積み降ろしはしやすそうです。
後席を倒すと山は出来ますがほぼフラットなので広々使うことが出来るのは良いですね。
床は分割されていて、前方の床は立て掛け可能。
ハイブリッドであっても床下にちょっとした収納があるのもありがたいですね。
エンジンは
1.5Lガソリンターボと
2L(eHEV)のハイブリッド。
前輪駆動の他に、4輪駆動も選択できます。
ホンダのハイブリッド(eHEV)は一般道領域ならモーター走行。高速域ではガソリン走行と、
ガソリンが苦手な出だしはモーターで凄くレスポンス良く走り(それが滑らかでモーター感が結構感じられる)
モーターが苦手な高速域ではガソリン走行に切り替わるという、お互いの苦手な部分を得意の走行方法に切り替えてくれる賢いハイブリッド(不思議と燃費ではトヨタに劣ります)。
モーターとエンジンの繋ぎは分かりますが違和感なく、いつモーター走行なのかエンジン走行なのかは分からないほど自然な仕上げ。
ZR-Vの場合は排気量がアップしているためか、ヴェゼルよりエンジンの唸り音は少なく、エンジン音&振動が気にならない(音が少し聞こえる程度)。
出だしの電動感も十分体感でき、スムーズで滑らか。
輸入車のような重厚感ある乗り味ではないですが、軽快に走ります。
物足りなさは全くなく余裕かつ不満のないパワー感。
バイブリッドは前が重く感じますが、それに比べてガソリン車は軽快に元気良く走りますね。
エンジンのホンダさんだけあってハイブリッドにはない軽快で楽しい走りを体感させてくれます。
ハンドルの味付けは適度な重さで非常に滑らか(パドルシフトがアルミなのはホンダ初)。
新しいヴェゼルやフィットと同じような味付け。
ホンダのブレーキは相変わらずハイブリッドでも滑らかでカックンとなることなく止まることができ扱いやすい(左足スペースも広く快適)。
視界は結構広く、車幅も意外と気にならずベストサイズ(CR-Vより気にならず扱いやすい)
360°モニターがあるのも嬉しい。
これまでパワー以外はヴェゼルに非常に似た味付けですが、乗り味は結構違います。
ZR-Vは18インチで、細かいコツコツ感が目立ちました。
段差の衝撃は尖ってはいませんが、ビンビンと硬めの衝撃は入ってきます。
ですが、ボディのブルブ感や頼りなさは気にならない。
また、背が高いSUVなのにカーブ時の体の持っていかれ感もそれ程気にならず。
足周りが硬めだからか新型シビックのように強めのカーブにも答えてくれ走りも楽しめるSUVになってました。
ヴェゼルより大きくなるため、それよりマイルドな乗り味をイメージしていましたが、意外と足周りは硬く走りを楽しむタイプだった所は意外でした。
そして、CR-Vではシートの印象が良くなかったのですが、このZR-Vのシートは支え硬さ共に丁度良い味付けで良かったです。
この車で一番気になった所は50キロぐらいから結構目立つロードノイズ。
室内が静かなためなのか、ここは結構目立ち気になりました。
個人的にここはヴェゼルとの差を見せてほしかったです。
足周りのシッカリ感以外は、ほぼヴェゼルの乗り味って感じですね(ヴェゼルが良すぎる)。
ヴェゼルのような満足できる走りに加えてヴェゼルより大きなSUVを求める方にオススメですね。
♯車
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♯ファミリーカー
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♯ハイブリッド